ネット世代の雑評論

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ウルトラマンオーブのサンダーブレスター形態がかなりやばい件について

ウルトラマンオーブ - Wikipedia
Youtube Tsuburaya Prod. Official Channel

アニヲタWiki(仮) サンダーブレスター(ウルトラマンオーブ)


ウルトラマンシリーズは怪獣、ビルをも超え得る体長の巨大な怪物と戦う巨大ヒーローものの元祖にして代名詞であり、現在まで多くの作品が作られている。
ウルトラマンオーブはウルトラマン生誕50周年記念作品であり、特徴として過去作品の過去作品の二人のウルトラマンの力を借りて変身するというものがある。2016年10月20日現在第15回まで放送中(土曜日朝9時から9時半まで、テレビ東京系列)。予定では25回までやるらしくまた劇場版もあるようだ。
同じ特撮の仮面ライダーの周年記念作品であるディケイドも過去作品のライダーの力を同じくカードで使ってたし、親子世代レベルで離れるそれぞれの作品のファンの交流させ、人気を利用し、また再燃させる相乗効果を狙うやり方としてわかりやすい。
オーブの方は二体のウルトラマン、本編で登場する形態では平成作品のと昭和作品のでフュージョンアップするのでより融和の度合いを進めている印象もある。


で、それぞれの形態は二体のウルトラマンの力が融合したそれな訳だが、
スペシウムゼペリオン形態は昭和と平成の最初のウルトラマンであるマンとティガの力、
バーンマイト形態は師弟関係という設定のあるタロウとメビウス、
ハリケーンスラッシュ形態はセブンからウルトラブレスレットを貰ったというだけの若干強引な組み合わせのジャック(帰ってきたウルトラマン)とゼロ
な訳だが、問題はサンダーブレスター形態。

昭和の方はゾフィーである。まあそれは、主役格のウルトラマンではないという感もあるが、一応良い。
平成の方はまさかのベリアルである。ウルトラマンベリアルはウルトラマンシリーズでは非常に珍しい闇墜ちウルトラマン、映画のラスボスなどもやっている。
ゾフィーの光の力でベリアルの闇の力を制御するという具合だが、ベリアルは世代で言うとウルトラの父世代でありゾフィーより格上で、映画でもゾフィーはすぐにのされていた。
そういう訳で、サンダーブレスター形態は情報が公開された時点から暴走する予想が為されていたが、ファンの予想を上回る大暴れをしてしまっている。



第12回ではこれまでの形態では全くかなわなかったマガオロチに対して破れかぶれで変身。着地するだけでビル街が崩れ、最近のウルトラマンでは珍しい町を破壊しながらの戦いが見れる。引き倒してビルを倒壊させるならまだしもビルを引っこ抜いて投げつけたり、八つ裂き光輪でマガオロチの尻尾を切断したりとやりたい放題である。ただ殴り蹴るだけでも暴力的な仕草なのが面白い。
一応マガオロチが事前に暴れていたため周囲の住民はすでに避難していたので人的被害はなかったが……

第15回では食物連鎖という進化形態をとった地球の生命をリセットさせるという異世界の独善的ロボット、ギャラクトロンに対して変身した訳だが、ここでウルトラマン史上でも類を見ない暴行を引き起こした。
まずギャラクトロンに飛びかかる際、怪獣災害に対処する特捜チームビートル隊のVTOL機ゼットビートルが近くにいたので邪魔だとばかりに手で払い飛ばし、更にギャラクトロンの赤いコアにヒロインであるナオミがいる事がわかっているにもかかわらずその周辺を重点的に攻撃、手や尻尾をもぎ取り破壊する部位破壊、マウントからの殴打、左腕のブレードをもぎ取りそれで殴り掛かる……
最終的にナオミの声で留まるように見えたがギャラクトロンがそのスキをついて反撃したために必殺のゼットシウム光線で未だナオミが取り込まれているにもかかわらずギャラクトロンを破壊した。

結果的には何やかんやで死者は出なかったが、主役であるウルトラマンがここまで邪悪に描かれたことはこれまでになかった。
第12回では暴走気味だったので第15回で制御に成功するかと思いきや余計に大暴れして、カラータイマーが鳴って、味方側の人間にオーブが消えてくれると言われてしまう始末。
基本的にウルトラマンは子供向けの作品な訳だが、これを見た子供たちはどう思ったか。

しかし、この容赦ない暴れっぷりはまた、大いに爽快でもあった。
ウルトラマンは完璧なる善の存在として描かれてきた。一種の神格のような扱いである。ならばサンダーブレスター形態は荒ぶる神という具合か。
光あればこそ闇も存在し、その逆もまた然り。ウルトラマンという存在を考え直すきっかけにもなり得る。


一切の慈悲もなく敵を抹殺する。
まあ、アンチヒーローの類型の一種と言ってしまえばそうだが、例えばニンジャスレイヤー、例えばガンダム鉄血のオルフェンズの三日月オーガス、あるいは同じ円谷のレッドマン、あまり詳しくはないが仮面ライダーアマゾンズなどもそうか。過剰な暴力と目的意識をもって事を為す。現代に求められる主人公性とはそういうところにあるのかもしれない。

まだまだウルトラマンオーブは続く。今後サンダーブレスター形態はどのような扱われ方が為されるだろうか。注目である。
実力的にバランスブレイカーだから容易く制御できるという具合にはならなさそうな気がするが……
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テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2016/10/20(木) 01:22:21|
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