ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

ねじまきカギュー5巻感想

ねじまきカギューの単行本感想記事。
ヤングジャンプの連載の感想記事は大体木曜に動画紹介記事に載せて毎週書いてるよ。
ネタバレ注意。5巻分だけでなく平気でそれ以降の連載分までネタバレしてるので。ねじまきカギュー全体の今後の展開についてかんがえてるところもあるかも。

一巻感想記事
二巻感想記事
三巻とか感想記事
四巻感想記事


マブルゥ・窈・生徒会編。複雑に要素が絡み合いながらその全てが衝撃的な印象を残す。
とにかくマブルゥ無双は見もの。


表紙はマブルゥ。螺旋巻発条脚?マブルゥの発条脚、撃つ時天地が逆になるのよね。一応飛び蹴りの形になるのか。
裏表紙は生徒会一同がポーズとっているのを対峙しながら見つめるマブルゥとカギュー、カモ。確かに芝居染みてて空気読めてないよね。その辺が衿沙の「空虚に聞こえる」という原因か。

カバー裏は窈の失恋顔。本編のように見開きで真ん中が切れてないので見やすい。

カバー折り返しの作者自画像はなにやら意味深。作者結構感性が奇妙なところもあるというか。潔癖症なところあるのかな?漫画家っぽい漫画家なイメージもあるが。
後ろの折り返しはカギューちゃん。いいコマ持ってきている。

帯。ハチワンダイバーの人が中山先生を褒めてる。同じヤンジャン勢。
あと、ナ夏ヤ祭りがどうとか。確かにプレミヤ付きそう。


本編感想。

マブルゥ。大物だけど危険人物といった風に描かれている。

強さ議論的には理事長やアリス、森といった大人を除外して考えれば最強だろう。しかし、衿沙の強さは未知数だが。
病弱設定があり、衿沙達に追い詰められた時血を吐いていたが、連載では窈の料理でかなり体質改善されているようだ。
これは再登場した時やはり厄介になりそう。本質的にはカギューの味方、家族であるので、カモセンセ次第か。カギュー達と協力して衿沙を倒す展開になるか?

家族という概念を大切にする。妹であるカギューを愛でる事は甚だしいし、カギューに危害を加える、それに準ずる行為をした者には制裁を加える、衿沙に道を開けさせる脅迫にも生徒を家族同然に云々いってたし、窈にも「十兵衛の家族になりたいか?」と誘惑している。
カモセンセは生徒を平等に愛する。それではカギューと家族にはなれない。その辺がマブルゥ編の肝なのね。カモセンセの行動にかかっているか。

というか、かなりやりたい放題やっている。我他彼姉妹、サーセンペコリンチョ達を螺旋巻拳でフルボッコにして、カモセンセを奇襲、生徒会達の攻撃をかわしながら、紫乃や富江朱羽をKO(カモセンセを始末までは出来なかったが左腕を折っている)。張り切りすぎて体力無くなった後も窈人質にして逃げた後、人質の家に匿われるという暴挙。そして動けない間に窈を扇動する……
割とマブルゥ巻である。表紙もマブルゥだし。

おまけ漫画では野良猫に餌やって窈に怒られる。イマイチペットとかそういう概念はよくわからないけど、窈も結構はっきり言う。マブルゥも本気で怒られるとしょげる。かわいい。
……このままだと、窈、マブルゥルートいっちゃうんじゃね?結構フラグが蓄積してるような。

マブルゥは一貫した性格だが、それでも様々な一面を見せる。
衿沙が様々な性格や裏の顔を持っているのに、生徒達には良い生徒会長としか思われていないのと対照にしているのか。
マブルゥも中々考えられた良いキャラである。


生徒会。とりあえず、5巻で活躍してる後上貞鳥、後上亜鳥、二千恵衿沙について。
裏表紙にカラーがあるのがいいね。貞鳥亜鳥の髪はミクみたいな色、衿沙の髪は理事長と同じく薄紫。安吉良の服も。

貞鳥と亜鳥。双子?クールな黒色メイドとほんわかした白色メイド。
コンビでマブルゥを追い詰める。コンビネーションも含めればマブルゥに次ぐ強さ?次巻以降で名前が出てくる安吉良やラムと比べてどうなのか。
鎖を操る戦い方。ヤングジャンプの今の展開では生徒会タワーで温存されているが、今後の出番はあるのか。カギュー辺りと闘ったりする?どう展開するかわからないが、格の面からするとその辺りが妥当か。
闘い方とか台詞やポーズがかっこいい。結構好み。

衿沙。生徒会長にして風紀委員長を兼任する事になる。理事長の愛娘で親子仲は非常に悪いように思えるが……
生徒を愛する云々は建前のようだが、生徒人気は非常に高い。いくつもの顔を使い分ける……
と、非常に設定が濃いお方。この漫画は能力ものでない、格闘技や技で闘うバトル漫画なのだが、衿沙は声で支配する異能力を持っている。アリスやマブルゥにも効いている描写があるし、生徒全員に呼びかける効果もあるようだ。能力に頼るだけか、身体能力も凄いのか。自己暗示によって(?)性格と顔を変えられる能力も持っているようだが。
支配欲が非常に強く、卑怯な事もするし嘘もつく。しかしそれでも生徒会の面々には慕われているようだ。その辺の描写も今後あるのだろうか。注目である。カリスマ?


理事長やアリス、森センセは積極的には物語に関わってこない。その辺りは次章以降に持ち越しか。

物語の軸として、まず一つカモセンセの、八方美人ともとれる態度への答え。カモセンセは「教師」という概念を重視している。その理由は後に描かれるわけだが、それとカギューの愛とどう決着すべきか。それがこの漫画自体のテーマでもあるだろうし、マブルゥが問題視している点だ。
ここに決着して始めてこの章を終われると言う訳だ。

そして、窈の恋心。女装少年で、カモセンセが元々好きだったのに、カギューちゃんに惚れるというややこしい展開。ある意味では両刀。
5巻以降で色々画策しているようだが、どうにも上手くいって無い気がする。このまま手をこまねいているとマブルゥルートになりかねない。カギューの家族になるのは間違いで無いし。

更に、衿沙の野望。理事長を見返すという考えもあるようだが、どうにもまだ謎が多い。
生徒会長と風紀委員長を兼任しての学園の支配は理事長を見返すため、というのが一つの意味のようだが、5巻以降の連載で、やたらカモセンセに絡んだり、変化する顔の元の顔がわからないという伏線もある。
個性狩りは理事長への嫌がらせでもあるようだが、理事長も弱い個性を潰すような真似はしている。両方とも支配欲が強く、親子らしいが何か不気味だ。
もしかしたら衿沙もカモセンセに恋するというオチもある。


マブルゥの思惑、元風紀委員や朱羽達の修行の成果、刻一刻と変化する状況。
予想は困難だが期待は裏切られないと信頼できる。
連載では対生徒会バトルが本格的に始まった。バトル描写に期待である。新技とかバンバン出して欲しい。
生徒会達の深い描写にも期待。今後の展開には強く注目したい。単行本の売り上げとか外の状況も。
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テーマ:読書 - ジャンル:サブカル

  1. 2012/06/20(水) 08:47:22|
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