ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

東方茨歌仙 第三十三話 足元で蔓延る西洋の悪魔 感想・考察・その他の確認等

東方茨歌仙 Wild and horned hermit. 第33話「足元で蔓延る西洋の悪魔」の感想や考察など。

第一話「片腕有角の仙人」感想
第二話「意図的に捨てられた技術と地獄」感想
第三話「罪人の金鉱床」感想
第四話「信仰の人工湖」感想
第五話「仙人の本分」感想
↑ここまで単行本一巻に収録
第六話 「雷の持つ見えない毒」感想
第七話 「本物の福の神」感想
第八話 「狐の奸計」感想
第九話 「新旧の妖怪」感想
第十話 「帚木の別天地」感想
↑ここまで単行本二巻に収録
第十一話 「運松庵の太公望」感想
第十二話 「地獄のお迎え」感想
第十三話 「河を捨てた河童」感想
第十四話 「人間に好かれる妖怪」感想
第十五話 「人の寄り付かない神社」感想
↑ここまで単行本三巻に収録
第十六話 「鬼の酒器」感想
第十七話 「梅雨の奇石」感想
第十八話 「宗教家としての仙人」感想
第十九話 「由緒正しいお酒」感想
第二十話 「間違いだらけの酉の市」感想
↑ここまで単行本四巻に収録
第二十一話 「鬼は外、腹は内」感想
第二十二話 「怪魚万歳楽」感想
第二十三話 「道を誤る巫女」感想
第二十四話 「有足の雷」感想
第二十五話 「渾円球の檻」感想
↑ここまで単行本五巻に収録
第二十六話 「野卑な怪異」感想
第二十七話 「妖怪に刺さる針」感想
第二十八話 「桜の木の地底には死体も眠らない」感想
第二十九話「深秘の世界の夢」感想
第三十話「神のみに許された霊力」感想
↑ここまで単行本六巻に収録
第三十一話「誰が兎を生かしたか」感想
第三十二話「ぽんぽこ陣取り裏合戦」感想


単行本第一巻の雑誌収録してないところとかの感想。
単行本第一巻の総合的感想・考察
単行本第二巻の総合的感想・考察
単行本第三巻の総合的感想・考察
単行本第四巻の総合的感想・考察
単行本第五巻の総合的感想・考察
単行本第六巻の総合的感想・考察

という訳で今月もFebriが無事発売された。
つーかなんかしらんけどFebriで連載してたエジプト神、単行本化するのね。まあ結構好きだし買うと思う。
相変わらず方向性のつかめない特集記事はともかく、たるとたたんも今回またクソみたいな話で笑える。実際のポケモンでのsリセマラじゃあせいぜい個体値厳選と性別ぐらいか?アレで色違い来る時もあったっけ?蛇足だが、初代ポケモンの三匹って全員爬虫類なのな。フシギダネは上は植物だが。更に蛇足だがフシギダネとパラスって若干被っているのではと思う時がある。

ともかく第33話感想。あらすじから。油断するとすぐ長くなるので簡潔に書くことを心がける。

表紙カラーは満月の夜に花見をする御馴染みの面々。

ぐったりしている霊夢。華仙が聞くと二日酔いだけではなく今度の花見の料理の用意をどうしようか悩んでいるらしい。
特に当番制などではないが、魔理沙に花見が盛り上がっているのは咲夜の料理のお蔭だと言われたのが気に食わず今度は自分が作ると言ったらしい。
紅魔館の連中は(入手元不明の)獣肉や魚を提供するが霊夢には無理。見かねて華仙がアイデアを出す。

別の日。博麗神社炊事場。
魔理沙がやってきて様子を見る。霊夢は食材の下処理をしている。
どうやら山菜尽くしのようだ。魔理沙は心配して手伝いに来たが霊夢はまだ食材が足りないから調達してきて欲しいらしい。
山菜以外の肴やお酒の当てはあるから山菜を採って来てほしいとのこと。

調理を続ける霊夢の背後から別の声。八雲紫が登場。
山菜を集めていると聞いて持ってきたようだ。
中身を見てなにか問おうとする霊夢だが紫はすぐに消えてしまう。

魔理沙は春シメジなど春に取れるキノコを中心に採集している。
そこで魔界の扉が開くような尋常ならざる気配を感じるが現れたのは華仙。
普通じゃない気配について魔理沙は華仙に尋ねるが特に何もない。変なキノコを食べたからではと揶揄される。
ここは神社の裏。華仙はお酒と肴を調達した帰りだというが。

博麗神社。魔理沙は春のキノコ尽くしで霊夢もご満悦。華仙はお酒と、海の魚である桜鯛を調達してきた。
海の無い幻想郷でどうやって入手してきたのか。華仙は秘密の入手ルートがあると言う。
紫から貰った食材はタンポポ。昔は一般的な野菜の一つだった。霊夢は華仙に調理法を教えてもらう。

