ネット世代の雑評論

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第8回東方シリーズ人気投票考察回 特定のキャラ・曲の順位の変遷

thvote8b
第8回東方シリーズ人気投票

結果発表: 2011/2/20(日)
集計結果発表中。

総合キャラ順位予想回 75位まで
投票したキャラと曲の紹介・支援回
総合音楽順位予想回 101位まで
偏った出口調査の考察
これまでの記事のまとめと今後の予定
結果の感想的考察
投票したキャラ・曲の動向
投票者アンケートの分析
予想と結果の答え合わせ キャラ編
予想と結果の答え合わせ 音楽編
キャラ10位までコメントからの分析
キャラの相関を用いた枠別順位考察
「~率」から見た考察
キャラ11位~20位のコメント分析
キャラ21位~30位のコメント分析
偏った「出口調査」と結果の比較


東方の新作、東方Project第13弾「東方神霊廟 ~ Ten Desires.」も発表され、第8回東方シリーズ人気投票の記事もいよいよ詰めに掛からねばなるまい。

というわけで、いくつか面白い順位変動を示すキャラや曲の動向を始めから見ていきたい。
それによって得られる知見もあるだろう。

その前に、一言で順位といってもキャラの数や総ポイントなど様々な事を考慮せねばなるまい。
一応それぞれの投票全体のキャラ・曲数、票数を書き写しておこう。
第1回キャラ25体544票音楽74曲678票
第2回キャラ42体1195票音楽118曲945票
第3回キャラ61体4942票音楽162曲3525票
第4回キャラ71体4426票音楽206曲3801票
第5回キャラ94体12220票音楽266曲10787票
第6回キャラ108体22087票音楽318曲18774票
第7回キャラ124体33449票音楽353曲28110票
第8回キャラ128体35946票音楽376曲29285票

もちろん、0票のキャラや曲は数に入っていないのであしからず。
これを踏まえて順位変動を見ていく。

ではスタート。

博麗霊夢
第8回1位、第7回1位、第6回1位、第5回1位、第4回2位、第3回6位、第2回3位、第1回3位
最近は一位独走状態という感じだが、最初のころはそれほど振るわなかった。
イマイチキャラクター性が判らなかったからだろうか?書籍や格闘ゲーム、あるいは更なる原作で徐々にその性格が補完されてきたという面もあるかもしれない。
あるいは、最初のころは界隈で一位という事がそれほど重要じゃなかったからというのもあるのかも。余りに東方界隈が大きくなったため、一位が主人公でない事に危機感を感じる人々が出てきた、というのはあり得るかも。
最初の方の投票は、それこそディープなファンのみ、というか東方ユーザーというだけでディープな流れだったので、その辺も影響か?


霧雨魔理沙
第8回5位、第7回3位、第6回3位、第5回2位、第4回1位、第3回1位、第2回2位、第1回1位
安定して高順位であったが、第8回、ここに来てガクッと下がった。
このとき抜いた自機ではないキャラはレミリアと幽香。これらのキャラは二次創作の影響が強い。
東方の二次創作文化の強さを改めて感じさせる。


十六夜咲夜
第8回2位、第7回4位、第6回2位、第5回4位、第4回3位、第3回3位、第2回1位、第1回1位
最初から最後まで安定した強さを誇る咲夜。妖々夢の自機強いしな。
紅魔勢として、自機勢としてどちらとも扱われる。そこが強み?


レミリア・スカーレット
第8回4位、第7回4位、第6回5位、第5回8位、第4回11位、第3回8位、第2回10位、第1回8位
キャラが増える中どんどん順位を上げていく様は凄まじい。
Win版初の作品、紅魔郷のラスボスで、その後もちょくちょく出ている。その影響は底知れないという事か。
二次創作にも強いが原作的にも強い。高順位は妥当か。


魂魄妖夢
第8回13位、第7回13位、第6回15位、第5回12位、第4回9位、第3回2位、第2回5位
第2回からの登場。
最初のころの順位は素晴らしいものの、4回5回で減少。
だがそこら辺りから安定して高順位である。
界隈から「レギュラーメンバー」として認知されたという事か?ただそこまでという認識だったのか?
新作で自機に選ばれた事がどういう影響を及ぼすか、期待である。


