ネット世代の雑評論

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BLEACH最後の小説「BLEACH Can't Fear Your Own World」上中下巻読んだので軽く感想

BLEACH Can't Fear Your Own World アニヲタwiki


読んだの2月だがともかく感想を書きたい。
小説を書いているのは成田良悟先生。「バッカーノ!」や「デュラララ!!」などが有名だろうか。
スピンオフ作品の名手としても知られ、以前にもBLEACHの小説版を手掛けている。

さて。BLEACH。週刊少年ジャンプで連載していた漫画であり、色々かっこいい作品ではあったが展開や話に無理が出始めたせいか最終版の展開はかなり端折られた印象もある。

その辺の明かされなかった設定なども含め、原作作者の指示も受けつつ完成されたのが今回紹介する「BLEACH Can't Fear Your Own World」である。かなーり分厚いのに上中下巻でかなりの文章量な訳だが設定補完なども多く、BLEACHのその後についての想像もできるなど前作同様最高のスピンオフであった。

設定補完としてわかりやすいところでは、まず主人公がなにかありげで結局ほとんど何も描かれなかった檜佐木修兵。その妙に煮え切らない性格は久保先生曰く主人公向けだとか。
最後の戦いでは卍解まで披露する。風死絞縄(ふしのこうじょう)。単体で勝利できる能力ではないが相当にえげつない能力を持っている。

何かありげで、というなら平子真子もそうか。まあ色々原作の段階で設定は明かされてはいたのだが、今回肝心の卍解が披露された。逆様邪八宝塞(さかしまよこしまはっぽうふさがり)。そのデメリットの大きさは藍染達と闘った時に使わなかった理由にもなるし、その反則的な能力は平子の格をグンと上げた。原作じゃイマイチ強いんか弱いんかわからんというか、いや強いんだろうけどどのぐらい強いんかわからんというかそんな感じだったもんな。

他の多くのキャラクターも疑問点が解決されており、BLEACHという、週刊連載が故か知らないが粗や破綻の多い作品を見事に完成させるものであった。ボスも言うなれば設定補完だしね。四大貴族・綱彌代家の新当主、綱彌代時灘と、原作主人公の黒崎一護同様死神、虚、滅却師の要素が混じりあった産絹彦禰。こいつらもBLEACHキャラらしい個性に溢れた活躍を見せる。


週刊連載で完璧な作品を描くというのはやはり難しいものがある。
そういったものを補完するために小説という媒体を用いるというのは一種理想的ではあるか。
なんにせよ本作はBLEACHという作品そのものの魅力を底上げした名作だったと言えよう。

BLEACHの最終回で描かれた次世代とか、読み切りで書かれた同一世界観っぽいアレとか、その辺の新作はあるんかな。まあその内描かれそうな気はするが。注目したい。
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テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2019/03/10(日) 06:12:35|
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