ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

買った本。これから買う本。

今日はだいぶ漫画の単行本を買った。その紹介と、これから3月まで本買う予定無いので3月の買う予定の本の紹介もする。気になったものは各自ググるなりなんなりどうぞ。ネタバレはあるかも。ISBNコードまでは書かない。


今日買ったの


スクウェア・エニックス ガンガンコミックスONLINE
魔法陣グルグル外伝舞勇伝キタキタ(2) 衛藤ヒロユキ

あの魔法陣グルグルの外伝にして未来(どのくらい未来なのかは語られていない。キタキタ親父は生きているわけだが…)をキタキタ親父を主軸によせて、魔法陣グルグルと同じくRPGゲーム仕立てのストーリーで描かれた作品。

魔法陣グルグルはメタ表現が多いというかそもそもがパロディだったのだが、この作品もそういうところがある。
この第2巻では主人公チキが死亡しかねない、または忘れられかねない脇役になるというメタな展開をもつ。こういうメタな展開は実際にも危険であるような気もするが、作者の自信の表れか。

様々な作品を得て更に成熟した衛藤ヒロユキのギャグは流石という他無い。


メディアファクトリー MFコミックス アライブシリーズ
まりあ†ほりっく(6) 遠藤海成

個人的には当代一のギャグ漫画と思っている。普段の綺麗な絵柄からの凄まじく突き抜けた描写のギャップが良い。
この漫画はまず百合漫画と見せかけて、男の娘物と見せかけてギャグ漫画という捻じ曲がった構造からなる。最初は百合漫画路線も考えてたらしいが完全にギャグ漫画である。

腹筋の運動になるほどの笑いというのはすでに使い古された表現か、とにかく高密度濃厚洗練されたギャグは見る者の腹筋を鍛える。
主人公の宮前かなこの変態ギャグがあるかと思えば更に理不尽なギャグがそれに上乗せされる。
主要キャラのキャラクター性も6巻にいたって完全に定着した感があるが、背景に書かれるような絵の懲り様も見てて面白い。

ともかく、表紙や女装物や作者が女性とかいう第一印象で敬遠するには惜しい作品である。


講談社 シリウスKC
怪物王女(11) 光永康則

吸血鬼あり狼人間ありアンドロイドありクトゥルー物少しありのストーリーバトル漫画である。
この作品の魅力はやはり、題材の奇抜さを乗り越えてストーリーバトル漫画の王道を行こうという姿勢か?たまに挟まれる奇妙な話もいいが。

この漫画は豪快な描写に定評がある。定評っつっても誰かに聞いた訳でもないが。
チェーンソーでぶった切ったりシャンデリアを落としたり屋敷に火を放ったり…とにかく豪快である。
一昔前の怪奇漫画・ムー的趣味のオマージュのようなものもあって面白い。
単行本巻末の外伝漫画も投げやり・パロディ・馬鹿馬鹿しくて面白い。



メディアファクトリー MFコミックス
日々にパノラマ(1) 竹本泉

特別買う予定に入ってなかったが作者買いした。とにかくこの人の漫画すぐ絶版して、ブックオフみたいなとこにもあんまり流れなくて手に入れるのが難しい。
正直いつだったか東方プロジェクトの竹本泉の影響について偉そうに書いた節があったが、ほとんどネット知識で、実際持ってるのは「さよりなパラレル」全4巻だけだったりする。

竹本泉の独特の作風はこの作品でも如実に現れる。すなわちゆったりしていてどことなく妙な作風の事だが、その不思議な世界観の魅力を出せるのは流石だである。
竹本泉の作品には一度は触れていただきたい。いちいち本から影響を受ける必要はないが、興味深い立ち位置のほんであるので。

後南の火山島という舞台設定も中々面白い。その言葉だけで様々な情勢が浮かぶ。最初が肝心とはこの事か?



