ネット世代の雑評論

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東方求聞口授、次回作以降への伏線を考察

東方求聞口授、読み返しながら全体、及び部分ごとの感想。第三部まで。
東方求聞口授、読み返しながら全体、及び部分ごとの感想。第三部から最後まで。
東方求聞口授、キャラの危険度、人間有効度の分析
東方求聞口授、キャラ設定についてまとめて分析・考察


という訳で、今回は次回作に繋がる伏線や、重要設定を探して考察してみる。


三者の動向。

神奈子、白蓮、神子はそれぞれ守矢神社、命蓮寺、仙人達の頭領である
三人の目的が三勢力の動きとなる。

神奈子は信仰を集める事が目的。神は人間に信仰されないと存在を保てない。そのために幻想郷にきた。
信仰により人間妖怪関係なく精神的に豊かな暮らしを行わせるという発想である。
信仰を集める手段としては技術革新が好みであるようだ。茨歌仙でもその様子が描かれた。ちなみに守矢神社には外の世界の物がたくさん眠っているらしい。河童に科学技術を小出しにして生活費を集めている。
天狗社会とは確執が続いているようだ。

白蓮は「幻想郷で不当に低い身分に扱われている」妖怪達や争いを望まない妖怪達を仏教の力で救い、更なる高いステージへと導いていくつもりらしい。
阿求の記述によると人間を憎んでいると考えるのが自然……らしい。あくまでも妖怪の味方。殺生を行わないと宣言しているが。
部下の妖怪達は戒律を守っていないものも多い。妖怪に仏教を教えるのはナンセンスかもしれない。

神子の目的は誰にも邪魔されずにのんびり暮らす事、理想は世俗を超越して何も無い世界で優雅に暮らす事、らしいが幻想郷の為政者になりたいという未練も残っているようだ。住民に望まれてと言う形で?法律と言う言葉にも強く反応していた。
仙人であるがちょくちょく人間社会に手を出している。人間には協力的。
なにやら新聞では魔法的物品かオカルト商品か良くわからないものを人間相手に宣伝していた。


これらからわかるとおり、他の勢力と比べて幻想郷を変えようという嗜好が強い事がわかる。

神奈子の技術革新云々の話は茨歌仙でもたびたび話題になったりしている。山の妖怪との関係の詳しい描写が欲しい。幻想郷オール電化?あるいは幻想郷全体に及ぶ影響を与えるかも。エネルギー問題に取り組んでいるようだが、その成果が上がる日は来るのか。茨歌仙でその辺りの話がまた出るだろうか。

白蓮、守矢神社は神霊廟でもわかるとおり、かなり信者を増やしているようだ。古明地こいしも在家の信者となったし、人数的には既に一番大きな勢力である。戒律を守らない妖怪も多いようだし、これから様々な火種になりそう。白蓮自体よりも命蓮寺勢に注目か。
そういえば、一輪は元人間らしいが……

そして神子。自分の力を増大させ天人となり不老不死になる事が望みといっているが、為政者の欲も捨てれないようだ。道教の性質からこれ以上仲間が増える事はなさそうだが、人間の里関連で大きな動きがあるかも。布都も主人公候補だし、青娥も何をやらかすかわからない。
仙人は最終的に天人になると言う。天子関連もあるだろう。

そして、三者に入らない地霊殿勢。
さとりは引きこもりで文学少女。書いた本が幻想郷に渡るということはありうるだろう。その辺に期待。また神子の能力との類似性も気になるところ。
お空は守矢神社勢と関連が深い。核融合発電は余り上手く行ってないようにも思えるが、そこら辺の描写にも期待。あまり幻想郷へ訪れないようだが……
こいしはやはり、命蓮寺の在家信者になった事が一番大きいか。結構幻想郷にも遊びに来るようなので通りすがり妖怪としての活躍に期待できる。命蓮寺関係でどういう展開があるだろうか。
お燐。死体と話せるのは良い。でも対して新情報無かったね。地霊殿のペットは仲がいいようなので新ペットとの絡みに期待できるか。
後は勇儀。魔理沙辺りとの関係が描写された。地底から出る気は無いようだが、萃香や華扇と言った鬼関連で何かあるかも。魔理沙が仲介?
ヤマメもちょっと設定増えたが、余り期待できない。パルスィも。キスメはダブルスポイラーと余り変わらない凶暴設定だけだし。

地霊殿の面々はそれぞれの勢力にバラバラに関わっているようにも見える。地底の妖怪も地上で見るようになっているらしいし、今後の活躍も期待できるだろう。



外の世界関連。

技術的には進んでいるが、精神的には進んでいないと言う話。
ちょうど幻想郷の外の世界を扱う秘封倶楽部の鳥船遺跡が出たが、なにやら二人の能力も増しているらしく、興味深い内容だったという。
これからいつか原作STG辺りで外の世界が重要なテーマとして取り上げられる可能性も否定できない。旧作ではあったし。

幽霊は外の世界のミステリースポットに赴くことも出来るらしい。マミゾウやぬえも何らかの連絡手段を持っていたようだし、神奈子達は神社と湖ごと移転してきた。結界もある程度はなんとでもなる。

外の世界では忘れ去られたものが幻想郷にある。そう考えると、東方的外の世界を予想することは難しい事ではないのかも。
忘れ去られたものが幻想郷に来るのなら、何もしなくても徐々に近代化していくのだろうか。

