ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

三ネット百科辞典の比較。3

今回のお題は「マリオ」。スーパーマリオ、ゲームキャラクターのマリオである。
イタリア人の一般的な名前なので同じ言葉での比較はできないが、それの指すところは明確なので問題はない。
諸注意とか説明とかは第一回に。前回はこちら。




出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マリオ (ゲームキャラクター)
マリオ (Mario) は、任天堂製のゲームソフトに登場する架空の人物で、マリオシリーズの主人公。同社の看板的存在。

1981年に発売されたアーケードゲームの『ドンキーコング』の主人公として初登場したが、名前は無かった。1985年にファミリーコンピュータソフト『スーパーマリオブラザーズ』が大ヒットし、世間に名前が知られるようになった。「最も知られているゲームキャラクター」として、ギネスブック(ギネス・ワールド・レコーズ)にもその名を連ねている。
(以下略)


まずウィキペディア。前文のみ見ているわけだが、まず社会的な存在の意味を重視しているように見える。
プロフィールがその後で、能力、エピソード、登場作品と続く。

これが重要度の違いを表すとすれば、この記事の読者はゲームプレイヤーでは無くて、もっと「一般的」、ゲームをしない人も含めた、そういう視聴者を想定していることになる。

当然か?ウィキペディア日本語版で秀逸な記事に入っているコンピューターゲームの記事は1つ(ディシデアファイナルファンタジー)だけだったはずである。百科辞典サイトによって読者層も変わることを考えなければならない。


ニコニコ大百科
マリオ
マリオとは

マリオとは、イタリア人系の男性名である。軍神マルスのラテン語・Mariusに由来する。

この項目では任天堂の看板キャラクターであるヒゲオヤジについて説明する。

概要
任天堂の宮本茂が生み出した「世界で一番有名なイタリア人。」同社の、イメージキャラクターでもある。

それ以外の詳しい説明はWikipediaを参照のこと。

ニコニコ動画内では、友人マリオをはじめとする改造マリオにおいて、そのtktkっぷりや、

でっていう乗捨てっぷりを披露している。
(以下略)


この後関連キャラクター、上記以外のマリオ(つまりゲームキャラクターではないマリオ等)、マリオシリーズの羅列という風な構成である。
フランクな文体はニコニコの雰囲気が出ている。詳しい説明を他サイトに任せるのもネット文化の横着さが滲み出ている。

やはり、社会的影響から書いているわけだが、動画での活躍を書く辺りやはり動画サイト付属の百科辞典サイトということだろう。

ほかに注目すべきはゲームキャラクターではないマリオは扱いが非常に小さい点である。
ウィキペディアは歴史やらなんやらすべての事に手を出すようにできているが、ニコニコ大百科はニコニコユーザーを対象にしているため、ゲーム以外のマリオは読者にとってほとんど重要でないものであるからだろう。
実際、検索でマリオと打てばすぐに出てくる。

次はマリオペディアというサイトを見てみよう。マリオシリーズ専門のウィキペディア風のサイトである。


出典: マリオペディア
マリオ

マリオ (Mario) は、任天堂製のゲームソフトに登場する架空の人物であり、マリオシリーズの主人公。同社の看板的存在。TVゲーム界が生んだ'80年代最大の世界的スーパースター。敵や脇役となることもあるが、主人公として登場する事が多い。初登場は1981年に発売したアーケードゲームの『ドンキーコング』。この作品でも主人公だったが、まだ名前は無かった。抜群の運動神経とジャンプ力で果敢にアクションをこなし、困難に立ち向かうヒーローとして描かれる。

1985年にファミリーコンピュータソフト『スーパーマリオブラザーズ』が社会現象的に大ヒットしたのをきっかけに、多くの人々にその姿・名前が知られるようになった。コンピューターゲーム史上、最も有名なキャラクターの一人である。

『スーパーマリオ64』以降はチャールズ・マーティネーが声優を務めており、高めの明るい声で喋る。なお、アニメ映画『スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!』とアニメOVA『アマダアニメシリーズスーパーマリオ』、サテラビューソフト『BSスーパーマリオUSA パワーチャレンジ』では古谷徹が声優を務めていた。

