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クソゲーオブザイヤー2011の候補作が固まった模様

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クソゲーオブザイヤー2011携帯機版 今年の門番「対戦チンチロリン」
クソゲーオブザイヤー2011 据置き・携帯、ここまでの動向のまとめ

クソゲーオブザイヤー。略称KOTY。
一年で最もクソなゲームを決定する2ちゃんねるのスレ企画である。

クソゲー自体は無い方がいいが、クソゲーを巡る文化は面白い。
戦争映画みたいなものか?微妙に遠いか。

まあなんにせよ面白い企画である。
今回はKOTY2011、2011年のクソゲーオブザイヤーの候補作が年を越してようやく概ね固まったようなのでそれらについて紹介していきたい。
据置きと携帯で分かれているが、どちらも紹介する。
※2/14追記 人生ゲーム関連 他修正


参考のために2007年から2010年までのKOTY大賞をまず紹介していこう。
KOTY据置きゲーム2007年大賞
四八(仮)

近年のクソゲーの中でも最悪の出来、十年の一度のクソゲーと称される。

アドベンチャーゲーム、ADVと呼ばれるジャンルで、テキストを主とした内容でこのジャンルはクソゲーになりにくいとも言われていたが、四八は酷いシナリオの数々、致命的なバグ、どうしようもないシステム、クソUI、下手なスナップ写真のようなグラフィックと考えられるほぼ全ての点で終わっているというミラクルを叩き出した。

更に会社の対応も酷く、クソゲーとしてパーフェクトだったのではないか。


KOTY据置きゲーム2008年大賞
メジャーWii パーフェクトクローザー

派手なバグが有名なKOTY大賞。漫画を原作とした野球ゲーム。

バグと不具合が非常に多い。テンポも悪い。
キャラゲーはキャラゲーであるが故にゲーム性自体は甘く見られる傾向だが、そういうレベルをはるかに通り越した聳え立つクソ。動画で見るとわかりやすいだろう。

原因は製作期間不足だとか。クソゲーの祖たるアタリのETからの伝統か。


KOTY据置きゲーム2009年大賞
戦極姫~戦乱に舞う乙女達~

とにかくバグに尽きる、エロゲー界からの刺客。

もはやまともにプレイすることは不可能。操作不能、パラメーター変動、消滅、ワープ、グラフィック崩壊、詰み、フリーズ……

ゲーム中のバグというよりバグの中のゲームといったところか。


KOTY据置きゲーム2010年大賞
ラストリベリオン

レベルを上げて物理で殴れ。それだけのRPG。

RPGというのも殆どシステムは完成されているジャンルである。もちろんシステム面で冒険したRPGも多い。
だが、ラストリベリオンは古典的なJRPGシステムだが、それでいて失敗している。JRPGのテンプレートに乗っ取って皮肉のように全要素で失敗している。

バグは少ないが褒める場所も無いストロングスタイルのクソゲー。


KOTY携帯ゲーム2007年大賞
アパシー 鳴神学園都市伝説探偵局

2007年据置き大賞の四八と同じシナリオライターが担当するADV。

とにかくクオリティが低い。分岐も伏線も意味が無くなる打ち切りEND。フリーズバグやクソミニゲーム、誤字と隙が無い。対応も悪い。

据置きと携帯の二冠。
※追記 「ONI零 戦国乱世百花繚乱」とのW受賞だったらしい。まあこれもシナリオライター同じでシステムひどい特徴あるから同じだけど。つまり三冠。


KOTY携帯ゲーム2008年大賞
高校野球育成アクションゲーム めざせ!甲子園

やはり据置きとリンクする野球ゲーム。

そもそもルールからしておかしな事になっている。アウトがフェアになりセーフがアウトになるようではこれは最早野球ではない。

携帯ゲームKOTYには夏の怪物が潜む。


KOTY携帯ゲーム2009年大賞
戦極姫~戦乱に舞う乙女達~

まさかの完全二冠。

据置きと同じ理由でダブル大賞というミラクルを見せ付けた。
一応PSP版のが追加シナリオの出来がいいからマシという話。

据置きゲーム界と携帯ゲーム界は分かちがたい関係なのだ。


KOTY携帯ゲーム2010年大賞
ハローキティといっしょ! ブロッククラッシュ123!

純粋な悪意が込められたような難易度。

ブロック崩しのキャラゲーにしては非常識な難易度で有名。
バグが無くストロングスタイル。ここでも据置きとリンクしている。

続編がPSPVITAで2012年に発売されるらしいが……



とまあ愉快な面々であった。
ここで据置きKOTYと携帯KOTYの大賞の傾向が似ている事に気付く。
KOTYはその年で一番のクソゲーを選ぶだけでなく、「その年のクソゲー」と言う概念をも決めるところがあるという事か?まあたまたまか同じ住民が選んでるからかだと思うけど。

