ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

Wikipedia探訪「フィルムが現存しない映画の一覧」

フィルムが現存しない映画の一覧 - Wikipedia
逸文 - Wikipedia

逸書というものがある。いや「ものがある」といえばおかしいが、要はかつて書かれたのにこの世界から失われた書物を指す概念である。
焼かれたり、ただ行方不明になったり、放置されて劣化されきったり…… そりゃ古来からの文書であっても重要だと見做されたものは転写されたりで今でも、そりゃテキストに差異があったとしても大体残ってたりするものだが、それほど重要と見做されなかった書物でも今から考えると相当重要な意味を持つものとなっていたり、重要であったとしても宗教的な異端の書であったり、権威にたてつく書物は禁書にされたりという目にあったりもする。
世界的な損失となりうる自体である。

それは紙の本だけでなく、映画フィルムなどでも言えることだ。
特に初期のサイレント映画などは音が付いた時代から無価値なものだと見做された時期があり、かなりの率で失われている。
そうでなくてもニトロセルロース製のフィルムは火が付けば一瞬で灰になるし、湿気や温度の具合で著しく劣化が進む。


文明というのは時間がたてばたつほど大きく豊かになっていくように思えるが、こうして失われていくものも多い。
であればこそ文化保護というのは重要なんだよね。
デジタルメディアもすぐにぼろクズになってしまう。恒久的なデータ保存とかそういうことはなにかしらしてほしいものだが、情報氾濫の今の世の中ではコストもかさむ一方。



まあ難しい問題ではあるが、失われてからではもう遅いというのは生物の絶滅にも似ている話。
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テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2018/12/10(月) 03:43:25|
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