(以下略)


以下プロフィールやらなんやらマリオというキャラクター自体を書いた記述が多い。専門サイト故、他の記述は他でのびのび書けるからか。
ここでも社会的影響が先である。それほど重要らしい。
そしてその後はゲーム内の活躍が多めに書かれている。
プロフィールではかなりマニアックな情報も多い。ウィキペディアより多い。
やはりサイトの看板のようなものだから気合を入れているのか。


あまり多くのサイトを紹介するとわけわからなくなるし、私も疲れるし、このまま増やしていくと雪達磨式になるようで怖いが、ピクペディアの記事が面白いので紹介しよう。


ピクペディア
スーパーマリオ

スーパーマリオとは、任天堂発のゲーム作品スーパーマリオブラザーズ及びそのシリーズの略称、もしくはその主人公マリオのパワーアップした状態である。

「マリオ」が複数キャラクターに該当するため、主人公キャラクターのマリオについてもここで解説する。

(中略)


主人公・マリオ
いわずと知れた「ミスター・ニンテンドー」。
職は大工であったが、映画が放映されてからは配管工と認識されている。
ただし配管工らしい仕事をしているゲームは見られない(マリオ&ルイージRPGでは、配管工の仕事を頼まれるイベントがある)。
赤い帽子に青いオーバーオール、ヒゲがトレードマーク。
年齢は25~27歳前後、イタリア系アメリカ人と言われているが、正確なところは不明。

得意技はジャンプ。主に敵を踏みつけることでその威力を発揮する。
また、このジャンプは身分証明にもなる。
(以下略)


記事名に注目。スーパーマリオとなっている。明らかに厳密ではないがこれがゲームキャラクターマリオの記事である。
どうせ、タグから飛ばされればわかるからだろうか。実用重視である。
そしてキャラクターとしてのマリオの記述がまとめられている事に注目したい。中略から以下略までがこの記事で一番長い文章である。つまりここが重要という事だ。関連イラストとかタグはおいといて。
つまり絵を描いたり見たりするのにはキャラとしての記述が重要であり、それを巡る歴史的意味や、声優がどうとかは2の次としている訳である。

つまり、ピクペディアで扱うのはシリーズというよりも、キャラそのものであるという前提が見える。

最後を飾るはアンサイクロペディア。オチもつけやすいし。


アンサイクロペディア
マリオ
マリオ・マリオ(毬雄)とは、キノコ王国陸軍所有の、対クッパ民主主義人民共和国を想定して製造されたイタリア産大量破壊兵器。製造は任天堂。口癖は「マンマミーア」。マリオファミリーのドン。近年、本名はマリオ・ヴァーミリオン(Mario Vermillion)であると考えられるようになってきている。または、霧雨魔理男とも。血液型はB型。身長は0.994hyde(=155cm)。帽子にMと書いてあるためマゾではないかと勘違いされるが、彼はバリバリSである。
(以下略)



まあふざけてるわけだが、一つの傾向がある。他の記事だと根も葉も無いようなデタラメをいってることもあるが、マリオの記事はどこかで聞いたようなネタもいくつか入っている。(黒歴史的な「本名」マリオ・マリオ、霧雨魔理男、帽子からマゾ)他にも下を見ていけばいろいろ聞いたことがあるネタが多い。

アンサイクロペディアのような嘘ネタは元ネタをしっている事前提に書かれているわけだが、マリオほどの知名度のあるキャラはネタも言い尽くされている。
逆から言うとそれほど人気であるということか。

それぞれの記述から「マリオ」、ゲームキャラクターのマリオをまとめる。


「マリオ」とは任天堂の生み出した世界的に有名なゲームキャラクターで、マリオシリーズの主人公にして同社の看板的存在。
イタリア系で、ジャンプを特徴としたアクションをこなすヒーローである。







オチは無いよ?いつもオチがあるわけじゃないよ?いつもオチつけるとか負担が大きいんだよ。


この企画は続き物。
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  1. 2010/02/20(土) 18:42:15|
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