ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

Twitterで読んだ漫画「帝都饅頭事変」が面白かったので紹介



リツイートで回ってきたがつい全部読んでしまった。まだ完結とかはしていない。

話としては大正ロマン(いや明治か昭和かは知らんが)の帝都、つまり東京で、中国の呪術師・フーマンチューとそれが操る僵尸(キョンシー)ならぬ饅頭の化生「饅尸」達、それらと対抗関係にある日本軍の陰陽師・加藤達の闘いを描いたものである

饅頭の化け物が主人公みたいなのが面白い。売れ残った饅頭が人肉を食っておいしくなろうとする。賞味期限切れの札を張られると弱体化する。
饅頭にも肉まん、餡まん、桃まん等々色んなのがいたりしてそれぞれ際立った個性を持っている。
饅尸の変な妖怪な設定が話の肝と言うか、印象に残る。
往年の中国妖怪キョンシーも、ゾンビの亜種という立場ながらどこかコメディめいた匂いが漂っているものだ。それを強調したといったところか。
食べ物から派生した化生と言う意味ではアンパンマンの類も思い出す。あれも食パンマンとかカレーパンマンとか色々居るもんね。派生を出しやすい訳だ。

そんな奇妙な妖怪を大正ロマンに放り込んだらそりゃあ凄いアクのある作品に仕上がるか?
戦前と言うのはやはり色々と問題の合った時代であるが、大正期あたりには未来への強い明るさもあった。
そこに軍部の暗さや怪奇の闇を混ぜ合わせると混沌とした作品が出来上がるといった具合だろうか。

ギャグもありコメディもありシリアスでもある。それ以外の何物かでもある
感情が一々揺さぶられるのは名作の証ではなかろうか。


なんにせよもっと評価されてもいいと思ったので紹介した。
スポンサーサイト



テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2020/02/09(日) 13:38:43|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:0
<<歴史の底なし沼。2020年第5回動画紹介・2020年度週刊少年ジャンプ11号感想 | ホーム | 広告に殺された男。2020年第4回動画紹介・2020年度週刊少年ジャンプ10号感想>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://tateito1.blog48.fc2.com/tb.php/2923-33bf3b56
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)