ネット世代の雑評論

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「寿司 虚空編」買って読んだので感想

寿司 虚空編 小林銅蟲 pixivコミック
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『寿司 虚空編』単行本発売記念!小林銅蟲先生インタビュー「はい」 pixivision
ねぎ姉さん 作者ブログ


なんかアマゾンでお勧めされてたので解説読んだら寿司漫画なのに巨大数を解説するとかいう異常なことが書いてあったので読んだら実際異常な漫画だった。

出版業界には数学の方程式を一個本に載せるごとに本の売り上げは半減するという格言がある。
この本では表紙からして方程式が大量に存在する。寿司要素は希薄。一応主人公たちの職業は寿司屋(回らない方の)。
寿司漫画と見せかけて数学の極北へ拉致してくる漫画である。

数。数学は科学の女王だとか誰かが言った。必ずしも数学で数を使うとは限らないもののやはり数は数学の基本ではある。
で、巨大数。バカでかい数。子供の頃やたら桁数が高い数を紙に書いたりするものだが、中学生にでもなれば乗算やらで途方もない数を書く。しかして巨大数の中ではそんなもの塵のようなものにすぎない。

まあ詳細を説明しだすと脳味噌が疲れてくるので細かいことは書かないが、比較することさえ困難な、有限の数の世界の話である。
数学の世界の中以外で意味を持てないほどの巨大数をイメージすることは困難を極める。所謂「天文学的数字」でさえお話にならない。数学的に大きい以外で意味があるとされるグラハム数でさえ序の口である。
それを漫画内でビジュアル化、出来ている訳でもないがともかく奇怪な化け物が平然と暮らす世界観が巨大数の狂気的な側面を現している。

元々作者は2ちゃんねるの巨大数スレッドで、ふぃっしゅ氏が考え出した巨大数を解説していた人である。そういえば昔そのスレッド見たことある。漫画家の人だったのか。実際他にも理性を揺さぶる様な漫画を大量に描いている。寿司にもコラボ的に作者別作品の登場人物が結構出てくる。


人は余りにも大きな数を想像できない。無限という概念を考えることが出来ても無限というものがどういうものか理解はできない。
そこにたどり着くまでの道を方程式として書いて説明する。まああまり理解できないにしても無茶苦茶やってることがわかる。
そうしてようやくたどり着いた巨大数。何か新しいものを発見した喜びがある。理解できない戸惑いがある。



巨大数にも色々あるがwikiなんぞを見ていくと論理的に計算不可能な巨大数(比較は頑張ればできる)とかあって非常に面白い。
専門分野というのは中々日常では得られない知識が眠っているものだ。


あまり意味がないにしても、好奇心が揺さぶられる。巨大な数、これほどの数があれば何ができるのか。宇宙がトリトリほどあればどんな世界があるのか。ビックブーワが意味を持つ何かがあるならそれはどんな世界なのか。ミーミーミーロッカプーワ・ウンパ程の数のある被りのない本にはどんな知識が書かれているのだろうか。

とりあえず、サスクワッチ円欲しい!
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テーマ:読書 - ジャンル:サブカル

  1. 2017/08/21(月) 02:05:35|
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