ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

クソゲーオブザイヤー2011 据置き・携帯、ここまでの動向のまとめ

クソゲーオブザイヤーWiki 家庭用ゲーム版
クソゲーオブザイヤーWiki 携帯ゲーム版

クソゲーオブザイヤー2010(据置) 総評から読み取る傾向
クソゲーオブザイヤー2010 遂に大賞決定! 携帯ゲーム版の
クソゲーオブザイヤー2011携帯機版 今年の門番「対戦チンチロリン」


クソゲーオブザイヤー。オブジイヤーでは無い。略称KOTY。

一年間の間に発売されたゲームの中でもっともクソなゲーム、クソゲーを決定しようと言う2ちゃんねるの企画である。
特徴は、大賞の決定は投票ではなく総評をもって決めるという点であろう。
これにより昨今のゲハ論争の嵐に巻き込まれず生き長らえている。(ちなみにゲハ板にクソゲーオブザイヤースレが立った事があるが、まあまともな議論などできはしなかった)


名誉も無く、権威も無く、価値も無い。
ただ、クソゲーも極まると何かしら面白さがある。こういう風に何か頂点を決める事は少なからず楽しい事である。
ゲーム業界に警鐘とか、作った会社に鉄槌を下すとかではない。それ故純粋さが出るのであろう。



今回は今年2011年のクソゲーオブザイヤー、据置きと携帯ゲームの動向を見ていく。乙女ゲームとエロゲーは詳しくないからパス。
年の初めから終わり、1/1から12/31までの作品を対象として選評がかかれ、その中で妥当と判断された作品の中から来年に総評が書かれ、その中から最も良いとされる物をもって大賞とされる。



ではまず家庭用ゲーム板から見ていこう。

今年の家庭用ゲーム板のKOTYは10月まで日照り、つまりKOTYに選ばれる器をもったクソゲーが現れなかった。
お客さん、つまりKOTYの常識を知らない新参や悪意を持ったゲハの住民が有名なゲームを持ってきたくらいである。

10月に届いた選評はスレ住民の渇きを潤した。しかし話すべきゲームが無いのに48スレも消費するのはどうなんだろう。まあそれ以前の問題も議論はしなければならないという事か。

code_18
Xbox360で発売された恋愛AVG。

シナリオ、バグ、ミス、システム。全般的に作りが甘い作品。
デバッグしているのだろうか?と思うようなミスが多発した、KOTYレベルのクソゲーとなっている。


更にDEAD ISLANDの選評も届いたが、バグの修正パッチが届いたため選外に。
バグは多くとも内容は面白いかったのだ。ならばバグが消えれば選外となるは必然。
選外についてはKOTYでは何も評価はされない。まともな選評が届き、しかし大賞とはなりえない作品だったというだけである。その中のゲームが面白かろうとつまらなかろうと選外は選外。それ一つである。


11月。二つのクソゲーが発売される。選評は12月に届けられた。
一つは街ingメーカー4
PS3とXBOX360のマルチ。
街づくりシミュレーション

前作でできる事が多く出来なくなっており(前作との比較はあまりKOTYではしないが)、ゲーム性も殆ど無い。
町の管理という概念が抜け落ち、ただひたすら待つだけ。操作性も悪い。
いいところが殆ど見当たらないのがKOTY候補作の貫禄である。一応設置できる建物は吉野家とかもあって、そういうのは面白いかもしれない。


もう一つがグラディエーターバーサス
PS3
マルチ対戦格闘アクション、らしい。

前作で好評のシステムを取り除いた結果、爽快感が失われ、作業感の多いシステムも非常に不評。
そしてDLC、ダウンロードコンテンツの有料配信が非常にエグい。発売前にウイルスバスターが公式サイトを詐欺サイトと推測したほどである。フルプライスのゲームで更にふんだくろうという根性はいかがなものか。


据置き版KOTYの傾向としては続き物のゲームのクソゲー化が目立つ。
シリーズ物ならば変に弄らなければ一定のクオリティを維持できそうなものの、それが失敗するというのはいよいよ末期的である。
シリーズ物だからどんな作りでもファンが買うと見越してか?それはシリーズを潰す悪手である。
ますますもって末期的。家庭用ゲームの未来は暗い。良作は良作であるのだが……いよいよ弱小メーカーは崖っぷちか。




では次は携帯ゲーム機KOTYの動向。

据置きと違い比較的早い時期に強烈なクソゲーが現れる。

対戦チンチロリン
PSPのダウンロード専売ソフト
ダイスゲーム、らしい。

480円という低価格。しかしそれでも高いといわれるほどのボリュームの無さ。
詳しくは前に記事書いたのでそちらを参考。二五賽はもはや伝説。


その後は、チンチロが門番として働いた事もあって9月まで動きはなかった。
「ナナミ」は低品質さが目立ったが、知育ゲームとしても恋愛ゲームとしても最低限の水準は満たしていたので選外送りとなった。


9/29、話題作となる作品の登場。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版 3nd Impact
PSP
リズムアクション

キャラゲーはある程度判断が甘くなるKOTYだが、これは余りにも、という事。
キャラゲーとしてもリズムアクションとしてもクソゲー、KOTYレベル。


その後、次々と選評が届くが、この二枚看板には適わず、今のところこの二つが候補となっている。
PSVitaの発売によってこの勢力がどうなるか。「楽しみ」である。
傾向としてはボリュームの低さとクオリティの低さという基本的な場所が目立った。予算と時間が元々少ない事を知りつつその上で企画してしまうのか。討ち死にではなく計画死。またこれも問題である。




KOTYは今のゲーム業界が抱える闇を映し出す場合もある。
やはりメーカーは出来るなら良いゲームを作りたい。そうすれば売れるし、次に繋がるからだ。
しかしそれが出来ない状況。それがクソゲーを生む。クソゲーができるのは必然なのだ。理由があるのだ。意味があるのだ。

そういった視点でKOTYを見ていくのも一興。
これからの動向にも注目していきたい。
スポンサーサイト



テーマ:ゲーム - ジャンル:サブカル

  1. 2011/12/18(日) 09:52:31|
  2. ゲーム
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<賢くてもアホでも同じな社会。第168回動画紹介回 | ホーム | 朝靄の月、無人の大広間。第167回動画紹介回>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://tateito1.blog48.fc2.com/tb.php/764-3335fa01
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)