ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

黒子のバスケ キセキの世代のキャプテン「赤司征十郎」顔見せ回がやば過ぎた件について

東方記事ばっかりも栄養バランスが悪いのでジャンプ記事。まあどっちにしろ偏ってるが。マクドナルドで食いすぎたからモスバーガー・・・ってほどでもないが。


黒子のバスケ。
週刊少年ジャンプに連載中のバスケットボールを扱ったスポーツ漫画である。
まあ大体中堅か中の下ぐらいの人気だろうか。

この漫画にはキセキの世代と呼ばれる5+1人のキャラクターがいて、中学時代に同じ中学にいて無双したが何らかのきっかけで決裂して別々の高校へ行った。
その+1、幻のシックスマンと呼ばれる黒子と、アメリカ帰りの火神が主人公となって他のキセキの世代達との戦いを描いた作品である。いやまあキセキ以外の高校とも戦うけど。


キセキの世代はこの漫画において非常に重要な役割を果たしている。そして大事に扱われてもいる。

まずキセキの世代は、黒子以外は元々超高校級の身体能力を持っている上、黒子も含め能力漫画染みた凄まじい特技を持っている。
例えば黄瀬はどんなテクニックでも真似できるコピー能力、緑間はコート上のどこからでも3Pシュートを100%決められる、黒子は身体能力は平均以下だが自分の存在感を失わせてパスやスティールを行ったりする。

そしてただ強いだけでなく性格、行動にも色々問題がある。
緑間は占いマニアで青峰は傲慢、紫原はバスケがそもそも好きじゃない。

そうして強い期待が掛かるキセキの世代は中々出し惜しみされる。
最初の時点では名前もほとんど読者には知らされない。
二人目の緑間が登場したのは一人目黄瀬との対決が終わってから。三人目の青峰もそうだ。
紫原は変則的に出たが、能力はまだ見せていない。


その中でも赤司はキセキの世代の中でも全てにおいて極致である。

6巻で、青峰との戦い(負けイベント)が終わりかけた頃に名前が出る。
その後は回想などでちょくちょく話題に上るが、顔は写されなかったり、台詞だけの登場だったりした。
カラーでキセキの世代全員集合というページや、小説版の表紙のキセキの世代の集合写真的なのでも顔が写されなかったのはもはや笑える。
将棋をしてたりしてて知将的な感じかなというイメージがあったが、後はほとんどわからないという状況。
ここまで出し惜しみされるキャラも少ない。

先週、トレーニングに勤しむ赤司の姿が描写された、とはいっても顔は写されなかったが。
先輩らしき人物の評によると、赤司にとって勝利とは基礎代謝のようにあって当然のもの、らしい。
ちょっとこの時点でおかしい事がわかる。
でもまあキセキの世代はアンサイクロペディアではずっと前からキチガイの世代扱いなくらいだし、まあ想定の範囲内だった。

で今週。
黒子が赤司に呼び出される。
他のキセキの世代のメンバーも呼び出されていた。
赤司は最後に遅れて登場。この時点では陰に隠れて顔は見えない。
キセキの世代のメンバーに下の名前で呼びかける。
赤司は黒子についてきた降旗(雑魚以下)に、場違いだから帰ってくれないかという。
ここで火神登場。
赤司は緑間に(ラッキーアイテムとして持っていた)ハサミを貸してくれという。髪が伸びすぎてうっとおしいかららしい。
そのハサミで火神の顔を狙って突く(!)。間一髪で避けた(かすったけど)のを見てニヤリと笑って身のこなしに免じて今回は許すと言う。
髪を切りながら自分は勝利し続けてきた事を一人語りする。
切り終えて、2ページぶち抜き顔アップで、
「僕に逆らうなら 親でも殺す」。


うひゃあ。やっべえ。ぶっとんどる。
まず内容からして一人の重要人物の顔見せってだけなのにすっごい濃い。

ハサミで突くとか親でも殺すとか、やたらと現実的なレベルの狂気が凄まじい。これスポーツ漫画だよ?高校生だよ?しかも一年。

それでもって、実は一人称とかキセキの世代の呼び方とか回想のそれと変わってたりする。
やはり回想のままではキャラが弱いと考えたか。逆に濃すぎだけど。勝手に変えるのは違和感を生じるが、それでも違和感や矛盾よりも得るものが大きいとすれば実行してもよいだろう。無茶といえばそうだが。

若干デザインも変わる。といっても髪を切っただけだが。デザインを変えながらの登場というおきて破りの裏技。

それにハサミで人を突くという危険な行動をした後で平然と髪を切る(しかも紙切りハサミできちんと切れてる)。
もう何がなにやらわからないほどインパクトがあった。
能力を欠片も見せずにここまで注目させるのも凄い。



人によっては嫌悪感を抱くかもしれない描写だが、キセキの世代のキャプテンをどう描くかという命題に上手く答えているように思う。
キセキの世代は、その才能により歪んでしまった天才達である。その究極をいかにして書くか、他の漫画の天才的キャラクターとキセキの世代との決定的な差。
キセキの世代というキャラクター群は黒子のバスケという漫画そのものである。

その能力の程はわからないが、赤司は底知れないキャラクター性を見せ付けた。
それこそこの漫画の未来の形である。
ただ単純な、完璧な天才では勤まらないのだ。天才の上にそれ以上の何かでなければならない。
時に「天才」というのは凡庸なキャラクターになりうる。それでは困るのだ。


物語のラストを飾るであろうキャラクター、赤司はこうして登場した。
今後の活躍及び今後の黒子のバスケの展開に期待である。
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テーマ:読書 - ジャンル:サブカル

  1. 2011/04/19(火) 23:05:32|
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