ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

インターネット探訪「DICE COLLECTION」

DICE COLLECTION

フランスのダイスコレクターのサイト、らしい。英語だが。
古代エジプトや古代ローマ時代の四角柱状のダイスから日本の百均ショップで買えるサイコロまで手広く、あるいは無節操に集めて公開している。

ダイスコレクター。中々に良い趣味である。
コインコレクターというのは結構聞く。硬貨というものは古代から現在までそれほど大きな変化が無く様々な種類が数多く作られてきた。故に類似性と相違点で上手くまとめて分類することが出来る。蒐集にはもってこいという訳だ。
ダイスも同じことが言える。コインほど普遍的ではないかもしれないが十二分にどこにでもある。ヒトは賭け事や遊びが大好きであり、そのための乱数発生装置はどこにでも需要があるという形だ。

という訳で古代から現在まで様々な形、材質、品質、その他色々な違いも含め多くのダイスが作られてきた。
最初に使われた「ダイス」は2面ダイスであっただろう。貝殻の表裏、木の葉、骨や歯、木片…… 自然界にあるもの全てが二者択一を決められた。
そしてその自然界で得られるダイスの中でも特異的な意味合いを持つのがアストラガルスと呼ばれる動物(羊やヤギなど)の後ろ脚のくるぶしの間にある距骨。これは概ね四角柱型で投げると大体4つの面がばらけて出る。
これはトルコで紀元前7000年頃のものが見つかっており、古代エジプトや古代ギリシャ、古代ローマでも使われた。四角柱型のサイコロはこれを模したモノであろうが、わざわざアストラガルス型に削って作られたサイコロも古代世界では使われた。メノウ製や青銅製などがあるらしい。
紀元前2600年ごろのウルの王墓(メソポタミア)では三角錐型の4面ダイスが見つかった。
立方体型の6面ダイスは紀元前3000~2500年頃のものが今の北イラク辺りで発見された。
紀元前4世紀~3世紀には表と裏を足せば7になるダイスが一般化したようだ。

サイコロは骰子とも書くしアストラガルスが骨であったこともあり骨製のダイスは古典的であり多い。
似たようなのでは象牙製のダイスなんかもある。今じゃワシントン条約に引っかかる代物か。
石製のダイスも珍しいものではない。粘土(というか陶器)製のダイスもありふれたものだ。
宝石輝石の類で作られたダイスもたまにある。水晶のダイスもあれば翡翠のダイスもある。
金でダイスを作る場合もある。純金では流石に使用に耐えないかもだが。
木製のダイス。木といっても様々な材質があるしそれだけ蒐集しても充分量あるだろう。
鉄製のダイスは今でも見かける。まあボードゲームなんかで気軽に投げられても怖いが。
貝殻から作ったダイスなんかも。貝もまた宝石か。
面白いところでは砂糖製のダイス。そりゃ角砂糖は立方体だけどさ。
まあ結局のところ現代で一番多いのはプラスチックなど樹脂の類か。


同じ立方体同じ材質のダイスでも大きさや角の丸さ、印字など違いは大きい。
同じ用途を果たすものでもこれだけ違いがあるとなるほど蒐集癖がそそられるものである。
蒐集、コレクターには何かテーマがあるべきだ。ダイスというだけではむしろ広すぎるかもしれないが狭いよりはいいのかもしれない。
バラバラに存在するよりもこのように蒐集されて分類されて価値が生まれるものもあろう。それがコレクターの存在価値であるのかもしれない。
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テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2020/03/09(月) 02:30:21|
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