ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

東方茨歌仙 第三十一話 誰が兎を生かしたか 感想・考察・その他の確認等

東方茨歌仙 Wild and horned hermit. 第31話「誰が兎を生かしたか」の感想や考察など。

第一話「片腕有角の仙人」感想
第二話「意図的に捨てられた技術と地獄」感想
第三話「罪人の金鉱床」感想
第四話「信仰の人工湖」感想
第五話「仙人の本分」感想
↑ここまで単行本一巻に収録
第六話 「雷の持つ見えない毒」感想
第七話 「本物の福の神」感想
第八話 「狐の奸計」感想
第九話 「新旧の妖怪」感想
第十話 「帚木の別天地」感想
↑ここまで単行本二巻に収録
第十一話 「運松庵の太公望」感想
第十二話 「地獄のお迎え」感想
第十三話 「河を捨てた河童」感想
第十四話 「人間に好かれる妖怪」感想
第十五話 「人の寄り付かない神社」感想
↑ここまで単行本三巻に収録
第十六話 「鬼の酒器」感想
第十七話 「梅雨の奇石」感想
第十八話 「宗教家としての仙人」感想
第十九話 「由緒正しいお酒」感想
第二十話 「間違いだらけの酉の市」感想
↑ここまで単行本四巻に収録
第二十一話 「鬼は外、腹は内」感想
第二十二話 「怪魚万歳楽」感想
第二十三話 「道を誤る巫女」感想
第二十四話 「有足の雷」感想
第二十五話 「渾円球の檻」感想
↑ここまで単行本五巻に収録
第二十六話 「野卑な怪異」感想
第二十七話 「妖怪に刺さる針」感想
第二十八話 「桜の木の地底には死体も眠らない」感想
第二十九話「深秘の世界の夢」
第三十話「神のみに許された霊力」感想
↑ここまで単行本六巻に収録


単行本第一巻の雑誌収録してないところとかの感想。
単行本第一巻の総合的感想・考察
単行本第二巻の総合的感想・考察
単行本第三巻の総合的感想・考察
単行本第四巻の総合的感想・考察
単行本第五巻の総合的感想・考察


Febri、割とギリギリまで発売の告知なかったからまた延期かなと思ったがそうでもなかった。
Febri内の茨歌仙以外の漫画も妙に面白みがあるよね。たるとたたんにエジプト神の。まあああいうどうしようもないやつが好みというだけかもだが。
あとまあデジモンの特集やってるのか。海外の方が人気あるんだっけ?他はデデデデの作者のインタビューか。やはりデデデデのアレは震災を意識していたか、というかやはりというまでもなく当然か?


第31話感想。あらすじから。ここ、気を付けないとだらだらアホみたいに長くなってしまうのでなるべく簡潔に書くことを心掛けている。

博麗神社。雪の中掃除をする霊夢。
独り言で今年を振り返る霊夢。外の世界と幻想郷の力の差を懸念している。
表紙。芒に月。華扇霊夢魔理沙に大量の兎。

ひとまず異変は収まったが、都市伝説異変だけは収まっていない。
霊夢の独り言を怪しみながら華扇登場。
霊夢が都市伝説異変についての懸念を話す。月の民の仕業であり、永琳にある程度聞いているがいまいち要領を得ず納得していない。
どこがどうなっているのかさえ把握できていない。それほどまでに手の施しようのない状態。
霊夢は悔しいと言いながらも楽しそうな表情。暇でいるよりはマシ。月の連中に意趣返ししたいと目論んでいる。

兎が藪から出てくる。華扇が捕まえると霊夢が鍋にしようとか言い出す。
魔理沙登場。兎の爪には小さな模様があり、大まかな位置を知らせる何かと個体を識別する情報が詰まっているという。その兎に捜索願が出ていたらしい。
霊夢には聞いたことのない情報ばかり。魔理沙によると兎をペットとして飼うことが流行っているらしい。

人里。兎を飼っている人の姿が多く見える。霊夢には食用ではなくペットとして飼っているのが理解できない。
外の世界ではペットとしての兎はそんなに不思議ではない。明治時代の頃も流行った。
兎がちゃんと管理されている。魔理沙の語った情報。里の技術を超えた何かの手が入ってきている。

玄武の沢。技術という事で河童、にとりに詰問する霊夢。河童が流行らせたわけではない。兎がキュウリを食ってしまうかもしれない。
霊夢が技術について聞くとにとりはGPSを思いつくが、結界の中では衛星電波を拾えないという結論になったという。
にとりは考えを巡らせるが霊夢にはごまかす。
河童は兎の流行に際し全自動給餌機能付き兎ケージを作って商売をするつもりらしい。

