ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

映画「レディ・プレイヤー1」見て、原作小説「ゲームウォーズ」上下巻も読んだので感想※ネタバレ注意

映画日本公式
ゲームウォーズ - Wikipedia

書いてたらネタバレでまくったので念のため注意しておく。





ツイッターで評判聞いて見にいったら滅茶苦茶面白かったのでパンフレットと原作小説まで買ってしまった。
つーかスピルバーグ作なのね。スタッフロールで初めて知ったぞ。
日本語名も表記ブレが死ぬほど多く出る類のそれであり(中黒をタイトルに使うのはよした方がいいしアラビア数字にしてしまったのも問題ではなかろうか)宣伝かなり失敗してない?私ならそのままアルファベットタイトルのままにしておくが。
これだけ面白かったらもっと評判になっててもいいはず。まあコラボしまくりなせいで宣伝も難しかったのかもしらんが。


レディ・プレイヤー1、原作ゲームウォーズは80年代を中心としたゲーム、映画、アニメなどの文化を大胆に取り扱った近未来SFである。まあ詳細は各自ググるなり映画館で見てくるなりしてほしいが、簡潔にあらすじを書くと

腐った未来の中で没入型MMOゲーム「OASIS」が世界中で流行っている世界、製作者兼運営会社経営者の遺言として、OASISの中にイースターエッグを隠した、三つの鍵を得て三つの扉を抜けて試練を超えてそれを手にしたものに株式含めた全財産を与える、というものであった。主人公ウェイド(プレイヤーとしての名はパーシヴァル)はライバルたちや敵対的買収をたくらむIOIのシクサーズを抑えてイースターエッグを手に入れられるか。

というお話、なのだがこの映画、原作小説の特色はそこではない。
何しろ実在のゲームや映画、特撮、小説やアニメのキャラ、固有名詞を余りに大量に使っているところだろう。
映画で最初に主人公ウェイドがOASISにログインする際に真っ先に見えたマインクラフトの世界とロゴを見た時、私は全身が痺れた。元ネタの数は数え上げるのも困難なほど。映画では版権の許可を取るのに数年掛かったと聞く。
一応、パンフレットを見ながら適当に羅列していくと、スターウォーズ、モンティ・パイソン、ハイランダー、キングコング、ガンダム、ゴジラ、バットマン、ストリートファイター、ATARI2600のアドベンチャー……
映画と原作小説の両方に出るのに限定してもまだまだある。原作はただ名前が出るのも含めればもはや留めがない。ダンジョンズ・オブ・ダゴラスなんか知らんし、東映版スパイダーマンのレオパルドンに主人公が乗って暴れるのもヤバい。
映画では敵のボスであるソレントがメカゴジラ(3式機龍)に乗って威風堂々とゴジラのテーマが流れるところを暴れまわる辺りは完全に「レディ・プレイヤー1」という作品が「ゴジラ」という作品に浸食されている感があり鳥肌が立った。そこで対峙するのが日系人俳優が演じるダイトウが乗るRX-78-2、ガンダムというのが凄まじい。ゴジラ対ガンダム。まあ割とあっけなくガンダムが時間制限で負けるのだが、原作では同じシーン(実は原作と映画ではいうほど同じようなシーンは無いのだが)では主人公ウェイドがベーターカプセルでウルトラマンに変身し、まさかの「ゴジラ対ウルトラマン」が実現し、あろうことかそのまま勝ってしまう(ショウトウのライディーンが左腕を落としていたのも大きいが)。まあこれが映画で出来なかったのはわかるところ。
なるほど80年代はある種黄金時代なのやもしれぬ。この時代にいわゆるナード、いわゆるオタクをやっていた人には刺さりまくる作品であり、そうでない人にも十二分以上に楽しめる作品であったと言えよう。出てくる作品全て知らないのなら別だが。


映画を見て気になったところとして白人主人公で、ヒロイン(アルテミス)とのロマンスがあり、黒人(エイチ)がバディとして活躍して、アジア人も日中合わせているというのが「いかにもハリウッド」だなあと思ってたが原作小説の時点で殆どそんなもんだったので別にいいことにした。原作では日中じゃなくて日本人二人だが。後、戦う女性というのを重視してかアルテミスの活躍も多い?
原作ではただのしったかぶりクソ野郎であるアイロックが映画ではウザくて魅力あるクソ野郎になってたのは良かったと言えよう。
原作ではかなりの長期間の話なのを映画ではかなりすぐ終わる感じにしたのもまあ媒体の違いと言えよう。



映画にするには困難なスケールを持った作品をハリウッドの資金力によってしっかり映画に収めている。
ハリウッド作品として大正解な作品でもあった。やはり出てくる作品全て知らなくても見に行くべきだし、知ってる作品が多ければ多いほどより楽しめる作品である。
とにかくお勧めしたい映画作品であった。そして原作はこのブログの読者のような方々にはぜひ読んでほしい作品であった。
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テーマ:読書 - ジャンル:サブカル

  1. 2018/05/03(木) 21:40:23|
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