ネット世代の雑評論

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「現代ゲーム全史―文明の遊戯史観から」読んだので感想など

現代ゲーム全史―文明の遊戯史観から [著]中川大地 book.asahi.com


結構前に買って読んでて感想記事書こうと思ってたのだが、どうにも簡単に書けるモノではなく色々忙しかったので順延してたが、いい加減書く。

現代ゲーム全史。ここでいう現代ゲームとはコンピューターゲームの事である(近い分野のも書かれてるが)。その全史、全ての歴史と言うのは実際壮大なテーマであり、これまでしっかりまとめられたものは無かったように思える。
多少大袈裟な表現やメタゲーム的ゲームへの偏重が見られることを除けば完璧な仕事と言っていいのかもしれない。ゲームの歴史というのは私好みのテーマだが、相当しっかりまとめられていた。


近年ではTennis for Twoが最古のコンピューターであるという話が普及しているが、それ以前のコンピューターゲームの萌芽と呼べるものについてから語られている。
で、今年のポケモンGOまで語られている。そこにたどり着くまでには様々な経緯があった訳である。そしていうまでもなく様々なゲームがあった。この本で言及されたゲームタイトルだけで百はくだらない。

という訳でこの記事ではゲーム史的に重要なゲームを10選してみる。真面目な書評するには少し手に負えない気がするので。
10選てなだけで順不同ね。個人的10選ね。

1.Spacewar!
黎明期の作品から選ぶのであればまずこれは外せないだろう。
そりゃ、これ以前のコンピューターゲームはかなりあるが、このゲームから直接コンピューターゲームという文化の潮流が出来た。直接的間接的に影響されたゲームは多い。

2.ポン
最初の大ヒットゲーム。アーケードゲームを世に知らしめた作品。Spacewar!と時代は近いがこれを外すことは出来まい。
ブレイクアウト(ブロック崩し)も入れたいところだが、まああまりにもポンに近すぎるので今回はなしで。ブレイクアウトもSTGの系譜や一人用ゲームの元祖など大きいのだが。

3.パックマン
スペースインベーダーと迷ったが、コミカルなキャラクター性で新規層を狙ったということでこっちに。スペースインベーダーまではポンの匂いをまだ引きずっている感があるし。

4.スーパーマリオブラザーズ
ジャンプアクションということでドンキーコング(アーケード版)と迷ったが、こちらが完成系だというのと、そもそも2Dアクションの基本形というのもあり、これを入れない訳にはいかないということで。

5.ドラゴンクエスト
RPGの系譜も色々あるのだが、ひとまずの完成系、JRPGの基本を作り出したという事を高く見る。ウルティマやウィザードリィー、類はローグ、もしくはもっと前の作品はどうにもあか抜けていないというか?まあそれぞれの蓄積があってというところもあるが。まあ本心から言えばD&D入れれば済む話というのもあるがアレコンピューターゲームじゃないし。

6.テトリス
落ち物パズルゲームの元祖にして金字塔。ソビエト連邦の生まれという出自は一事件も起こした。ミニマリズムの極みと言えるゲームシステムなども大きい。他のパズルゲームも概ねテトリスが源流である。

7.ときめきメモリアル
よくよく考えると影響は多大なのでは。まあこれより前のADVに与えてもいいが、やはり一つの作品となれば。

8.ウルティマオンライン
MMOゲームの元祖。世界を作り出したという評はあながち間違いではない。

9.ゼルダの伝説時のオカリナ
3Dゲームを完成させた。

10.Minecraft
サンドボックス型ゲームの代名詞であり、インディーズゲームの帝王である。



こんなところだろうか?やはり自分の趣味が強い感もある。
ポケモンGOは評価はこれからという事で入れなかった。

ゲーム史。今だ生きた文化の歴史である。であればこそ今のうちにまとめておかなければ散逸する。
この本は人が考えるよりも偉大な仕事だと私は思う。
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テーマ:ゲーム - ジャンル:サブカル

  1. 2016/11/07(月) 00:04:23|
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