ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

週刊少年ジャンプ、2017年6連新連載雑感及び打ち切りサバイバルレース予想

週刊少年ジャンプ - Wikipedia

という訳で今世紀初ということの一改編期に6つ新連載という狂気がともかく終わった。
なのでそれぞれの作品の雑感と今後の打ち切りサバイバルレースについて簡単に考えていく。
長期連載が終わっていき、さらに最終局面にありそうな作品もまだ抱えている週刊少年ジャンプにおいてこれからのジャンプを担う存在の確立が急務であり、根気の新連載はそれを意識して考えるべきである。

ではスタート。

ぼくたちは勉強ができない
筒井大志
とりあえず3+1人での、同級生間での教師役と生徒役という立場でのラブコメ。そういう風に書いてみるとやや新しいというか面白い目線というか?
やや気にかかる描写もいくつかあるが魅力は色々出てきている。
とりあえずは生き残るだろうが、長期連載をするには今一歩足りない感?今後の展開で大きな動きが欲しいところか。


U19
木村勇治
ディストピアっぽい世界観での異能バトルということになるか。
色々ネットでの評判を漁るとまあボロクソに言われているのが目に付く。ともかく展開の遅さと設定面の納得しにくさなどが問題視されているか。
しかし案外、漫画読みでない人には受けるかもしれない、という感覚もある。大きな期待はできないが、まだ可能性は残しているか?


ポロの留学記
権平ひつじ
逆異世界モノコメディ。
作画面で週刊連載に対応しきれてないとの批判があったが最新16号ではまともになってるのでアシの用意が付いたか。
とはいえ、内容もあまりとびぬけた良さというのが感じられない。減点法ならまだしも加点法では今回一番厳しいか?


腹ペコのマリー
田村隆平
TSラブコメ。コメディが重心のラブコメ。
長期連載アニメ化経験者の作品だけあって非常に高い安定感。だがこの人の作品はアニメ化まではいってもそれ以上はなさそうな、受けは広そうだが役満にはなりえないような打ち筋、麻雀で言うと。
あらゆる安全策が講じられているが、中堅を追い越し看板作品となり得るにはもう一つの飛躍が必要だ。とりあえずは作者前作べるぜバブ越えが第一目標か。注目。


Dr.STONE
Boichi(作画)
稲垣理一郎(原作)
今回の台風の目か?アフターディザスターもの、文明の再建、壮大なSFだが、それだけにどういう風な作品になるのか見当もつかない。
非常に濃い濃いキャラ付けは、キャラクター戦略としては有効である。私の好みではないが。
瞳孔に注目したい。


ROBOT×LASERBEAM
藤巻忠俊
黒子のバスケの人のゴルフ漫画。
スポーツ漫画の第一話としては王道でありお約束でありお手本にできる。
キャラを絞ってキャラ付けをうまく濃淡漬ける作者のやり方は集団スポーツであるバスケよりもゴルフで発揮できるか?
今回もまた物理法則ギリギリを攻めるようで、キャラの扱いなんかも含め非常に私ごのみである。
第一話だけで多くを語るのも問題だが、あるいは黒子越えまですればジャンプを支える柱の一つとなり得るだろう。


とりあえずロボが第一注目で、その次が石、三番目がマリーで四番目が僕勉、あと二つは厳しいがU19の方が這い上がれる可能性はありそう、という風に予想しよう。



で、ジャンプ打ち切りサバイバルレース。そろそろ来期だが、近いところの前期新連載のナンバーワンやもうちょい前のネバーランドは結構好評のようなのである程度長い連載組が危ないか。

左門、斉木などはそろそろきつい?終わりそうな展開を挟んでいるが。銀魂は引き延ばしを食らってるのかな。
それ以上となるとゆらぎ荘やナンバーワンなどがヤバイ?U19とボロが突き抜けの可能性も出てくる。
案外終われそうな作品は多く、全てある程度長く続くこともあり得るか、


まだ結論を出すには早いがだからこそ想像の余地がある。
とりあえずロボが一押しだが他も含め色々状況を俯瞰していきたい。
  1. 2017/03/21(火) 04:00:01|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:0

ヤングジャンプ連載漫画「うらたろう」第27話感想

上げたらしっかり落とす作者である。まあろくでもないことになるだろうなと思って読んでいたら案の定。
実際上げて落とした方が絶望も深まると?


