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クソゲーオブザイヤー2010(据置) 総評から読み取る傾向

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2010年総評


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と、いうわけで大賞は「ラストリベリオン」。通称「スベリオン」。

その他ノミネートは、
「ラブルートゼロ KissKiss☆ラビリンス」通称「√」
「戦極姫2~葉隠の乙女、風雲に乗ず~」通称「姫2」
「人生ゲーム ハッピーファミリー」通称「人生2」
の3作品でした。

まあ動画できるそれなり前から総評、大賞の決定はしてたけど、いい動画があるならそれを待つのもいいでしょ?

今回のKOTY据え置き版。なんだかんだ言ってこうしてみるといつもどおりの具合だが、少し「勢い」、なんというかクソゲーの質、量が減っている感じはしないでも無い。いい事なのだが。

まあ大賞のスベリオンはKOTYとして恥じる事の無い(普通のゲームとしては大いに恥じるべき)レベルの作品だが、姫2、人生2はクソゲーをちょっとリメイクしたけど、クソゲーのままだったよという作品で新しさは無い。

つまり今の据え置きゲーム界はクソゲーなど作ってもいられないような状況なのだ。制作費がかさんで仕方が無い。もし出すなら携帯機の方が見込みがある。そういう事だろう。
賢い選択だが、別にクソゲーを作ろうとして作るのではなく、据え置きゲーム自体の量が減っていると考えると憂慮すべき事態ではある。
ファミコンのクソゲーは、逆に言うとそれだけ活気があったとも言い換えられなくは無い。
賢い選択が笑いを取る事は無い。
結局携帯機版に移ってるようなもんだし・・・今のゲームの中心は携帯機か。

姫2、人生2。クソゲーの再生産。要するになるべく元手をかけずに儲けたいという事だろう。
それもキャラ力、ブランド力と飛び道具で魅力がある。
なるほどそれで買わせることは出来るだろうが、その元手を削りながらの事である。

後先考えずに今の儲けを優先する。そうせざるを得ない状況というのはやはり末期的なのだろう。今の苦境を乗り越えたとして未来があるのか。

√にしても売り逃げの印象が強い。結局倒産しているが、原作に多大な迷惑をかけている分たちが悪い。
手抜き感が漂うが、5度の延期を重ねてこれとはいかなる事情があったのやら。


その中でラストリベリオン。これはクソゲーとして王道でありながら異色だ。
まあ全部ダメなわけだが、特にダメな点。戦闘バランスを例に取る。
パラメーターを適切にすればまだなんとでもなりそうなものだ。だがダメだ。
これは調整不足である。
BGM音量にしてももう少し大きくすればいいだけの話。
設定のみの世界観やら読みにくいMAP。

これらは製作時間の短さのための手抜きか?あるいはそういう部分もあるだろう。

だが、私に言わせて貰うと、これは人材不足によるものだろう。
もう少し開発陣がまともならばこうはならず、もっとマシなものが出来たはずだ。
開発費をケチったのか?あるいは開発陣内のコミュニケーションがうまく取れてなかったとか?



これらのゲームを見る限り、その裏の過酷な事情が臭ってくる。
ゲーム業界は今危機に瀕している。その中で放り出された形になるのがこれらのゲームだ。
そもそもコンセプトがおかしいような昔のゲームとは違う。

もはやゲームを作るのは手探りではない。だが視界は暗い。暗いが故に目標が見えず落とし穴に落ちたりおかしな場所に行ってしまう。
あるいは旅をするのを諦めたりする。

こういう状況を打破するためにはどうすればよいのか。
それが今後のゲーム業界の課題である。
資産のある会社はちゃんとしたゲームを作れるだろうが、それにかまけていてはいかんのだ。もっと全体を見据えた計画を立てていかねばなるまい。

「賢い」という事。それは失敗をしないという事か。それならばクソゲーも作らず、リスクの少ない続編を作ったりすることを言うのだろう。
だが、賢い者は壁を破らない。革命は理を捨てた行動から始まるのだ。
その心が無い者は結局の所一位にはなれない。
ゲーム業界は元々安定など無いところ。ローリスクローリターンの行動は一見「賢い」ように見えるが、破滅を先延ばしにする行為でしかないのかもしれない。
あるいは、隙あれば革命を狙うような、適度に挑戦する態度がゲーム会社にとっては本当の意味で期待値の高い、「賢い」態度なのかもしれない。
それでどうしようもないクソゲーが出来たとしても挑戦の心は評価できる。次に繋がる。

そういうふうにして出来たクソゲーはKOTYとして大いに歓迎する事が出来るだろう。



面白いゲームが出来ればもっといいんだけどね。
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テーマ:ゲーム - ジャンル:サブカル

  1. 2011/02/18(金) 02:03:56|
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