ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

そういえば本家SCPwikiのSCP-5000コンテストが終了してSCP-5000が決定してたのでちょっと見る

SCP-5000コンテスト
SCP-5000
 SCP財団より

SCP、今更説明する必要があろうか?まあ簡単に言うと世界観を共通させた怪奇創作wikiである。

で、本家英語版SCPwikiは10周年を迎えた(日本語版は6周年とかだっけ)。
そんな感じのタイミングで5000のキリ番にふさわしいシリーズⅥの最初を飾る作品を決めるコンテストが行われた。
テーマは「謎」、英語で「Mystery」。非常に広範なテーマである。SCPwikiはその歴史の中で謎を積み重ねてきた。謎はホラーにつきものである。その中であえての謎がテーマ。
多くの作品が集まったがその中の1位、記念すべきSCP-5000のナンバリングを得た作品が翻訳されたので読んだがなるほどまさしく「謎」である。

内容のネタバレは本家wikiのディスカッションで結構話されてる(言うほど真面目に読んでない)がまあ、結構重層的な内容である気もする。
ということで私が感じた内容についてちょっと語っていこう。
ああ、一応SCP-5000読んでること前提で書いていくのでネタバレは注意ね。




まず話の大筋としては、

アノマリーの影響を受けない除外サイトで襲撃を受け、生存を助けるパワードスーツを着て脱出したピエトロがその襲撃がどうかして人類根絶へと方針転換した財団の仕業だと知り、アノマリーが解放されて人類が根絶されゆく世界各地を回りながらSCP-055をSCP-579に持っていく旅をする。

といったところである。

話は正常に見える財団世界で発見されたパワードスーツから発見されたログファイルを参照する形で行われる。パワードスーツがSCPの本体ということになる。
で、この話。はっきり言って謎だらけである。わかることの方が少ない。
まあ話自体はどっかの別時空の財団って話だろうがそれにしてもいきなり財団が発狂する理由がわからない。
ミーム異常か何かの影響かと思いきや否定される。
発狂しているようで財団にも何か意図があるようにも思えるがやはり謎。
そもそも、答えの無い謎である二つのSCP、055と579。この両者を引き合わせる行為。これが完全に謎である。なぜそんなことをするのか、しなければならないのかも語り手であるピエトロ自体わかってない。クロステストは本来禁忌である訳だが……

答えの無い謎。SCPはSFというよりもホラーである。理詰めで設定が完備されているとは限らず作者すらその正体がわからない謎と言うものも多い。答えを考えていたとしても読者がそれを思いつくことは想定していない謎。

思えばそういうSCPは多い。055はそれ自体が情報を遮断するという反ミームであるし、579は財団がその詳細情報を完全に消し去り報告書にも具体的記述が無い。
このSCP記事には多くのSCPが出てくるが答えの無い謎があるものも多い。

財団は何故SCP-682をそこまで終了させたがるのか。SCP-447と死体が接触した時いったい何が起きるのか。SCP-1048辺りでもそもそも誰がどのような目的で作ったのか、そもそも誰かが作ったものなのかわからない。

SCP-5000については様々な考察が為されているが、あるいはこれも答えの無い謎として無限に考察を広げていってもいいのかもしれない。
メタ系だとか682が何かやらかしたとかそういう可能性もあるが結局わからないことも多い。それがSCPだというのが答えの無い謎の答えなのかもしれない。


見当外れな事を書いてるかもだがなんにせよ色々考えさせる面白いSCPであった。


※追記(2/17)
アニヲタwikiにSCP-5000の解説記事が出来てた。

結構色々知らなかった繋がりとかもあったが概ねわからないものだというのはあっているのかもしれない。
なるほど人間性が異常。だからといって人間性を排除しようというのは中々である。収容できんのかね。
055と579の関係は知らなかったがなるほど?そういえばそんな提言あったな。
682のインタビュー記事との類似というのも面白いところ。
なんにせよ過去のSCPの歴史を強くリスペクトした記事だというのがわかる。
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テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2020/02/15(土) 02:45:36|
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