射命丸文
第8回10位、第7回18位、第6回11位、第5回3位、第4回8位
どうにもこうにも乱高下。
原作での出番がやたらと多いが、その影響が逐一順位に結びついてる感じだろうか。
出番が多いことは常にいい影響を及ぼすかと問われると、それはどうか。ただ主役の作品は好印象に繋がっているようだが・・・
知名度はすでにあるのだが、知名度だけでは順位は取れぬか。
特殊な設定も影響か。


風見幽香
第8回3位、第7回7位、第6回9位、第5回20位、第4回21位、第3回34位、第2回26位、第1回13位
一応花映塚前の、旧作のみの時代のも。多分第4回の集計から花映塚か入る感じ?
花映塚しか出てないのに6回で急に上がり、その後順位を伸ばし3位をとっている。
明らかに2次創作の影響。その東方にして特殊なキャラが二次創作の出番を増やしていったのだろう。


東風谷早苗
第8回6位、第7回2位、第6回4位、第5回13位
どうにもふらふらと忙しい。原作で多く出るという事はこういう事か?
原作で出ている限り上がっていった、星蓮船で強力な自機となった時2位だった。
今だ原作に大きく依存したキャラという事か。いや、二次創作でもよく見るけど、その順位にしてはって事。


河城にとり
第8回18位、第7回24位、第6回25位、第5回26位
徐々に上がっている。原作での出番はそこそこあるが、二次創作での着実な定着によるものが大きいと思われる。
エンジニアというだけで使いやすい。設定というのは、それだけでは立ち行かないが重要なものなのだよ。


アリス・マーガトロイド
第8回7位、第7回6位、第6回8位、第5回5位、第4回8位、第3回10位、第2回8位、第1回9位
極限染みた安定感。一押し数も高く止まっていて、固定ファンの多さが思われる。
原作にも二次創作にもそこそこ出て需要がある。安定感はそのバランスもあるのか?
もちろん昔から出ていたキャラは安定するものだが。
最初の方はキャラの母数が少ないから相対的に見ると順位は低いわけだが。
チョロチョロ伸ばしていった感じか。


八雲紫
第8回14位、第7回12位、第6回6位、第5回7位、第4回6位、第3回11位、第2回14位
最初の方は式神の藍より下だった。
その後圧倒的な設定で伸ばしていったり原作での再登場で徐々にファンを伸ばすが、儚月抄での最強設定の否定(性格には微妙だが、想像されていたほど無茶な存在でもなかった)で落としている感じか。
設定というのは重要である。なんやかんやいっても。


フランドール・スカーレット
第8回9位、第7回10位、第6回12位、第5回10位、第4回13位、第3回15位、第2回15位、第1回7位
こちらもかなりの安定感。原作の力を当てにしない、キャラクター性のみの力か?
紅魔郷という原作の力が強いのかも。
徐々に徐々に上がってくる。紅魔郷の二次創作は強い。


鈴仙・優曇華院・イナバ
第8回24位、第7回32位、第6回26位、第5回21位、第4回7位、第3回5位
実はそこそこ安定?
初回は5ボスとしての高さを保つが、5回で低下。
新参ホイホイという汚名のみ残った状態だったが、最近はそれが消え上昇?
一応それなりに原作にも出てるが。まだまだ期待できるレベル。新作に出る可能性もまだ残ってる。私の推定では5%ぐらい。


古明地さとり
第8回8位、第7回8位、第6回13位
初回から高順位を誇る地霊殿の主。
ロリキャラで主というのがレミリア同様人気なのかな。
ラスボスじゃないにせよ能力も面白く二次創作で使いやすい。あるいは特殊すぎるが。



まあこのくらいにしておこう。
性格は重要なのは当たり前だが、能力も意外に、思った以上に重要になるようだ。
二次創作で人気を得るには原作にその人気の根源は求められる。
やはりなんだかんだいって原作は中心なのだ。
数学は科学の女王というが、東方においては原作は界隈の女王といえるかも知れぬ。



