ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

Wikipedia探訪「源義家」

源義家 - Wikipedia



源義家、平安時代の武将であり、真面目に日本史をやってた人なら知っている歴史的人物と言えるか。
鎌倉幕府を開いた源頼朝、室町幕府を開いた足利尊氏は源義家の子孫である。石清水八幡宮で元服したことから八幡太郎を名乗ったことでも有名か。八幡神は武家の守護神として名高い。

摂関政治から院政への転換期に活動した武士であり、色々厄介なことに巻き込まれてたりする訳だが、詳細はWikipediaに譲るとして、面白い記述というか、奇妙な話があったので。

引用
足利氏に伝わる伝承としては「われ七代の孫に生まれ代わりて天下を取るべし」という八幡殿(義家)の置き文が足利家に伝わったとされる。義家から七代目にあたる足利家時は、自分の代では達成できないため、三代後の子孫に天下を取らせよと祈願し、願文を残して自害したと『難太平記』にある。足利尊氏が北条氏打倒に立ち上がったのは、家時から三代後の子孫としてそれを見せられたからであり、『難太平記』の著者今川了俊も、自分もそれを見たと記している。しかし、置文が嫡流でなく傍流の足利氏によって継承された理由は説明されておらず、かつ嫡流の子孫である頼朝によって天下取りは義家から4代目で達成済である。そもそも義家の時代に「天下を取る」というような概念は無い。


中々である。
足利家時が自分の代で達成できないから3世代延期しますと自害したとかいうストーリー性なんかもある熱い伝承だが、

1. なんで置文が傍流の足利氏に継承されてんだよ。
2. 嫡流の頼朝が4代目で達成してるからもういいだろ。
3. そもそも平安時代に天下を取るもクソもねーだろ。

と散々ボロクソに言われている。
これほど自己矛盾した伝承も無い。
そうであるが伝承は伝承である。


信憑性や論理よりも優先されてしまうものがある。しかしここまでは珍しいかもしれない。これはこれで面白い。
スポンサーサイト



テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2018/05/08(火) 03:12:03|
  2. 雑学
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<Wikipedia探訪「武家政権」 | ホーム | 「全ガンダム大投票」、結局オルガ一位だったとかの件について 結果の色々見る>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://tateito1.blog48.fc2.com/tb.php/2633-92e36888
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)