ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

東方求聞口授、読み返しながら全体、及び部分ごとの感想。第三部まで。

とりあえずの感想回。事細かに読み返すのでちょっとした分析とかも入るかもだけど、真剣に考察するのは次以降の記事でね。


まず表紙。
サブタイトルのフォントが凝っている。ラーメンの器のギリシャ模様みたいなフォント。
表表紙は霊夢がババーン!実際対談に乱入してきてるしな。清々しいまでの腋巫女。
紅白の陰陽玉が三つ舞っている。というか、見る角度を変えたらちゃんと陰陽玉もそういう形に見えるのね。てっきり全方向から見て陰陽魚の模様に見える代物ではないかと思ってたが。
ドロワーズがちらりしてるのとかはいいとして、霊夢の服のスカート部分に見かけない印。陰陽道関係の模様?やはり霊夢は道教・陰陽道の力を使う巫女と言う設定は重要なのだろうか。
背景は鏡?龍が龍の尾を噛んでいるデザイン?ウロボロス?もっと後ろに博麗神社?
表表紙の折込は天狗、文とはたて。二人の新聞の記事載ってるもんね。

裏表紙は白蓮(法界?)、神子(寺?大祀廟?)、妖夢(背景は桜、白玉楼?)、早苗(無数の柱が立ち並ぶ湖)、そしてレミリアと魔理沙。レミリアは一回たりとも本文中で言及されていない。
レミリアと魔理沙はなにやらキノコに怪しげな液体の入ったフラスコを散らかしながら本で調べ物をしている?レミリアなんかいいな。本文中では存在を仄めかされてさえいないが。まあ紅魔異変の話は微妙に新聞に出てたけど。
裏表紙の折込には二人で酒を飲む神奈子と諏訪子。神奈子は主役の一人だからいいとして、地味に諏訪子も出番多かったような。結構意味深な設定や強キャラっぽい設定とかあって人気が更に上がりそう。

表紙をとると昔風の本っぽい演出が。裏には「博麗神主」の印が。


表紙全体としては賑やかで結構好み。一応出てるキャラは重要なのかな?早苗はそんな重要でも無いけど風神録以降の東方という区切りでは重要か?妖夢は本文中ではたいした活躍無いけど、まあ神霊廟で自機だったし。レミリアは、特にでてる理由が無いな。まあ紅妖永三部作のラスボスである幽々子と永琳がちょこっとでも言及されてるのに、レミリアだけ出てないというのもアレだから裏表紙にカラーで出たという話?まあ魔理沙と良い関係のようで。



表紙を一通り鑑賞し終わり、本文を読み始めると序言だかなんだかわからないがこんな文章が。
「知、仁、勇は天下の達徳である。
ならば、三者をここに集えよう。」

ググッたら「知、仁、勇の三者は天下の達徳なり」というのは儒教の四書「中庸」から引っ張ってきたものらしい。
なるほど、儒教キャラは地味にいない、呼ばれてない。であるからこそ文章が中立に働いている?
達徳とは徳の中の徳と言うぐらいの意味らしい。
この言葉は阿求の文章か?三者とはここではいうまでもなく集まった三人。
知は道教により世界の真理を究明したいと思っている豊聡耳神子だろうか?仁は優しさ、妖怪への慈愛を多大に持つ聖白蓮か。勇は戦争の神でもある八坂神奈子か。
全員が宗教家。それぞれの徳を持つ彼女達を呼び寄せる事で幻想郷の宗教の未来を窺うというところだろうか。



とりあえずこの記事では細かい事実とかは無視していこう。流れを読んで感想書いてく。
目次とかは飛ばして、第一部。
「新勢力は幻想郷に何をもたらすか」

阿求が聞き役、魔理沙が司会、神奈子、白蓮、神子で三者会談。
魔理沙が丁寧語で喋り始めようとするのを阿求が咎めるのが笑える。

第一部は各々の自己紹介。
神奈子は外の世界の現代を知っている。逆に言うと他二人は知らない。
白蓮は神子と敵対している。
神子は外の世界では忘れ去られて神のような存在となっている。

宗教家としては、神子は道教の仙人らしく自分が良ければ良いという考え。
白蓮は他者、妖怪を救うという発想らしい。
神奈子は宗教によって精神的に豊かにさせる代価として信仰を得ると言う考え。


ラスボスとして全員温厚な性格を持ってるという印象だが、目指すところは全く違う。全員自分が正しいと思ってる辺り宗教家だなあと感じた。


でキャラ設定。この辺は次回以降の記事で詳しく見ていくつもりなので特に気になったところだけ。
神奈子、諏訪子、白蓮、神子、早苗。

能力は自己申告制、これはこの本で出た設定の中でも重要ではないかと思う。

守矢神社は外の世界から来たという長所を上手く使っているようだ。

神奈子と諏訪子は神霊と八百万の神という点で違う。余り諏訪子は表には出ない。裏方担当?諏訪子の能力に関しては詳しい説明があり面白い。計り知れないところがある。

聖白蓮は聖人づらをしているが邪悪な妖怪の見方、人間を憎んでいる、という阿求の評。穿ちすぎな気もするが。戦いは好まないようだが。エア巻物は魔人経巻。電子書籍っぽい。意思を持つ呪われたアイテムだとか。部下の妖怪は全然戒律守ってないっぽいのが今までの二次の認識と比べると大きく変わる印象。

神子。なかなか阿求の印象は良いようだ。性格は意外に軽いけど直接対面すると全てを見透かされている気分になる。
超人的能力は多岐にわたるようだ。耳当ては左も「和」。公式書籍なんだから間違いないはずだよね。あずまあや先生も同じ描き方だったし。
耳が鋭すぎるから耳当て。色々使える耳当て。さとりの能力との差異もちゃんと書かれているのは好印象。人間に協力的だが弟子は小間使いとしか思っていないとかなんとか。道教だし。
こういう風に情報の少ないキャラの設定は貴重だよね。

早苗は現人神だけど幻想郷の人間には神として余り扱われず髪としての力は薄いとか。外の世界の人で定住したのは珍しく、そのことは一応話題らしい。



第二部。
「幻想郷の外の世界の現状とは」

外の世界は技術レベルは高いけど、精神レベルは低いという話。
宗教は精神レベルを上げるという意味合いらしい。

神奈子はマミゾウの事を知らなかった。情報がどこまで伝わっているのかという問題。

幻想郷は昔の妖怪が跋扈していた世界と同じと言う。科学の発展によって失ったものがある世界ということ?