音楽部門も見ていこう。
亡き王女の為のセプテット
第8回1位、第7回1位、第6回1位、第5回4位、第4回6位、第3回7位、第2回2位、第1回1位
初期と最近では非常に高いが、中期に大きく下げている。
コメントを見る限り、スルメ曲の一面を持ち、また原作との調和、弾幕や台詞などの雰囲気によるものも大きいらしい。
3回4回5回は原作をしっかりやっている人が少なかったとか?紅魔郷も難しいもんね。
とはいえ最近は1位。もちろんアレンジの影響もあるだろうが・・・
知名度の問題かも。


幽雅に咲かせ、墨染の桜 ~ Border of Life
第8回3位、第7回2位、第6回2位、第5回2位、第4回1位、第3回1位、第2回4位
非常に高い水準を誇る。
困った事にこれも原作の展開ありきの曲なのに、3回4回で1位。
あるいは、作品の問題か。その頃は作品数も少なく、投票する曲も少なかった。
紅魔郷に特に大きい固定ファンもいなかったとか、コアゲーマー層が多く、そういう層は新しい作品の曲に入れがちとかそういう理由かも知れぬ。
作品数が多くなる事と、投票者の層の変遷を表しているものと思われる。
そう考えると、セプテットが中期に低かったのは、コアなゲーマーは新作をやるものだからか。


U.N.オーエンは彼女なのか?
第8回4位、第7回4位、第6回3位、第5回1位、第4回4位、第3回5位、第2回3位、第1回2位
最近は固定されてる感があるオーエン。
一度は一位もとったが、これはアレンジの影響か。ビートまりおの?
非常に激しい曲なので初心者にもわかりやすいというのもあるかも。


少女さとり ~ 3rd eye
第8回5位、第7回5位、第6回5位
凄まじい安定感。7回で感情の摩天楼が3位にはいったことを考えると実質上昇だが。
最初はコアゲーマーの票で、その後は一般のファン認知されたことでの維持だろう。
知名度を得る事は重要である。
それがアレンジ、二次創作に繋がるし。


神々が恋した幻想郷
第8回8位、第7回12位、第6回12位、第5回13位
高順位道中曲。
最近は道中曲も知名度が上昇してきている。
6回から上海紅茶館を抜いている。5回は知名度のせいもあったのだろう。


上海紅茶館 ~ Chinese Tea
第8回13位、第7回13位、第6回13位、第5回8位、第4回8位、第3回12位、第2回8位、第1回4位
高順位道中曲。
黎明期から人気の高いこの曲。
だが、神恋に押され吸い取られこの順位に。
それでも、相対的には道中曲全体と同時に上がってる感はあるが。


幽霊楽団 ~ Phantom Ensemble
第8回15位、第7回11位、第6回8位、第5回7位、第4回5位、第3回3位、第2回1位
凋落。
音楽系ボスの曲だけに凝った曲だが、4ボス曲の悲しさか知名度は時が立つにつれて低下した形か。
派手な曲だが、だからこそ初回で1位をとったのだろうが。


ハルトマンの妖怪少女
第8回11位、第7回14位、第6回17位
Exボス曲だが難解。
難解なスルメ曲は時間の経過と共に上がってくるようだ。
派手な曲はむしろ逆か?



曲の順位は知名度に大きく揺さぶられる。
それ以外では、難解さや派手さが初回の順位に影響を及ぼす?
そんな感じのことが感じられた




全体を通して、原作での扱われ方だけでなく、その性質はいかにも重要である事がわかる。
知名度は重要だが、上位はそれだけではどうにもならんし、個性を持つことは強みになる。
原作が二次創作を規定する。やはり中心に位置するのは原作だ。
原作と二次創作での人気はまた異なるが、原作は人気以外の根も持っているというわけだ。
投票層の変遷も大きな影響を持つ。
界隈の動きに合わせて動く、有機的な結果といえるかも知れない。



第8回位、第7回位、第6回位、第5回位、第4回位、第3回位、第2回位、第1回位
↑これをコピペして張ってた。
また追記する事があったら使うから残しとく。
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テーマ:東方 - ジャンル:サブカル

  1. 2011/03/01(火) 23:49:46|
  2. 東方
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