ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

狼と香辛料XVII Epilogue(17巻)。買ったので感想。

やっぱり買ってすぐに書かないとね…若干公式発売日に早いが。ネタバレ注意。
学園キノ⑤も買ったけどいつも通りアホしかやってなかったので一々感想書かない。なんか進撃の巨人を野球漫画と勘違い(巨人の星と?)するネタあったけど、流行に敏感だよね。今月の進撃の巨人も展開が速くて面白かった。バンバン殺してたからライナーマジで死んだかと思った。バンバン殺すとキャラ無くなっていくけど、その代わり緊張感が得られる。
後関係ないけど、なんか竜騎士07、夏コミで新シリーズ出すらしいね。「彼岸花の咲く夜に」。テンプレ的命名。


狼と香辛料XVII Epilogue(17巻)の感想を書く。
今回は本編最終巻、16巻の後日談の中篇と、電撃文庫MAGAZINに掲載された短編3作が収録されている。

Epilogue 幕間 終幕
今回の舞台は散々話の中で噂が出ながら最後まで登場しなかった、北の地の温泉地ニョッヒラ。
観光に来ているのかと思いきや、なんとここで店を構えるつもりらしい。湯屋、つまり温泉旅館みたいなものを開くつもりらしい。
温泉を見つけたものがそこで店を開く権利を持つらしいのだが、狼状態のホロに見つけてもらったらしい。チートである。

で、ホロとロレンスはそこで結婚式を挙げる事になった。そこでホロは旅中で知り合った女性陣を手紙で招待したのだが、その面子が当て付けか、何か恣意的な…という話。


まあ後日談だけあって、キャラのその後の描写やロレンスとホロののろけとか、そんな感じだけど、ニョッヒラの様子とかそこで店を持つということがどういうことかという話も面白い。
ロレンスが店を持つために色々準備する様子や、何か冒険的行為をしようとするとホロに窘められるのが印象的であった。
冒険的な旅道中は終わり、これで「狼と香辛料」はおしまいであるというのが強く感じられた。
もっとも、湯屋「狼と香辛料」は伝説の湯屋となるらしいのだが…続編への伏線だったりする?万が一のときのための。

完結後の後日談として中々の完成度だったと思う。ハッピーエンド、エンドロール、ボーナスステージ。
商人としての目標を達成し、ホロという伴侶を得、旅中で出合った多くの友人に祝福される。
美しいとまで言って良い。不安感を煽るのもサプライズを用意するのも良いが、やはり終結は安心させるものが読後感という意味でよいだろう。追記 …まあサプライズはあったが。
物語は完結しなければ仕方が無いという人もいる。狼と香辛料という作品はこの作品を持って一個の芸術品にまで高められた。


他の短編の感想。短めに。
行商人と鈍色の騎士
ロレンスが過去に出合った老騎士の話をする。
騎士道に生きた者の終焉の悲哀が描かれていて、どこか楽しげながら心に響く。

狼と灰色の笑顔
ロレンスとホロののろけ話。見かけよりも二人とも考えてるけど…
狼と香辛料らしい聞いてびっくりな感じが良い。

狼と白い道
ロレンスとホロが小さな村に行って、旅中の話をねだられる話。
なんか不思議な感じがするが、色々と考えさせられる。
これを最後の短編として持ってきたのは何かしら意味を感じる。




こんなところ。
経済を扱い、大きな話題を呼んだライトノベルの最新刊にして完結巻。後々まで名作と評価されるだろう。完結してこその評価だ。
世の中延々と続けさせられる作品もある。二重の意味で幸せな結末を迎えた訳である。
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テーマ:読書 - ジャンル:サブカル

  1. 2011/07/09(土) 04:08:37|
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