ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

三ネット百科辞典の比較。6

今回のお題は「不思議の国のアリス」。奇妙奇天烈な児童文学。
根源的な言葉ばっかりなのは望むところではない。そういう言葉は往々にして全部の百科辞典サイトに載ってて楽だけど。
諸注意とか説明とかは第一回に。前回はこちら。




出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
不思議の国のアリス
『不思議の国のアリス』(ふしぎのくにのアリス、Alice's Adventures in Wonderland )は、イギリスの数学者にして作家チャールズ・ラトウィッジ・ドジソンが、ルイス・キャロルの筆名で1865年に出版した児童文学である。この作品では、白うさぎの縦穴を通り抜けて、人間の言葉を喋る動物や人間のようなトランプの札が住むファンタジーの世界へ落ち込んだ、アリスという名前の少女の物語が語られる。

『不思議の国のアリス』の本文には、ドジソンと友人たちに関わる逸話や、イギリスの学童が暗記させられる授業を風刺した引喩が数多く含まれている。不思議の国の論理で演じられる物語は、世界中の大勢の子供達と、同じく大勢の大人達の間で親しまれ続けてきた。

本書の原題の直訳は、『不思議の国でのアリスの冒険』となるが、日本では後述するように『不思議の国のアリス』の訳題で知られている。英語でも、しばしば省略形であるAlice in Wonderlandの題名が使われる。この略題は近年の本作品の映画化などによって、広く用いられるようになった。

(以下略)



わかりやすいかどうかはともかく正確でそつのない記述である。
世界中の子供たちと大勢の大人たちという表現は面白いが。
表層→裏話→名前の意味というふうな進行は前文で大まかなところを知れるのでいいのだが、どこかなにか、なにか…なんとも言えない感情的剥離が…
どうでもいいので次に進む。


ニコニコ大百科
不思議の国のアリス
不思議の国のアリスとは

1.イギリスのロリコン数学者かつ作家のチャールズ・ドジスンが執筆した児童文学。ただしペンネームであるルイス・キャロルが一般的に知られている。
2.上海アリス幻樂団の楽曲の一つ → 不思議の国のアリス(東方Project)
ここでは1について解説する。

あらすじ
川辺で退屈していた少女、アリスの前に現れたのはなんとチョッキを着て懐中時計を下げた白ウサギ。時間に追われて駆け出すウサギを追いかけて、アリスはウサギの巣穴の中へ真っ逆さま。落ちた先は動物が喋り難題をもちかける、なんとも不思議な世界で……

概要
原題: Alice in Wonderland(正式名はAlice's Adventures in Wonderland)

英語による駄洒落や「かばん語」と呼ばれる造語を多用しており英語圏の人間でないと楽しめない内容も多いが、その不条理かつユーモラスな世界観や創意あふれる翻訳者たちの工夫により、ファンタジーの古典として日本を含む非英語圏でも広く親しまれている。

この作品の影響から主人公であるアリスという名前や、作中に登場する三月ウサギやジャバウォックといった名詞はしばしばキーマンとして、まれにマクガフィンやトリックスターとして後の数々の小説に登場する。

(以下略)



ロリコン」という表記は原文ママである。
曖昧さ回避で東方プロジェクトに言及している辺りニコニコ大百科である。
あらすじを説明の最初に書くと言うのもなかなかおもしろい。「アリス」は最初の方のあらすじから「アリス」らしさが出ているので、あらすじを使ってその雰囲気を紹介するというのはいいやり方だと思う。
もちろんウィキペディアにもあらすじはあるが少し下のほうである。記事の正確さから言えばこっちのほうがいいのかな?
そして概要の差もおもしろい。
ウィキペディアは裏事情的説明で包括的に内容を説明したが、ニコニコ大百科は例えを挙げて内容を説明する。
ウィキペディアは例えを好まないような印象。

次はアンサイクロペディア


アンサイクロペディア
不思議の国のアリス
不思議の国のアリス(ふしぎのくに-、Alice the wonderland)とは、ウサギと鬼ごっこをした夢を見た夢を今もずっと見ている物語である。
(中略)
あらすじ
アリスは川の堤の上でお姉さんのそばにすわっていた。暇だった。
だから、思案にふけっていた。

するとそのとき、アリスの目の前にピンク色の目のウサギが通っていった。
忙しそうである。

(中略)
気が付くとそこはいつもの場所だった。


結局自分の夢遊病だったことに気が付いた。




現在アリスは、精神科の病院で入院中であろう。


めでたし、めでたし。


-完-

(以下略)



アリスの物語の特徴的な点として古典的夢オチ作品であるという点である。
その点を茶化して笑いにしているのがアンサイクロペディアの記事である。
あらすじといいながらパロディ小説を書き出すのもアンサイクロペディアらしい本末転倒。

とにかく3ネット百科事典の見解をまとめる。


「不思議の国のアリス」とは、数学者の書いた不条理児童文学であり、大人にも読まれる古典名作である。
後世の様々な作品に大きな影響を与えた。





ちなみに夢オチ。



この企画は続き物。
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  1. 2010/02/24(水) 22:58:47|
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PS2 ?СιΥ?

???ĤιΥ?
  1. 2010/04/17(土) 10:43:34 |