東方における妖怪とは何か、と言う話はなんとなく京極夏彦の小説を思い出す。

幽霊は幻想郷の結界の外にいける?外の世界の設定が結構出てきたね。
秘封倶楽部の面々と幽々子の挿絵が何か良い。真面目にミステリースポット回る事もあるのかね。挿絵情報は挿絵情報でしかないと思うけど。

マミゾウは動物保護論者?狸だから?

人間が傲慢なら三人も傲慢。こういう書き方は嫌いじゃない。

新しい妖怪と古い妖怪の違い。古い妖怪は歴史的要因も含まれてる気もする。

外の世界は現実世界だけど、東方における現実世界がどういう設定なのか(秘封倶楽部?)という事。全ては明かされていないが有力な情報源。


ここからキャラ設定。
マミゾウ、ぬえ、布都、屠自古。

マミゾウの情報は貴重。外の世界からやってきたので幻想郷の妖怪より古典的な容姿と能力を持つ。化け狸の頭領なのでそれ相応の威厳とカリスマを持つゆえ新たな火種となる可能性も。化け狸の能力の詳しい制限。尻尾の大きさが妖力のバロメーター。
外の世界では狸は狸である事を忘れ人間になっていったとか佐渡の金山がどうしたとか色々設定資料集している。

ぬえ。正体不明能力についての説明。行動だけを残すとかなんとか。ぬえはぼっちだけど強い妖怪なので注意。マミゾウとは仲が良いとか。キャラ間の情報は重要。

布都。過去を引きずって妙に古いのが持ち味。道教の勉強をする以前から持っていた神道の力を風水と自己申告。新しいものに適応できない古代人という印象か。神子は蘇る時に現代風の姿に変えた(結果がボカロ?)らしいが布都はそのまま。
修行により能力が高まるのが楽しく、妖怪に理由無しの敵対心をもち、争いが絶えない。自機向けに作られたキャラということなのかな?

屠自古。布都に壷を摩り替えられ亡霊になったけど、快適なので甘受している。神霊廟の設定txtにもあった話。性格はガラが悪く情に脆い。そして怒りっぽい。こういう設定は二次に大きく影響与えそう。会話ないし。台詞はあるけど。
怨霊が雷を落とすのはよくある話で、屠自古はそこそこ格の高い怨霊。でも恨みは消えてるので単に雷が落とせる亡霊。他の幽霊キャラとの絡みが気になるが。



第三部。
「妖怪の今と昔、本当に新しい妖怪とは」

古い妖怪も変化している。天狗を例に挙げての解説。設定資料集っぽい気もする。

妖怪リモコン隠し。うむ。……うむ。

命蓮寺の妖怪は結構不良妖怪が多いという話。白蓮きっちり指導しろ。優しいのはいいけど。妖怪が真面目に修行やってる訳ではない。まあ人間も真面目に修行する僧がどれだけいるか、と言う話。
村紗が小町の船沈めてる描写は中々面白い。
それでも地底の妖怪よりはだいぶマシ。ロクでもねー妖怪が揃ってるからね。アウトローな世界が好きな連中もいる。世紀末。

パンクライブが最近の妖怪の流行。うむ、不良妖怪。


キャラ設定。
にとり、小傘、村紗、響子、一輪&雲山、ヤマメ、お燐

にとり。なんだか東方のレギュラーキャラという印象こそあるが、実際出番はコレまでのところ端役が多く、描写が少なかった。
性格一般から能力、そして「河童バザー」。非想天則や茨歌仙でも言及されていたはずだが、これからの東方でも出るのだろうか?
電気を使う道具も扱えるようだ。

小傘。子供達には人気だけどそれが不満。傘のデザインや名前は一本だたらにあやかったもの。結構重要な設定かも。

村紗。舟幽霊なので危険度は極高。水場ならどこでも注意。挿絵では服はスカート状に見える。

響子。山彦だけど結構鸚鵡返しじゃない。

一輪&雲山。描写が少なかったキャラだけに結構色々書かれている。元人間だとか。実力は高いとか。

ヤマメ。話のわかる妖怪。危険で嫌われてるけど。永遠亭で病気は治すとか。

お燐。また描写の少ないキャラ。能力について詳しく書かれている。性格は明るく単純で裏表が少なく目の前しか見えていない。地底の妖怪は性格じゃなくて能力で嫌われてるのよね。




疲れたのでまずここで区切る。
第四部からの感想はこちら
スポンサーサイト

テーマ:東方 - ジャンル:サブカル

  1. 2012/04/28(土) 04:25:59|
  2. 東方
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<東方求聞口授、読み返しながら全体、及び部分ごとの感想。第三部から最後まで。 | ホーム | インターネット探訪「海外ゲームサイトGamesRadarの“The 100 best games of all time”」>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://tateito1.blog48.fc2.com/tb.php/908-37526896
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)