ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

黒子のバスケ、ジャンプネクストでのEXTRAGAMEも終わったので軽くなんか書く

黒子のバスケ - Wikipedia

とりあえず、藤巻先生の描く原作たる黒子のバスケの連載は終了したようなので、黒子のバスケ全体を通しての感想というか、まあ適当に書く。
アニメはまた別にやるしジャンププラスで小説版の漫画化なんとかいうややこしいのはまだやってるけども。


まず、この漫画の魅力は、そりゃ熱いストーリー展開とかギリギリの試合描写とか色々挙げられるが、一番はやはりキャラクターだろう。
キセキの世代。少数のキャラクターに焦点を絞って強烈なキャラクター付け、設定付けを行った作劇がこの漫画を人気とさせた要因であろう。

で、キセキの世代は一人一人アクの強い個性を概ね持っている訳だが(黄瀬はアクが強いというにはやや微妙か?)、キセキの世代では無い方の主人公である火神は割とわかりやすいキャラクターをしている。黒子と合わせて陰と陽の主人公とでも言って言えなくはない。
その主人公二人が、強すぎるが故に歪んだキセキの世代達を勝つことで正道に戻していく、といった具合になっている訳だが、EXTRAGAMEでは改心しない真の邪悪二人が敵という風になっている。それでも実力はゾーン込でもキセキの世代並、あるいはそれ以上である。

歪んだキセキたちやEXTRAGAMEにおけるゴールドやシルバー達に、まあ主人公側が勝つわけだが、歪んでいることクズカスであることが敗北の(直接的な)理由とはならない。あくまで実力を以て勝つというのが見ていて爽快感がある。
実力の世界でのギリギリの戦いの末になんとか勝利するカタルシス。相手は物理法則に反していないだけのギリギリレベルの強者。そこを巡る濃厚な試合描写。
過去編での妥協の無い描写など安易に媚びに奔らない姿勢も含め、徹底してキャラクターを描いた作品であった。そう感じさせる漫画であった。


EXTRAGAMEはあまり出来が良くないといった話も聞くが、私は結構評価している。
そもそもキセキの世代を一つのチームにって時点で完全に無理臭いはずなのに、それを抑え超えるほどの強チーム、キャラクターを出して試合を描こうという狂気。そのコンセプトだけでまず最高である。
火神青峰紫原の上位互換なシルバーに赤司を超える眼力なんかを持つゴールド。まあ性格的にはカスで背景も明示されないが、だからこそキセキ全員で叩き潰せる劇場版の敵に相応しいということだろう。
大凡バスケを愛していなさそうだしゾーンは使えないが、それでもゴールドなんかは本気出せばゾーン火神を吹っ飛ばしおる(最後はゾーン火神とゾーン青峰の二人でやっとこ叩きつけた形)し、シルバーはゾーン使わなきゃキセキの世代でもどうしようもないのが試合開始から終了までずっといる辺りヤバい(しかも練習なしで)。
結果ヴォーパルソードがギリギリ勝ったわけだがジャバウォックも交代無しで、日本というアウェーで戦った訳だしその強さだけははっきり理解できるあたり藤巻先生のバランス感覚が想われるところであった。


ここからさらに黒子に別の物語を追加することは難しそうだが、少なくとも完結した作品というのは幸いである。
黒子のバスケはこれにてするべきことはすべてした。藤巻先生は心置きなく次回作に挑めるというものであろう。
黒子のバスケで一番好きなキャラは、EXTRAGAME前までは灰崎だったが今はシルバーである。クズキャラはかなり好き。強いくずは特に。
灰崎なんかは藤巻先生が嫌いな一番嫌いなタイプらしいが、そういうキャラも魅力を持って描けるあたりが流石である。こういう感覚で次回作も描かれるならば非常に期待させられるものである。
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テーマ:読書 - ジャンル:サブカル

  1. 2016/03/06(日) 06:33:31|
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