ここからは3月の買う予定の本の紹介


3/4
集英社 スティール・ボール・ラン 20 荒木 飛呂彦
ジョジョの奇妙な冒険の第7部にあたるスティール・ボール・ラン
いよいよクライマックスといったところか。複雑奇抜な能力バトルといえばジョジョだ。

集英社 貧乏神が! 6 助野 嘉昭
なんというか、キャラがうまい。キャラの性格が作者がちゃんと把握しているというか、かたくなな所があるというか。
ギャグでもキャラが崩壊する限界を見極めて描くあたりうまい。


3/5
講談社 しゅごキャラ! 11 PEACH-PIT
これで最終巻だっけ?調べたところには完って描いてないから違うのかな。
ローゼンメイデンの人達が魔法少女ものを描くとこうなるということがわかる。
女性作家だけあってか精神描写がうまい。精神病者って最初変換されちゃったよ。


3/8
秋田書店 侵略!イカ娘 6 安部 真弘
キャラがうまい。キャラがどうしたらどう行動するかを描くのがうまい。
キャラデザインもいいが。
ギャグもあっさりとした感じのいいギャグが印象的で良い。


3月10日
メグとセロン V ラリー・ヘップバーンの罠 時雨沢恵一 黒星紅白
漫画漫画漫画ときてラノベ。電撃はライトノベルって単語が嫌いだそうだけど。
キノの旅の作者の学園物といった位置づけ?まあ魔法も超能力も超科学もパソコンも携帯電話もツンデレもない学校世界観だが。

キノの旅やその他の作品では絡ませる主要キャラは2人までであったわけだが、急に増えた主要キャラを動かせるのかと無用無意味な不安があったが、今ではキャラ全員がうまく生かされ縦横無尽に動いている。
キノの旅やアリソン、リリアとトレイズや学園キノとは違う時雨沢恵一の境地がここにある。


3/15
這いよれ! ニャル子さん4 逢空万太 狐印
実は私、これ一巻も持ってない。なぜ買いたいかといえばクトゥルフ物をラノベ的文脈にしたという概要に強く引かれたからである。何故持ってないか。私が本屋に行った時ことごとく売ってなかったからである。
アマゾンで買うのも大袈裟だし。
とにかく面白そう。


3/19
秋田書店 シグルイ 14 山口 貴由
狂気、グロテスク、必殺技。シグルイをバラすと面白い単語が残ってくる。
ストーリーが知りたい方は原作を買うのもあり。原作は自分でググるべし。


3/23
講談社 ハトのおよめさん 8 ハグキ
シュール・政治・メタ。搦め手のギャグの最高峰はこの漫画だろう。シュールなだけならガロの漫画が一歩上かもだが。シュールギャグでって事ね。
そもそもシュールとナンセンスが同一視されていて…どうでもいい。

とにかくあまり知られていない隠れた名作の一つだが、こういった作風の作品は表に出にくいところもあるか。
世界観としては動物社会物。動物社会物とは私がいま作った言葉だが。つまり、動物が人間のかわりに社会を営んでいるような世界観である。結構あるでしょ?一々まとめる気にはなれんが。
それでギャグ漫画ということはつまり、やたら人間臭いドロドロとしたブラックジョークが多い。

主人公のハトよめのキャラクターも凄い。ギャグ漫画の主人公は話が進むにつれてインフレしたギャグ描写をするサブキャラクターに押され目立たなくなったりするが、ハトよめは依然としてトップレベルのキチガイである。

オススメするが気に喰わなくても責任は負えない。


3/26
角川書店発行/角川グループパブリッシング発売
東方三月精 Oriental Sacred Place 1 比良坂 真琴
東方三月精の新シリーズである。
こういう視点を変えた物語は世界観の理解に非常に助けとなる。
それぞれのキャラクターの違った一面を見たり、主役の3妖精をみて幻想郷の暮らしを思ったり、新たな設定を垣間見たり…
本編と外伝の間で良い相乗効果が行われているという事である。
もちろんゆったりとした話も安心して読めて良い。
東方シリーズを知ってることを前提に描いたが、知らない方はググってね。ググっても重要な事がわかるわけでもないか?

3/29
白泉社 ユリア100式 12(完) 萩尾 ノブト
半エロマンガみたいなものである。
ダッチワイフが主人公で、事に及びそうになったらプロレス技で終わるというお約束ギャグの一面も持つ。
エロとギャグは近いとこにあるとされる。最終回の帰結に期待。


こんなところである。
3月は質・量ともに豊作といったところか。
何か私が何故買わないのかという本でもあればコメントにでも書いてって下さい。
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テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2010/02/23(火) 23:40:03|
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