さてここでクソ長い前置きを終えて今年のKOTY候補作を紹介していこう。

まずKOTY据置きゲーム版。

ノミネート作品
■ 1/27【PS3】ウィザードリィ 囚われし亡霊の街(アクワイア)
■ 2/24【Xbox360】Piaキャロットへようこそ!!4 ~夏の恋活~(PIACCI)
■ 9/1【Wii】人生ゲーム ハッピーファミリー ご当地ネタ増量仕上げ(タカラトミー)
■ 9/29【Xbox360】code_18(サイバーフロント)
■ 11/23【PS3】グラディエーターバーサス(アクワイア)
■ 11/23【PS3/Xbox360】街ingメーカー4(D3 PUBLISHER)
■ 12/8 【PS3/Xbox360】ドラゴンボール アルティメットブラスト(バンダイナムコゲームス)

一つずつ説明していこう。


ウィザードリィ 囚われし亡霊の街
ウィザードリィといえばコンピューターRPGの三大祖先にして、その中で最も成功したゲームという印象。

しかしこのゲームの特徴として、後半では敵が強くなりすぎて戦闘にならないという事だろう。ウィザードリィは戦闘システムで評価されてきた作品なのにこれは酷い。

しかし序盤中盤まではまだ遊べるレベルと言う声もある。


Piaキャロットへようこそ!!4 ~夏の恋活~
このシリーズは元々エロゲーで、シリーズ最初の頃は人気作だったらしい。

しかしコンシュマー機に移植するにあたりエロは排除。元々昔から成長が無いシリーズで最近のエロゲーと比べてシステム面でも劣る。処理落ちにフリーズもある。

しかし、イマイチ決め手が無いか。


人生ゲーム ハッピーファミリー ご当地ネタ増量仕上げ
前々年、前年、おしくもノミネートで終わった人生ゲームの続編。

前々年はKOTY大賞を争ったこの作品。どこがどう変わったか。殆ど変わらない。
つまり同じようなクソを三連続で排出している。新たにルーレット乱数の偏りも見つかった。

しかし、地味に要素は増えているか。


code_18
「Infinity」シリーズと呼ばれる恋愛ADVのシリーズの最新作だが、これまた酷い。

謎のシナリオに不具合多発。システムもめんどくさい。
Pia4と比べると動のクソゲーか。

しかしこれもADVだし、楽しんで楽しめなくは無いのかも。


グラディエーターバーサス
「剣闘士」シリーズの3作目。対戦格闘アクション。

非常に不親切なシステム。味方が誤射してくる。冗長なシナリオ。
そして銭ゲバDLC。ゲームを不便にしてDLCを買わせようとしているという疑惑がある。ウイルスソフトに公式サイトが詐欺と誤認された逸話も。

しかし、体験版はまあまあ楽しめるらしい。釣り餌……


街ingメーカー4
そのまま「街ingメーカー」シリーズの4作目。街づくりシミュレーションゲーム。

前作の面白い要素をばっさりカット。ひたすら建てて壊して待ってで終わるシンプルなゲームに。
待ingと揶揄されるゲーム性。

しかし実在企業のお店とか建てれたり、まあその辺の要素は評価できる。


ドラゴンボール アルティメットブラスト
国民的人気を誇る漫画作品「ドラゴンボール」を原作とした3D対戦アクション。「レイジングブラスト」シリーズの事実上の3作目。

対戦型ゲームとしての駆け引きの無い(丁半バクチ程度の奥の深さの)システムで、何をするにもストレスが溜まる。せっかくのキャラクターが台無しである。

しかしグラフィックは評価できる。もっともずっとやっていれば飽きるが。



見てわかるとおり全てシリーズ物。シリーズ物なら下手にいじらなければ何とかなるだろうに、シリーズ物をクソゲーにさせるようではもはや末期といわざるを得ない。
今回のKOTY据置き版のテーマはここだろう。




KOTY携帯ゲーム版。

話題作
■ 2/3【PSP】対戦チンチロリン(ベストメディア)
■ 9/29【PSP】ヱヴァンゲリヲン新劇場版 3nd Impact(バンダイナムコゲームス)

2作。紹介していく。


対戦チンチロリン
チンチロリンをPSPで。一応詳細記事。

まずなんでこんな運否天賦のゲームをギャンブルでも無いのにしなければならないのか。
サイコロの目ぐらい均等にしてもらいたい。

とはいえ500円。金額はやはり考慮される。まあ本物のお椀とサイコロ買ってきたほうがいいが。


ヱヴァンゲリヲン新劇場版 3nd Impact
伝説的なアニメ作品エヴァの新劇場版を原作とするリズムゲーム。

良作の少ないエヴァのキャラゲーにしても低クオリティ。音楽と操作が関係が無いという事も。ファンへの要素であるギャラリーも首をかしげる内容。

しかし曲数はそれなりにあり、UIやグラなど評価できる点も。



携帯KOTYは不作という印象だが、音ゲーに500円とこれまでと違った切り口である。




そして据置き携帯両方全作品に共通する特徴は、まあここまで見ればわかるだろうが、「しかし」といわざるを得ない要素がどこかにある作品ばかりなのだ。1から10まで完全なクソが無い。
これはそういうクソゲーを作ると流石に悪評が広がるから注意し始めたのか、それともシリーズものならその栄光の残滓なのか。

とにかく今年のKOTYはどれが対象になるか全く予測できない。
飛びぬけたものは無いが、だからこそ面白いKOTYとなるだろう。
期待して注目したい。
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テーマ:ゲーム - ジャンル:サブカル

  1. 2012/01/02(月) 01:06:35|
  2. ゲーム
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