ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

ジャンプ打ち切りサバイバルレース、「左門くんはサモナー」が生き残れる可能性を探る

週刊少年ジャンプ - Wikipedia

「左門くんはサモナー」。週刊少年ジャンプで2015年43号から連載している漫画である。
サモナー、つまり召喚術師である左門召介が天使のようにいい人である女子高生、天使ヶ原桜と同じクラスに転校してきて、悪魔とか召喚しまくって天使ヶ原に嫌がらせしまくるとかそういう話である。ギャグのセンス、細やかな笑える描写、現代的な人間関係の描き方などが面白い。
話によれば作者の沼駿先生はニコニコでアイマス手描きMADプロデューサーやってるカマトロPであるらしい。たしかに絵は似てる。

で、左門。私はだいぶ好き(今のジャンプ連載陣では2番目か3番目ぐらいに好き)なのだが、どうも次回の改編期に打ち切られそうな臭いがしている。
言うまでもなく週刊少年ジャンプはアンケートハガキ絶対主義。アンケートハガキによる結果は概ね掲載順に反映される。要するに、低いのだ。掲載順が。
左門はネット上での評判を見る限り一話二話があまり受けなかったようだ。どうにも主人公左門のクズ描写ゲス描写が反発を受けたらしい。私は結構そういうところも好きなのだが。
ともかくスタートダッシュに失敗するというのは、特に中堅層が厚くなった最近の週刊少年ジャンプでは致命的である。そのまま人気を取り戻すこともままならず高い壁にはじかれて早々に打ち切られるというパターンになりがちだからだ。
ここ最近ジャンプは突き抜け、つまり改編期から改編期までの一期のみ(10週とか)で打ち切りというのは避けている節(ここ何年かでは1,2作品ぐらいだったか)があるが、結局20週とかで打ち切られる作品は多い。

今週、2015年度11号から連載してた「カガミガミ」が打ち切られ、某所のバレによると来週号では33号から連載されていた「ベストブルー」4が打ち切られるらしい。
来週号では左門の掲載順はドベ5、つまり下から5個目な訳だが、打ち切られるベストブルー、巻末固定のアニメ化プロテクトまである磯部、そして他二つは割かし長期連載作品となっており、実質次回の改編期での打ち切り大本命となっている。
ネットでの評判ではここ最近の評判はいいが、ネットでの評判がいいからといってアンケ絶対主義のジャンプでは関係ないし、ネットだけで人気で単行本すら全然売れないというパターンもある話である。


という訳でだいぶ厳しい状況だが私は左門のファンとして、次回改編期で生き残れる可能性を探ってみたいと思う。

まず、打ち切られる作品数。これはジャンプでは1~4作品改編期で入れ替わる訳だが、最近の傾向から見て次は2作品か1作品と見られている。
つまりあと一二作品生贄があればいいわけである。

他の打ち切られる、あるいは連載が終了する候補としては、
同時期に連載が開始していまいちパッとしない感がある「ものの歩」。
今週号連載開始されたがどうにも好評とはいいがたい「バディストライク」。
展開的にそろそろ終わりそうな「ニセコイ」。
展開的にそろそろ終わりそうな展開が延々と続いている「銀魂」。

ぐらいだろうか?ワールドトリガーも掲載順低いが、昔のジョジョみたいに掲載順関係ない枠なのかなあ。
トリコも終わりそうといえば終わりそうなんだが、終わらなそうといえば終わらなそうだし。
ダンス部はそりゃ連載時間少ないからかそこまで掲載順高くないが打ち切りラインにいる感じはない。
暗殺教室もそろそろ終わる可能性があるのかな?そりゃそろそろ作品上のタイムリミットは近いわけだが。

左門がこれらの作品の上に行けば打ち切られることはないわけであるが、まあそれが難しいという話ではある。
ものの歩の上ぐらいは、二作品の最近の調子を考えればなんとかなるかもしれない。
バディストライクが打ち切りになるには、最近あまりしない突き抜けとならなければならない訳で、相当ボロボロなアンケでもなければならない訳だが、そこまでかというと疑問である。今の掲載陣の中で、という留意を付ければ可能性はあるかもしれないが、野球部活漫画というだけで主要購買層である中学高校生には強いのでは?とも思う。
ニセコイもあと8週かそこらで終われるかというと、不可能でないにしろうまい終わり方とは言えない。ちなみにニセコイ、ジャンプのラブコメでは最長期連載なんだってね。題材的には短くやった方が話としては良かったと思うのだが。
銀魂は今どうなってんだあれ。把握できてないのだが難しい気がする。


今度は週刊少年ジャンプという雑誌の漫画ジャンルの枠で見てみよう。
左門は今のところギャグ漫画と認識されている。
一般的にギャグ漫画と呼ばれる作品は純粋なギャグ漫画とコメディ漫画に分けられるべきだと考えているが、まあ読者が曖昧にしか認識していない以上この場合そのどちらも対象に入れた方が良いだろう。
今のジャンプのギャグ漫画は、

こちら葛飾区亀有公園前派出所
銀魂
ニセコイ
斉木楠雄のΨ難
暗殺教室
磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜
左門くんはサモナー

といったところか。ニセコイは正確にラブコメでややジャンルが異なる感もあるが、左門もラブコメ的なところがあるか。
銀魂と暗殺教室はコメディに分類され、最近はシリアス展開をやっている。
となると残るはこち亀、斉木、磯部、左門な訳だがジャンプとしてはギャグ漫画が一作品減っても問題はない訳だ。しかしあって過剰か?微妙なところだ。斉木はキャラが基本善人で磯部は主人公がクズな訳だが、左門は左門くんがクズでてっしーが超善人。こういうところは何か意味ある対比となるかも。


こう考えると、左門はまあ来季の打ち切り本命ではあるが、必ずしも打ち切られるとは限らないか。
アンケ出にくいような作風だし、この調子の上がり方を見れば編集陣もあるいはもう少し様子を見るという配慮を為すかもしれない。
そして、アンケが出なくても、もう一つ連載を続ける道もある。他誌への移籍である。とくにスマートフォン向けのジャンプ+などはちょうどいい受け皿になるやも知れぬ。少なくとも連載さえ続いていれば希望は残る。

左門くんはサモナー。このまま終わってほしくはない作品である。
ジャンプのシステムに消えるか、どうにかこうにか生き残るか。注目である。
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テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2015/11/19(木) 00:30:08|
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