夜、竹林。妖怪兎が話をする中、華仙が登場。かなりお怒りの模様。
そこにてゐも登場。巧言令色の素兎。
華仙は同族を売って儲けようとしているてゐ達にドン引き。てゐは心外だという。
てゐは他の妖怪兎を去らせて二人きりで話をする。
明治時代の兎ブーム。兎はどんな嗜好品よりも高くなったが、飼っているだけで高い税金を掛けられるようになりブームは去って多くの兎が処分された。
華仙がなぜ兎であるあなたが同じことをするのかと聞く。
異常に高騰した兎は貴族以上に優遇される。その生活を味合わせてやりたいという。しかし華扇は結局捨てられると反問する。
てゐ「…… 我々妖怪兎がなぜこんなに多いのかご存じではないのですね」
妖怪兎の多くはその時に捨てられた兎達。天国を見てから地獄を生き延びた兎達である。
処分しろと言われても人間はペットを殺せずこっそり捨てる。

ここで態度が急変し、てゐは華仙に兎を売り出す。

華仙の道場。結局兎を買ってしまった華仙。迷いの竹林に住む住民の恐ろしさを想う。
兎に(ウサギ用の小さな)布団に入ることを命じ、華仙は兎にも人間にも罪はないか、と言う。

Febri Vol.33へ続く。


あらすじ終わり。幻想郷経済。てゐのペット商法にあやかり河童は給餌機能付きケージを開発する。こうして経済は回り、博麗神社に行くお賽銭の分は無くなるのだ。
てゐがメインゲスト。そういえばしおりさんはてゐが一押しだっけ。かなり設定的な深みをもって描かれた印象。永遠亭は恐ろしいところである。華仙もこれ以上ペット増やしてどうするつもりなんだか。兎なんて自分でも言ってたが愛玩以外に使えねえし。


登場キャラ紹介。登場順。
博麗霊夢
博麗神社の巫女。東方projectの主人公。幻想郷の結界の管理者でもある。

霊夢はあまりペットという柄ではない。玄爺はお目付みたいなアレだし、いつだったか針妙丸を虫篭に入れてたがアレは保護みたいなもんだし。
というか今年の振り返り説明、華仙に突っ込まれてるけどメタだなあ。こういうメタなの東方であんまないよね。

今月の名台詞
「食用じゃなくて?」
霊夢にとってウサギは愛でるものではなく食べるもの。


茨華仙(茨木華扇)
東方茨歌仙の主人公。仙人であり実は鬼。動物の扱いに関しては能力レベルで定評がある。

幻想郷のムツゴロウこと華仙。今回は兎。まあ本物のムツゴロウはもうだいぶんかなりロックな感じだが。
今回は団子を食ってる。隙があれば食ってるなこの仙人。

今月の名台詞
「妖怪兎では私から逃れることはできない」
仙人だし鬼だしね。たまに実力行使するからなあ。


霧雨魔理沙
普通の魔法使い。東方projectの副主人公。今回はかなりの脇役っぷり。

わざわざ兎を探しに来ていたが、依頼を請け負ってたのだろうか?
そういや三月精でツチノコ飼うとか言い出してたが、どうなったのやら。もう話にもならない辺り根を上げてさっさと逃がしたか。

今月の名台詞
「お 知らないのか?遅れてるなぁ」
流行には敏感な今どきの女の子。


河城にとり
河童でありエンジニア。東方風神録3ボス。河童は商売上手でもある。

にとり含めた河童は準レギュラーで、霊夢と比較して商売上手な描写も多い。
茨歌仙の中で、幻想郷の技術革命と霊夢の金策という二つの要素に関わる訳だ。

今月の名台詞
「今しかないと思って開発を進めている」
機を見るに敏。


因幡てゐ
迷いの竹林の妖怪兎の長。東方永夜抄5面中ボス。日本神話で大国主命に助けられたあの兎である。

中々大規模な計画を張って来た。そういえばうどんげっしょーなんかでも兎は売ってたか。
華仙に使うまわりもった丁寧語が中々楽しい。
元ネタから嘘をつく兎だもんね。だからこそ表と裏が激しく闇も凄い。華扇に兎を売りつけたのは流石である。

今月の名台詞
「と、まあそんな感じでかるーく始めた可愛い兎屋さんですが ここは一つ如何ですか?」
軽くなくね?いきなり商売モード。


モブ河童
モブ妖怪兎
その他モブ

その他回想など

聖白蓮
豊聡耳神子
二ッ岩マミゾウ
秦こころ
宇佐見菫子

深秘録の回想勢。他に華扇も入っている。

人面犬
都市伝説。神社の軒下に。

稀神サグメ
鈴瑚
清蘭
紺珠伝月の都組。

八意永琳
割かしあてにならない感。

雲居一輪
八尺様

うさ吉
迷子兎。こういうのも人気投票の投票対象になるんだろうか。

鈴仙・優曇華院・イナバ

中々多い。


細かい点も含めた確認考察など。
霊夢が外の世界について言及している。
キラキラ眩しい、「幻想郷は本当に外の世界と対等に渡り合える力を持てるのかしら?」どういう意味?
外の世界と幻想郷は対等?ふむ。圧倒的に外の世界の方がでかいし、近現代兵器に科学力もそろっている。そりゃ月の科学には負けるが。しかし幻想郷なら?
力、暴力という意味ではないのか?文化的な拮抗?結界の作用に関連した話?わからぬ。
次の東方は外の世界が本格的に舞台だったりして。神主も攻めていくつもりのようだし。霊夢としては干渉するつもりはないようだが……