しっかし、これ打ち切り展開臭いよね。掲載順もいい加減やばかったしまあアレなんだが。
とはいえ作品の評価とは終わった時に決まるもの。どう終わらせてくるか。


熊童子でいいんだよね?まあ有能。金熊童子はかなりの無能だからなあ。

で、ちよ死んじゃった訳だけど、黄泉比良坂だし生き返ったりする?
まあ、作者が作者だし死んだまま地獄のような展開を続けて終幕という展開もあり得るわけだが。

妖怪の王誕生。どうにかなんの?まあどうにもならず終わりって話は無かろうが。
天皇と教経生きてるしあの辺とかとどうにかするんかね。つーか実際天皇も死なないしそのまま一緒に暮らせばいいじゃん説もある。

義経と犬に関してはもうなかったことになってると思った方が良いかな。

何にせよ来週も注目。

テーマ:読書 - ジャンル:サブカル

  1. 2017/03/16(木) 21:35:35|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:0

ヤングジャンプ連載漫画「うらたろう」第26話感想

もう黄泉比良坂へ到着か。
鬼共も細々道中で待ち伏せせず最後のところで全員で待ち受けるというのは戦略的期には正解か?

っつーか金熊仲間枠になっとるし。

なんか桃、ドラえもんのひみつ道具的だなあ。


微妙に掲載順とかで連載やばそうな雰囲気もあるけど、どうなんだろう。
鬼共はまだまだ出てないし伏線も色々あるにはあるが……


というか鬼もかわいそうだよな。
相手が強すぎる。教経なんだこいつ。基本的に隠しボスが仲間になってるような印象がある。でもやっぱ鬼の幹部連中と比べると厳しいのだろうか。

で、奇妙に狂った夜空で告白。ロクなことになる気がしないがどうなることやら。まあ次週にも注目。

テーマ:読書 - ジャンル:サブカル

  1. 2017/03/10(金) 07:48:34|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:0

ヤングジャンプ連載漫画「うらたろう」第25話感想

一巻速攻重版はいいんだが二巻は?重版してたら書いてるだろうし掲載順的にもそろそろやばいのでは…… よくわからんが。

金熊尋問回。千代はどこまでも聖人。
うらたろうと安徳天皇は邪悪。特に安徳天皇は悪役なのになぜか仲間になってしまった感が強いよね。拷問が好きってな。
うらたろうもな。どちらかというとチンピラよりだよな。


とりあえず今回、契約とそのルールが明かされたと。
要は鬼と平家との契約を白紙にすれば妖怪の王は堕胎ができる、かも。
契約が源氏の勝利を覆したそれの事を指すとすればすなわち源氏の勝利という現実の世界線に持っていけばいいという話?ここで源義経が重要になってくる?
しかし時空をどうこうしなければ無理だぞ?安徳天皇活きてるしっつーか不死だし。
それともほかに道が?



絶望を食らって成長する妖怪の王。
空亡とかだったりする?ふーむ。
まあここからどうなっていくか。来週次第か?はてさて、何にせよ注目。

テーマ:読書 - ジャンル:サブカル

  1. 2017/03/02(木) 15:49:28|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:0

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島」第一巻感想

公式

そういえば単行本が出てて、買って読んだので。


ククルス・ドアンの島。テレビ放送時の初代ガンダムの一エピソードである。
話としては太平洋の島に武装をしていないザクがいて、ジオンからの脱走兵ククルス・ドアンが島を守っている中、アムロがコアファイターに乗ってその島を訪れて…… といった具合であろうか。

しかしテレビアニメを再編纂した劇場版機動戦士ガンダム、及びアメリカで放送されたバージョンのテレビアニメでもこのエピソードは省かれている。
何故かというと、エピソードが独立しており省略が可能であったこと、そして作画のクオリティが著しく低かったことが理由として挙げられる。
ではなぜそういうことになったかというと、これは制作時から織り込み済みであり、クオリティが悪いとわかっているスタジオを使うことで他のエピソードのクオリティを高めるため、つまりはククルス・ドアンの島は捨て回だったということである。

