種記事。らばQ。
「True Knowledge」とかいうサイトで「20世紀で一番退屈な日は?」という質問があったらしい。
ここで言う退屈とは、何も特別な事が起こらない、歴史的出来事が起こらない、ニュースが少ない日というぐらいだろうか。事件が少ないのは平和で良いが、退屈ではある。まあ退屈も悪い事じゃないよ。
で、結果は1954年4月11日。冷戦のさなかである。
重要そうな歴史的出来事は「トルコの科学者、Abdullah Atalarが生まれた」ぐらいだとか何とか。もっとマイナーなのはいるけど。もっともこの人も大概マイナーともいえるが。今はトルコ首都の私立大学「ビルケント大学」の学長やってるとか。まあまあ凄い人ではあるが・・・・・・
結果として20世紀の中間辺りの日付になった訳だが、まあなんとなく理由はわかる。
1901年から1945年辺りは世界戦争が勃発、それに関連したニュースも多かっただろう。何よりようやく世界が繋がった人類転換の時でもあるし、ゴタゴタは多いのだろう。
で、1950年に朝鮮戦争勃発。1945年の世界大戦の後処理もままならぬ時だ。だからこそ、その結果ともいえるのかもしれないが。
朝鮮戦争は1953年に終結。
第二次世界大戦が終わった1945年から米ソは冷戦。1989年まで続いた。
冷戦といえば大変に聞こえるが、実際の戦争ほどには動かない。歴史的出来事も少ない。あったとしてもまだまだ闇の中だ。
1989年から冷戦は終わったが、なんかの間違いでベルリンの壁が崩壊したりしてニュースは多い。大きなニュースはニュースを生むのだ。
しかも、人口も多いので出来事も多くなる。
戦争が終わり、人口も少なめの冷戦中、1954年が最も退屈な日になるというのは決して理由無きことでは無い。
戦争というのは、なんにせよ大きな出来事なのだ。
凄まじい物が動く。
日常の状態ではない。特別な出来事満載である。
故に少なくとも「退屈」ではない。事件は有り余っている。
マスコミにとっては稼ぎ時なのかな?
ニュースが無いなんて事、無いだろうけど。
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テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル
- 2010/12/02(木) 00:25:10|
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