ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

インターネット探訪 「ボクっ娘」「だぜっ娘」

ボクっ娘 
だぜっ娘
ボーイッシュ
男勝り
以上ニコニコ大百科 単語記事より


キャラクターデザインというと外見のそれを思い起こさせるが、内面や口調、台詞の特徴もまた含まれるのではないか。

キャラクターを特徴付ける上で重要なものの一つとして台詞の特徴がある。
特に小説(キャラクター重視のライトノベルなら尚更か?)ならば、台詞だけでキャラクターが判別できなければならない。
というわけで、一人称や語尾を変えたりと作者は色々と苦労する訳である。


ボーイッシュという言葉がある。
女性なのに男性的、あるいは中性的な面があることである。
女性が多く登場する作品ならかなり特徴的で、人気のあるキャラである。
男勝りという言葉もある。これは、

引用
女性だが、性格が男性以上に勝気でしっかりしていること。

とかいう意味らしい。

どちらにしろ女性が男性に近づくキャラクターであり、往々にしてみられる。


そういったキャラクターを表すのに、口調、台詞に特徴を持たせることがある。
一人称を男性がよく使うとされる「ボク」にしたのが「ボクっ娘」、
語尾を男性がよく使いそうな「~だぜ」等にしたのが「だぜっ娘」である。
一人称が「オレ」の女性は「オレ女」だったりとかそういうのもあるけど面倒なので省略する。

一般的にボーイッシュな女性(女の子といった方が感覚にあうかもだけど女性で統一)は「ボクっ娘」で、男勝りな女性は「だぜっ娘」だったりする。

「ボク」という一人称に男性(男の子)の幼さが内包されており、転じて単純に幼く性差が大きく現れていない事を示す事もある。
「だぜ」という語尾は男性の粗暴さが内包されており、それを用いる女性の第一印象を際立たせるのだろう。


とはいえ、そればかりでもない。そうした台詞による印象を逆用する、つまり女性らしさを表すためにあえて口調を男性的にするということもあるのだ。スイカに塩を振るのと似ている。
ボーイッシュや男勝りという特性自体もそういうところがある。

具体例を挙げるならば、
キノの旅のキノは、ボクっ娘でボーイッシュで、拳銃(パースエイダー)の名手で表面的に女性的なところはほとんど無い。だが、内面的には女性的なところがあり、そのシーンは非常に際立つ。
東方projectの霧雨魔理沙は、まあそんなにだぜだぜ言わないけど口調は男性のそれであり広義の「だぜっ娘」に入るが、東方キャラでは屈指の女性的な一面も持っている。まあ他の東方キャラがアレって気もするが。

女性的な面をあえて減らしたキャラクターは、そこになんらかの意味がある。
ただ単純にそういうキャラなのか、ギャップを狙っているのか、或いは・・・



キャラクター付けには様々な方法がある。
方法と、それにより生じる結果は作者は常に考えねばならない。
スポンサーサイト



テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2011/07/25(月) 08:33:09|
  2. ネット界隈
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<連続更新。第95回動画紹介回 | ホーム | アナロ熊死亡。第94回動画紹介回>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://tateito1.blog48.fc2.com/tb.php/610-52a3bd0d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)