表紙。芒に月は花札。デッドムーン・オン・ザ・レッドスカイと表現するとニンジャスレイヤーになる。
デザイン的には花札で最も有名?花札は安土桃山時代に伝来したトランプが賭け事の禁令の中で変遷していったものなんだよね。
※追記
そういえば失念してたが芒に月といえば今泉影狼の服のデザインもそれだ。まあ今回とは関係なさそうに思えるが。狼と兎。ふむ。若干童話的な動物二つだが……


都市伝説関係はまだ解決していない。永琳は次第に少なくなると予想しているが、これ関係でまた原作で一騒動あるか?
みんな利用しているようだが、深秘録プレイアブルキャラ以外の都市伝説も気になるところ。ぬえは鈴奈庵で牛の首と判明しているが。ある種異能モノの能力元ネタあて的な?

明治時代に兎ブームがあってから少し経った後に幻想郷が今の形になった。結界のことを言っているのだろうが、結構時系列がわかる発言な気もする。調べてはいない。

衛星電波は結界を通り抜けない。へえそういうのも遮るのか。

にとりが言葉を濁した「あれ」。GPSの代わりに使える何か?現代技術の何か?よくわからんが伏線かも?

てゐの「可愛い兎屋さん」。妖怪兎が人間に直接売ってるのかな?まあ代理店あるのかしらんが。
要は妖怪兎を増やして勢力を伸ばす作戦?ついでに金も設けて一石二鳥よ、と。しかし野に逃がされること前提だし成功するんかね?
妖怪化のプロセスはほかにも野鉄砲や易者なんかが書かれたが、他の妖怪もそういうテンプレートがあるんだろうか?付喪神は捨てられた道具とかだが。

兎に罪はない。妖怪兎には?妖怪として増えるためにやってるのでノーカンなのか。



こんなところか。妖怪化について語られることはそう多くない?
歴史を絡めた巧妙な謎は奥深い面白さがあった。
永遠亭は侮れない勢力であり、それにつながる月の都やそれに敵対した純狐たちに霊夢はどうかかわっていくのか。
東方の今後もいろいろ想像できる良回であった。
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テーマ:東方 - ジャンル:サブカル

  1. 2015/12/11(金) 01:10:08|
  2. 東方
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

てゐって中ボスの中ではメイン回を貰えるほど、出番が多いですね。
いずれ静葉や椛、屠自古といった中ボス達もゲストとして出演してるとこを見てみたいです。

あと回想で登場したサグメがクールビューティーでカッコ良かったです。
サグメはここ最近で一番好きになったキャラかもしれません。
  1. 2015/12/11(金) 13:56:44 |
  2. URL |
  3. Nizi★ #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

> てゐって中ボスの中ではメイン回を貰えるほど、出番が多いですね。
> いずれ静葉や椛、屠自古といった中ボス達もゲストとして出演してるとこを見てみたいです。

てゐは中ボス出身としては異例の扱いですよね。
まあどちらかというと花映塚プレイアブルというのが大きいのでしょうが。


> あと回想で登場したサグメがクールビューティーでカッコ良かったです。
> サグメはここ最近で一番好きになったキャラかもしれません。

あ、回想キャラ一覧にサグメ(と玉兎二匹)書くの忘れてました。修正しときましたありがとうございます。
サグメは東方キャラでも中々珍しい系の性格かもですね。立場的にも設定的にも興味深い所ですし。
  1. 2015/12/12(土) 01:22:48 |
  2. URL |
  3. たていと1 #-
  4. [ 編集 ]

No title

そもそもてゐは初出の時点で自機勢に撃破されないと特殊さが際立つキャラだぞ
確実にただの中ボスとしては作られてないよ
  1. 2015/12/20(日) 15:49:43 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集 ]

Re: No title

> そもそもてゐは初出の時点で自機勢に撃破されないと特殊さが際立つキャラだぞ
> 確実にただの中ボスとしては作られてないよ

それは確かにそうですね。
永夜抄から地味にラストワードとかありますし。設定も凝ってますしねえ。
やはり永夜抄は3部作の最後であるし、それぞれ特別なところがあるのでしょうか。
  1. 2015/12/20(日) 16:54:54 |
  2. URL |
  3. たていと1 #-
  4. [ 編集 ]

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