ネット世代の雑評論

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お化け楽器の色々

私家版 楽器事典

楽器分類別一覧 - Wikipedia


まあ楽器とかそもそも音楽とかに疎いんだけど、それでもオーケストラが集団で大合奏する様はみていて心躍るモノだし、世界中に、歴史上に散在する各種各様の楽器を調べるとその多様さに圧倒される。
音楽というのはやはり人類の文化の中でも最高のものの一つであり、それを表現する楽器もまたそれ単独で価値を孕む。
そして楽器もスタンダードで誰でも知っている優等生のような楽器から裏路地で薬でも売ってるような異常者染みた楽器もある。

今回はそういった異常な楽器について触れていきたいと思う。
あ、大砲とかタイプライターとかヘリコプターとかそういうのは今回無しで。
ではスタート。クラシックに偏ると思う。


まずはピアノから行ってみるか。
いやピアノぐらいどこにでもあるじゃんって感じはあるけどグランドピアノあほほどたけーしな。別にアップライトピアノもたけーが。
まあ鍵盤楽器は往々にしてそうだがバカでかくなる傾向がありその結果高くなる。そりゃほぼ鍵盤だけみたいなのも多いが。
大昔には鍵盤の白いところが象牙、黒いところが黒檀とかいうのもあったとか。これはなんか少ないところの方が安いのがもやもやするからと白黒入れ替えたようなのもあったり。
ピアノピアノといっててなんだが、元々これはクラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテと言われていた。チェンバロ(クラヴィチェンバロ。英語ではハープシコード)というのはピアノの元型的な鍵盤楽器で、ハンマーでたたくのではなく弦をはじいて音を出す。チェンバロは音量の調整が難しく、これを改良して小さい音(ピアノ)から大きな音(フォルテ)まで出せるようにしたのがクラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ、後のピアノということになる。名前の本義的なところがすっ飛んでるのがよくわかる。

グランドピアノと来たからには次はグランドハープとか言ってみようか。
別名コンサートハープ。優美な曲線でバカでかい奴。なんとなく美女が弾いているのはビジュアル的なアレ。
ハープというと糸を張りまくった単純な奴という感じだがグランドハープにはフットペダルなんかがさり気無く追加されたりしておりテクノロジーも感じる。

トリか締めに持っていきたかったがここでオルガン、パイプオルガンについても見ておこう。
みんな大好きパイプオルガンはあるいは楽器の中で一番狂っているのかもしれない。何が狂っているかというとやっぱり大きさ。いやそりゃそこそこ小さい奴もあるけどさ、でかい奴は製造じゃなくて建造になるでしょ?
ふいごやらで空気をためてパイプを通して音をならず。そりゃいいんだがそれを鍵盤楽器でやると大量のパイプが必要になる訳で。で、大量にパイプが用意できたからって今度は鍵盤が馬鹿みたいに大量になる。一番多いのだと7段ぐらい鍵盤が積み重なっててついでに足でも弾く。で、ストップやらの操作もありーのでもうわけがわからない。基本的にゴリ押しな楽器だよね。一人でほぼ合奏みたいなことが出来てしまう。
パイプの並ぶさまは外観的にも美しい。
教会で弾くための奴なら低い音のパイプほど長くなるし弾く曲的に使わないのは無かったりとか、コンサートホールのとかでも低い音は電子オルガンになってたりするのもある。
パイプオルガンはあまり規格が統一されてないのでオルガニストは一々大変である。

低い音を出すのは大変だというのがわかる。イマイチ低い音を奏でても注目を浴びにくいのに楽器ばかりデカくなる傾向がある
一説にはオーケストラの弦楽器の最低音であるコントラバスなんぞをやる人間は単純に楽器の大きさで視覚的に目立とうとしているという。
で、コントラバス、ウッドベース、弦バスと呼ばれるこの楽器も大概だがそれよりも低い音を奏で、それよりもでかいという頭が痛くなる楽器も存在する。オクトバスである。
そのままでは弦に届かないので立ち台までセットでついている。形は変わらないのに大きさばっかり大きくなるのも怖い。

で、管楽器も低音が出て、でかくて、個人で買うには高すぎるというたぐいは結構ある。

木管楽器のフルート(木管と言うが材質は関係が無い)には例えばバスフルートという低い音用のフルートが存在しており、フルート奏者が簡単に使い分ける事が出来るようになっている。
これが行き過ぎるとダブルコントラバスフルートとかいうパッと見フルートとは似ても似つかない奇怪な楽器へと変貌する。
排水管かなにかかというような太い管に4の字を描いて下方向に向かいさらに180℃折れ曲がる。
一応口元付近は横なのでギリギリ横笛の体裁を保っているのかもしれないが指は縦の部分で演奏する。
フルートオーケストラとかいうのの類で最低音を担当する。一本オーダーメイドで参考価格300万円(以上?)。発注から納入されるまで一年以上かかるとか。

ちなみにさらに馬鹿でかいハイパーバスフルートなるものもあるがこれは一点もの。
工場に張り巡らされる配管を思い起こさせる。材料はPVCなど。

こういったものはオクトコントラバスクラリネットやコントラバスサキソフォン、コントラファゴット、コントラフォルテ、コントラバストロンボーンとかなりある。基本的に低い音用の奴あったほうがいいよなぐらいの考えでしか作られてないのか仰々しいものばかりである。使用率はそれぞれではある。
基本的な管楽器での最低音といえばチューバなのだがこれもアンサイクロペディアでボロカスにいわれるブツではある。

管楽器はどうしても奇妙なものが多い。からくりが多くなったりする割に割と管は如何様に曲げても音はするからだろうか。
オーボエはオーケストラでは必須の楽器だが最も演奏が難しい楽器ともいわれる。ダブルリード楽器はえてして難しいものだが。

アイーダトランペット、ファンファーレトランペットは見栄えのためにあえて管を曲げないトランペット。歌劇アイーダでは舞台上での演奏で使われたが重心が先にありすぎて扱いづらい、ベルが遠くにありすぎて弾いてる音がわかりにくいと中々の難楽器である。長すぎるので旗を取り付けることも可能。取り付ける機構を持つものをヘラルドトランペットとかいう。

古楽器ではセルパンというものが面白い。金管楽器としては珍しく穴を指で塞いで演奏するタイプだが、現代の金管楽器のようにぐるぐると巻くのではなく蛇のようにウネウネと曲げて長さを稼いでいる。

バグパイプなんかもな。まあアレも演奏が訳わからんと評判だがオルガンみたくふいごで鳴らすのもあったりするからな。

民族楽器ではアボリジニのディジュリドゥなんかも。白アリに中身を食わせたユーカリの木を材料にするとかいう恐ろしい楽器。まあ現代ではプラスチック製とかもあるようだが。
循環呼吸が基本の技術とされており、様々な技法で奇妙奇天烈な旋律を奏でる。でかいものは2mとかある。木をそのまま利用するので曲げる訳にもいかないのでなかなかインパクトがある。

南アメリカのブブゼラはワールドカップで有名になったが、サッカーの試合で吹き鳴らされるブブゼラの大合奏は凄まじいの一言しかない。音のでかさは容易く難聴になれるほど。



最後の方駆け足になったがこんなところでいいや。
気になった楽器があればググるなり冒頭のサイトから調べるなりしてほしい。本当は画像とか動画とか載せたかったがめんどくさくなって止めた。
楽器は音の音色も重要だが他にも要素は多いものだ。調べると非常に奥が深く楽しめる。
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テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2019/06/29(土) 14:42:40|
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