夜の博麗神社。花見が始まり沢山の料理が用意されている。
咲夜が驚くが霊夢だけでなく華仙や魔理沙に手伝ってもらっている。

レミリアがタンポポや諸葛菜をまずいという。
魔理沙は華仙相手にキノコ雑学を振っている。
魔理沙はタンポポをつまむがあまり美味いものではないという。野菜の分類だが薬に近い。

ここで紫登場。持ってきたタンポポはガクが反り返っている西洋タンポポ。
普通のタンポポは春にしか咲かないが西洋タンポポはいつでも咲、また受粉がいらない悪魔的な西洋の植物。
この西洋タンポポに本物のタンポポが駆逐されれば花に住む幻想郷の妖精も西洋の悪魔的妖精に取って代わられるかもしれない。

そこで魔理沙は紫がタンポポを持ってきたと気付く。
幻想郷の結界により外の世界で西洋タンポポが猛威を振るえば幻想郷に追いやられるのは本物のタンポポ。
幻想入りしていないものが入り込むのは誰かが意図的に持ち込んだが、意図せず種子がくっついてきてしまったか。
紫は華仙に当てこする。華仙は紫が持ち込んだのではと聞くが、毎回消毒しているという。

西洋タンポポがこれ以上増えないよう策を練らないとならない。魔理沙がおいしい調理法を編み出すとか?と聞くとと紫はその考え方を褒め、新聞にでも載せてタンポポ食ブームを作るという。

かくしてタンポポが飛ぶように売れ、乱獲により本物のタンポポも激減したが西洋タンポポの猛威は抑えられたように見えた。
幻想郷は幻想入りした物なら何でも受け入れる。しかしそのルール外で持ち込まれた物には厳しい事もあるようだ。


Febri Vol.35へ続く。


あらすじ終わり。またこいつら宴会やってるよ回。前回も宴会回だよな。今度、全体の何割が宴会やら祭やらに関わるか調査してみようか。
で、紫が割かし久しぶりに登場して幻想郷の管理者らしいことをやってるのをアピール。幻想郷のシステムというものとなると出張ってくるか。つーか紫いつも何やってんのさ。弾幕アマノジャクの時は地味にラスボス(矛盾)だったけどさ。
近年では栽培された野菜ばかり食べられている風潮があるが、野草の類も中々乙なものである。そう言ったモノに目を向けてくれるのは中々好き。


登場キャラ紹介。登場順。
茨華仙(茨木華扇)
東方茨歌仙の主人公。仙人であり実は鬼。良識はあるが裏もある。

今回は勝手に結界を出入りしていることが判明。まあヤバめの妖怪とか神の類なら割と出来るようだが、あまりするものではないと。菫子は?モノを持ち込むこともできるようだが……

今月の名台詞
「肴の乏しい酒盛りほど貧しいものはない」
まさに名台詞。


博麗霊夢
博麗神社の巫女。東方projectの主人公。茨歌仙は概ね博麗神社周辺の話。

今回は意地を張って咲夜に張り合う霊夢。割かし負けず嫌いというかなんというか。
少なくとも料理は出来る。繊細かどうかは別として。

今月の名台詞
「そりゃそうよ大人の味だもの」
たまに霊夢がする適当な発言。レミリアの方が段違いで年上なのにね。


霧雨魔理沙
普通の魔法使い。東方projectの副主人公。キノコには一家言ある。

話の潤滑剤的なところあるよね。誰にでも気軽に話しかけどこにでも首を突っ込み混ぜっ返す。
サブキャラクターとしてこれほどないまでに有用なのかもしれない。
魔法使いとしてそういうキノコは嗜み?ジャンキーかな。

今月の名台詞
「魔法使いにキノコは必須だからな」
魔理沙は服も含めて形から入るタイプだよね。


十六夜咲夜
何度も自機になった紅魔館のメイド長。料理とか凄く上手い。

久しぶりに焦点の当たった感のある咲夜。そりゃよく自機になるから重要人物なんだが、そういう意味ではなく裏方としての仕事が評価されるのは珍しいというか。

今月の名台詞
「あらあらという事は調理法が良くないようで」
かなり煽ってくる感じ。やや遠回しなところが咲夜流。


レミリア・スカーレット
東方紅魔郷のラスボス。紅魔館の主で運命を操る吸血鬼。

そういえば鈴奈庵で、裏のルートやらでツパイ(じゃなくてチュパカブラだが)を外の世界から輸入してたが、獣肉やらもその類?そうでなくてもやはりチュパカブラで何らかのルール違反、インチキをやってるようだが紫はどう考えているのやら。

今月の名台詞
「タンポポにがーい」
たいして何もしゃべって無い割にだいぶ目を惹かれる。


東風谷早苗
来てた。表紙にもいる。台詞は無い。

チルノ
大妖精
来てた。表紙にはいない。

後95P一番上のコマで奥で早苗と一緒にいる奴誰?アリス?ルーミア?


