ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

電撃文庫「ゴールデンタイム3 仮面舞踏会」感想。

別にこの記事に書く事でもないけど、進撃の巨人の五巻と24話面白かった。
やっぱ女型の巨人はアニっぽいけど、これからどうなるのやら。リヴァイ兵長の実力が見れる?エレン巨人化で巨人決戦?
というか巨人っていいよね。ウルトラマンは巨人と怪獣の戦いを描いた作品とも考えられるけど、その巨大感を出すことは簡単ではないんだよね。マジンガーZやら巨大ロボットものも巨人を描いた作品といえる。
日本のアニメ・漫画界にとって巨人とは思った以上に大きな意味を持っているのかもしれない。



あらすじ書いた方がいい?まあ書いた方がいいんだろうなあ。三行で。

香子と万里は2巻の続きで警察に引っ張られたけどなんとかなってラブラブ。
万里はリンダに、やなっさんは千波に恐怖心。
色々あって万里の記憶が一時的に復活?香子にリンダとの仲を感づかれる?

とまあ、無理に三行にするとこんな感じ。


ゆゆぽの作品だけあって物語の主軸は恋愛。
この3巻で、1巻ではほとんど謎だった設定「主人公である多田万里は記憶喪失である」と言う設定が生きてくる。

つまり、記憶喪失後の万里の恋人は香子だが、記憶喪失前の霊のような存在となっている万里の思い人はリンダであると言う事だ。
単純に考えても面白い設定である。一人の人間が二人に恋しているが、その一人も別々の人間である。
同じ肉体を所有する人間に二つの人格。二重人格の一種ともいえるが、少々事情が込み合っている。
過去を持つ記憶喪失前の人格と、今生きている記憶喪失後の人格。
どちらが本当の自分であるか、どちらが本当の「万里」であるか。哲学的命題ともとれるが、とにかく二人の欲求は別れ、ついに3巻で記憶喪失前の万里が実世界に影響を及ぼした。

それと同時に主要人物の恋愛模様も複雑化。
大学生っつってもまだまだ未熟。人付き合いも空回りばかり。
そういう人情の機微を描くのは竹宮ゆゆこの独壇場。「田村くん」や「とらドラ」とはまた違った、大学生らしいキャラクターの動きが印象に残る。


年を取れば取るほど失われ行くものもある。同時に得るものも多い。
本当の事を言えなくなっていくのは過去が積み重なるからだろうか。ならば過去の無い人間はどのように生きるのだろうか。
記憶喪失の男の恋愛青春物語。まだまだ始まったばかりである。



あとサブタイトルの「仮面舞踏会」は「顔麺舞踏会」だったというオチは笑った。
こういう力を抜いた書き方こそ作者の余裕・成長の表れだろうか。
スポンサーサイト



テーマ:読書 - ジャンル:サブカル

  1. 2011/08/10(水) 21:36:10|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:0
<<第四回漫画最萌トーナメント 予選25組までの勝ち残りを見る。 | ホーム | 移り行くそれと変化しないあれ。第101回動画紹介回>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://tateito1.blog48.fc2.com/tb.php/625-fc1fcee8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)