しかし、その妙に崩れて味のある作画、やや設定的におかしなところはあるものの抒情感のあるストーリー、そして魅力あるキャラクター、何より偉大なガンダムシリーズの初代の一エピソードだったという点から一種カルト的な人気を持つエピソードであった。


後年、機動戦士ガンダムのキャラデザ、作画監督を務めた安彦良和が漫画雑誌ガンダムエースにて機動戦士ガンダム THE ORIGINを連載。大ヒットした。
しかしその中にもククルス・ドアンのエピソードは含まれていなかった。物語全体のストーリーに絡まず、そもそもからナンセンスな点も多いからだ。


このまま忘れ去られてしまうのか。ORIGINも劇場版アニメになる中、一つの漫画がガンダムエースにて連載される。
それが「機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島」である。
ちなみに、どう見ても安彦絵に見えるが著者はおおのじゅんじ。機動戦士ガンダム外伝ミッシングリンクを描いた人である。ORIGINということで絵を寄せているのだろうが、絵だけでなく微妙な作風や間まで完璧なのがすごいところ。

脱走したククルス・ドアン、及び彼が指揮した開発訓練Y-02小隊の面々の過去と一年戦争時現在の話となっている。
ドアン自身だけではなくドアンの指揮下で働いた部下たちがどのような影響を受けたのか、という具合で周辺から探っていく形を取っている。そこからドアンがなぜ脱走したのかというのも考えることもできる。
ドアンの脱走によりY-02小隊の人員はバラバラに各戦線に送られており、一作品で一年戦争を楽しめるともいえる。

開発訓練小隊ということで、設立当時はORIGINで示されたモビルスーツの原型たるYMS-03ヴァッフやMS-04ブグなんかを扱っているところも非常に楽しい。モビルスーツ自体のテストパイロット共という訳だ。
個人的には、まあモビルワーカーもそうだがデザイン的に原型というにはザクに寄りすぎていてもっと原始的な機構、形状が欲しかったなと常々思っているのだが、まあわかりやすいところもある。
この辺もゲームで出ないかなぁ。Gジェネはコスト、あんま関係ないのもなあ。安い奴は安いだけの価値があるようなのがいいんだが。EXVS系も大雑把だし。


感想としてはかなり楽しめた。
やや奇抜な、過去と現在を行ったり来たりするような内容であるがその効果が上手く出ている。ドアンという人物がどれほど大きな影響を小隊各員に与えていたのか、それがなぜ脱走などしてしまったのか。過去と現在の往復回想にてそれぞれの登場人物がわかってくる。
マイナーなモビルスーツマシマシであり、この辺もORIGINで過去のMSが確定されたことで色々出しやすくなったものであろう。その中でマイナーなガンダムなんかも出てきて賑やか。ゴッグも出てくる。ORIGIN本編でもやったモビルスーツ開発史をより穿って描写しているとでも言おうか。
派手な面白さで読者を振り回すタイプの漫画ではないが、既にある機動戦士ガンダムの前提を深く知っている人にこそ感動されるものであるように思える。

ククルス・ドアン。テレビバージョンでもやや浮世離れしたところがあり、求道者めいていた感じもあった。実際作画崩壊により彼のザクはスリムに描かれ、それが清貧さの象徴であるとかアホみたいな説もあった。
脱走は軍における最大の罪である。それをしたククルス・ドアンは何を考えていたのか。それを周辺から完全に描き切ろうという作品であるように感じた。
テレビアニメに一エピソード、それも捨て回をよくもここまで膨らませるものだという感じもあるが、やはりあのエピソードには不思議な魅力を感ずる人も多かったということだろう。私も好きだ。
今現在一巻が発売されていて、ガンダムエースでは未だ連載中。テレビアニメでやった島でのエピソードもやるとすれば最低でも3巻、長ければもっといくらでも?まあ5巻ぐらいが妥当だろうか?まあ面白ければ何でもいいが。

一年戦争ものばかり人気なのは良い兆候とは言えないが、やはり良い作品は評価したい。
ククルス・ドアン。殆ど必然性なく生まれたキャラクターだが、今もこれからも語り継がれる魅力を持っている。

テーマ:読書 - ジャンル:サブカル

  1. 2017/02/26(日) 14:49:09|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:0
前のページ 次のページ