細かい点も含めた確認考察など。
こいつら花見の季節に何回花見してんの?
二日酔いに喘ぎながら次の花見の準備をするって花見の季節花見の事しか考えてねーじゃねーか。そりゃすぐ散るけどさ。

タンポポ。古来日本語ではフジナ、タナ、江戸時代では鼓草などと言われていた。タンポポというのは小児語だったらしい。英語でいうところのダンデライオン、ライオンの歯という意味だがこれは葉っぱのギザギザをライオンの歯に見立てたもの。フランス語ではピサンリ(pissenlit)というが、これはpiss-en-litでベッドの中のおしっこという意味で、タンポポの利尿作用を示したものであるらしい(Wikipedia調べ)。
欧米、特にフランスなどでは今でも野菜としてよく食べられる。第二次大戦時ではタンポポコーヒーとか言い出して根っこを煎じたものが飲まれていたが、そのコーヒーのようなの苦みはアクであり、カフェインは無い。
所謂雑草の一種である。偉い人が雑草という名の草は無いと言ったが、それはそれとして雑草という区分はあり、人の生活環境下で自然に繁殖する植物のことを言い、人間による攪乱を受けてもしぶとく生育する植物のことを言う。踏みつけても切り取っても枯れなかったりとか。
セイヨウタンポポは侵略的外来種として有名であり、小学生でも在来種とセイヨウタンポポの違い、ガクが反り返っているかいないかについては学ぶのではなかろうか。単為生殖で圧倒的な繁殖力を誇るが、実は寒さにはやや弱い。旬は真夏という事になろう。
紫がにわか生物学で恐れているようだが、別に現代でも在来種が駆逐されきったという訳でもない。しかしセイヨウタンポポと在来種との交雑(普通はセイヨウタンポポは単為生殖なので交雑はしないはずなのだが……)がまた問題となって来ている形。
まあ、何が言いたいかというと、侵略的外来種だからと言ってビビりまくることは無いが、それでも幻想郷は幻想入りという手続きを得ない侵略には敏感だという事である。
幻想郷は隔離された理想の環境系でもあるという話?

咲夜は箸を使っているがレミリアはフォークを使って食べている。
レミリアもしかして箸使えない系?使えるが使わない系か?

で、レミリアの口にはタンポポや諸葛菜の味は会わない。吸血鬼という割に普通に普通の飯を食う訳だが、レミリアは三月精なんかでも描写があったように思えるが苦いものが嫌いのようだ。

幻想郷は、紫は侵略を許さない。今回の紫は幻想郷の秩序、ルールの権化といった形。
幻想入りではなく入ってくるのは言うなれば密入国に密輸。結構やらかしてる奴も多い感もあるが、あるいはこれも次回作以降への伏線?
まあセイヨウタンポポのごとく侵略的ではないので放置されてるのか。

紫は生物学をここしばらく勉強。ほう。紫もまだ勉強するところがある。
まあ幻想郷を一つの生態環境とみなすならそうホイホイ生物を流入させるわけにもいかんしな。
むしろ幻想郷は一つの国か?密入国や密輸を取り締まっているというか。まあ幻想入り、外の世界で追いやられた物は入ってくるわけだがこれは亡命にでも当たるのか。

関係ないが、悪魔的と連呼されるとこの間買ったカイジのスピンオフの中間管理録トネガワの限定ジャンケン会場コンペを思い出してしまう。

※4月11日追記
一応書いとこうと思って書き忘れてたけど、シャグマアミガサタケの毒だけど食用ってのは本当の話で、一応無毒化できるんだよね。
フィンランドでは普通に食べられてるけど外国人観光客が手を出して大変なことになる事例も多々あるようで。
まあ日本人がフグ喰うようなもんなのか知らんが、フィンランドでは免許とかいらずに説明書添付すれば売っていいのかこれ。文化的に食うのが当たり前になってて禁止にも出来んのだろうなあ。


今回は幻想郷のシステム面で重大な示唆があったように思える。
でまたしても宴会ばかりしてる霊夢だが、大丈夫なのやら。というか宴会会場ほとんど博麗神社なのもどうなんだ。儚月抄では紅魔館でロケットの披露宴やってたが。
いつもの花見のメンバーも定まって来てる印象?紅魔館の連中は大体くる。早苗も来る。魔理沙は当然のようにくる。
なんかもっと特殊な奴は来ないのかなあ。ヘカーティアとか。命蓮寺組なんかはあっちはあっちでやってる感じなのだろうか。

今月はコンプエースも発売で、鈴奈庵だけでなく三月精第4部も来る。注目したい。
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テーマ:東方 - ジャンル:サブカル

  1. 2016/04/10(日) 15:19:24|
  2. 東方
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