なんにせよまだまだ曖昧だし、外の世界あっての幻想郷であるからこれからも外の世界から来た妖怪や物体が一騒動になる話は多いだろう。



妖怪退治と平和

星蓮船や神霊廟、茨歌仙でもあったテーマ。
霊夢は妖怪退治を生業としている。人間は妖怪に脅かされ、妖怪は人間に退治される。これが幻想郷のルールである。

表面的には妖怪退治こそが正義だという霊夢だが、たびたびにブレる。
妖怪退治を生業にしているものの、
白蓮には、

貴方は……本当は私と同じ考えを持っているのでは無いですか?
妖怪も人間も同じ、法の下で全て平等に生きるべきだと

と指摘され、
神子には、

君は妖怪退治を生業としていますが妖怪に与するものにも見えます

と言われている。

求聞口授の対談の最後では、神子に本当は暴力以外の平和を望んでいると言われている。


もちろん霊夢が闘わなければゲームにならない訳であるが、これほど何度も描写されると否応無しに伏線としてみざるを得なくなる。

妖怪退治が仕事で、唯一仕事には誇りを持っていそうな霊夢だが、妖怪との平和を望む心もある。

つまり次回作以降の敵はこのアンチテーゼだったり?「正しさ」を重視して戦争を引き起こすものとの戦い。東方的じゃ無い気もするが。最近の宗教の流れがまだ続くならキリスト教、十字軍などが思い浮かぶが……

結果的に(エンディングとかで)、「法律」らしきものを新しく作るという話はあるかもしれない。それなら神子も絡めるだろう。紫や永琳、映姫など実力者過ぎて中々出せない面々も再登場させる事ができるかもしれない。


幻想郷は自由な場所である。自由と平和は対立項として語られるようになって久しいが、自由と平和を兼ね備えた場所こそ楽園といえるのではないか。幻想郷は楽園足りうるのか。

神奈子は幻想郷は動物園だと例える。動物園は楽園と言えるのだろうか。妖怪が幻想郷の支配者である。真の幻想郷の人間の独立。神子と関連するかも?



その他、細かい伏線足りうるものなど。

白蓮も神奈子も信濃に関係がある。まあ神主が長野出身と言うのが大きいのだが、また何かあるかも?外の世界との関連も。

神子は幻想郷について勉強中。無知なところがある。そこが理由で何らかの騒動が起こることもありうる。華扇も結構幻想郷にいるはずなのに割と幻想郷について無知なところがあるよね。というか、幻想郷の情報格差というのも大きいような。霊夢達は異変について当事者だから良く知っているだろうし、新聞も読んでいる。でも例えば響子とか神霊廟の話も芳香辺りまでしか知らないみたいだし……

諏訪子が表立って活動しない理由。求聞口授でも謎とされているが、実際どうなのか。
ものぐさなだけ?他にやることがあるのか?

早苗のように幻想郷に定住した外の世界の人は少ないらしいが、ちょっとはいるのだろうか?新たに来る可能性も否定できない。早苗は現代っ子なのでたいした情報も持ってなかったけど。

外の世界の現役の妖怪はどれだけいるのか。また少しは幻想郷に来るのだろうか。来るとしたらその土地に大きなルーツを持った妖怪?

マミゾウは外の世界での動物の全滅に気をかけている。動物側の立場?妖怪側という以上の何かがあるのかも。
マミゾウは狐が嫌いらしいが、狐と狸で何らかの騒動に発展するだろうか?藍との絡みも気になる。

外の世界には人間となった狸とかがいるらしいが、それが東方作品中に現れる事はありうるだろうか。外の世界の人として?どういう扱いになるのやら。

ぬえ。キマイラがどうとかは、なにか鳥船遺跡にも出たらしい。ぬえと関係するのか?UFO、宇宙にも縁ぶかいキャラだが。霊夢達、衛星トリフネにいっちゃう?

妖怪リモコン隠しとか、睡魔とかマーフィーの妖怪は幻想郷には出るのだろうか。
キャラとして出ると出オチだが。

妖怪パンクライブ。新音楽ユニット。プリズムリバー三姉妹との関連は?

どれだけの妖怪が命蓮寺に入門しているのか。お燐やヤマメも一応行ったようだが……

河童バザー。非想天則や茨歌仙で言及されるが本編に絡む事はあるのか。茨歌仙辺りで何か来そうだが……

力が支配されると言う地底世界。再び舞台になる事はあるのか?妖怪との平和と言うテーマ関連で何かあるかも知れない。

結局どこまで天狗や河童は外の世界の道具を使っているのか?天狗や河童の住処の描写が欲しい。

宮古芳香の生前。やはり華扇と青娥の仙人コンビを引き合わせるきっかけ?そうなると他の道教勢も関連してくるのか。そもそも華扇は東方のキャラでもかなり無知なほうのような……地霊殿の異変を知っているのだろうか。

妖怪も色々商売をしている。求聞口授でも結構描写があった。今後の作品でその様子が描かれるだろうか。
前作である求聞史紀ではミスティアの焼きヤツメウナギ屋台の話があって、その後三月精で描写されたが……



ともかく、伏線は拾われなければ伏線ではない。
結局のところ、神主の中でも先の事は未確定なのだろう。
この記事ではあくまで可能性がある展開を考えたまでである。

あるいは好評ならば、その話が描かれるということもあるかもしれない。
とにかく、求聞口授では様々な興味が持たされた。今後の展開に大きく期待できる内容であった。
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テーマ:東方 - ジャンル:サブカル

  1. 2012/04/30(月) 22:06:56|
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