ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

電撃文庫総合目録2015を見て作家陣の序列を考える

電撃文庫 - Wikipedia

電撃文庫、ライトノベルレーベルの中でも突出して最大手のレーベルである。あるいは、未だ以て、と付けるべきという人もおろうが。結局はKADOKAWAで寡占状態なわけだが、なんやかんやで新レーベルなんかも多く出てライトノベル界は未だ以て群雄割拠である。

で、電撃文庫総合目録、隔年で無料とかで配布されている電撃文庫の目録である。
目録、つまりどんな本があるか並べる本だが、そんなもん読んでもなあ、という向きも多いやも知れぬ。私は結構目録の類は好きなのだが。
しかし電撃文庫総合目録は色々企画なんかもあって読んでて楽しい。
たまたま手に入れたので読んで見ると、まあ三膳とかいう企画とかもアホで面白かった(特にまど劇場のとキノの)が、最初の人気作紹介の順序が、特に名前順なんかではないことに気づいた。売上順?人気順?あるいは?

ページ数も違ったりするし、興味深かったのでまとめてみたい。

一人目 川原礫 4ページ
SAOの人ね。ネット小説出身だが今一番ケチのつけようもなく売れているから一人目か。

二人目 鎌池和馬 4ページ(口絵イラストページにショートストーリーあり)
禁書の人。ヘヴィーオブジェクトがアニメ化というのも順位に関係あるのだろうか。口絵はそうなんだろうが。

三人目 成田良悟 2ページ
デュラララの人。電撃文庫以外でもいい仕事してた記憶も。ブリーチのノベライズのが面白かった気がする。

四人目 時雨沢恵一 4ページ
キノの人。なんかページ数がこの辺で変則的に増減しているが、作品数やけに多いからか?キノ十五周年というのもあり、電撃文庫の中興期を支えた逸材だというのもあるのかも。アニメはあまり成功しない印象だが、SAOのスピンオフなんかもやったし、色々複雑なことになっている。

五人目 佐島勤 2ページ
劣等生の人。アニメは小説ほど売れなかった感があるが小説は滅茶苦茶売れてた気がする。

六人目 三雲岳斗 2ページ
ストライク・ザ・ブラッドの人。あんまこの作品知らないが、よく聞くのは確か。

七人目 聴猫芝居 2ページ
ネトゲの嫁は~の人。あんま知らんが、最近の人という印象。

八人目 宇野朴人 2ページ
天鏡のアルデラミンの人。そういやアニメ化決定したんだっけ。来年の春。そのこともこの序列に影響か。

九人目 虎走かける 2ページ
ゼロから始める魔法の書の人。第20回電撃大賞大賞ってことはだいぶ最近の人か。

十人目 和々原聡司 2ページ
はたらく魔王さまの人。アニメは成功してたよね。

十一人目 川上稔 2ページ
ホライゾンの人。あのラノベ売り場に行ったら分厚くて目立つアレ。ライトノベル界の京極夏彦(主に本の厚さについて)。アニメはまあまあ成功してたはずだが、どうにもマニア受けに過ぎるきらいがあるか。

十二人目 伏見つかさ 2ページ
エロマンガ先生の人。俺芋の人でもある。一時は時の人だった気もするがこの序列ではこんなもん。

十三人目 青山サグ 2ページ
天使の3Pの人。ロウきゅーぶも。幼女の話を書かせたら当代一?

十四人目 支倉凍砂 2ページ
マグダラの人。狼と香辛料も。黒い噂(というかまあアレなんだが)もあるが、着実に良作を書いている。

十五人目 鴨志田一 2ページ
青春ブタ野郎の人。さくら壮のペットな彼女も。

十六人目 高橋弥七郎 1ページ
カナエの星の人、というかシャナの人。この人も電撃文庫の顔だったことがある。

十七人目 入間人間 1ページ
色々書いてる人。みーまーとか電波女とか。毒が強い印象もあるが。

十八人目 上遠野浩平 1ページ
ブギーポップの人。ブギーポップはライトノベルそのものを変革させた、気もする。

十九人目 深沢美潮 1ページ
フォーチュン・クエストの人。シリーズ開始から25年てなあ。

二十人目 神埼紫電 1ページ
ブラック・ブレットの人。最近といえば最近?

二十一人目 夏海公司 1ページ
なれるSEの人。SEってのはシステムエンジニア。結構変わった題材であるが。

二十二人目 ゆうきりん 1ページ
魔王なあの娘と村人Aの人。魔王ってなんだよ。

二十三人目 師走トオル 1ページ
ゲーム戦争の人。ゲームメーカーにどんな風に協力してもらっているんだろう。


ここまで。傾向としては、今活躍してる人を上に持ってきている感じ?
基本は売上順にも見えるが、アニメなんかも影響に入ってきてるか。
それとは別に新人も上に行っている。
今活躍してる、とは書いたが今でも本出しているなら昔の第一線の人なんかもちゃんと加えている、といった具合。

まあ要するに、広告として優先すべき作家作品を前に持ってきているということだろう。
なるほど商業小説たるライトノベルの目録における紹介としては相応しい。そう考えたうえでもこういう序列にしたというのは興味深いところではある。
売れる小説売りたい小説売れた小説、電撃文庫編集部の認識というものが垣間見れた、気がした。結局こんなモノでは何もわからないのだが。
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テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2015/10/14(水) 23:49:25|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:2
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コメント

No title

上位の5人はコンスタントに売れる作家ということですかね。読んだことがあるのが時雨沢さんと高橋さんと成田さん、支倉さんぐらいですね。
ここで出ていない中でお気に入りは鈴木鈴さん、渡瀬草一郎さんの作品ですね。
  1. 2015/10/16(金) 02:52:22 |
  2. URL |
  3. やまさはる #-
  4. [ 編集 ]

Re: No title

> 上位の5人はコンスタントに売れる作家ということですかね。読んだことがあるのが時雨沢さんと高橋さんと成田さん、支倉さんぐらいですね。
> ここで出ていない中でお気に入りは鈴木鈴さん、渡瀬草一郎さんの作品ですね。

確かに上位五人は常時主力陣というイメージもありますね。
一応、この中で一冊でも読んだことがあるのは13人ぐらいでしょうか。ラノベの記事それなりに書いときながらあんま読んでない疑惑は強いです。やはりなんやかんやで小説なので強い読む動機が無いと読む機会ないですし。このラノとかで紹介されてると読んだりもするんですが。

読んでいる作家さんを見ると結構趣味が近い気もしますね。まあ私は何でも節操なく読みますが。
  1. 2015/10/17(土) 01:05:04 |
  2. URL |
  3. たていと1 #-
  4. [ 編集 ]

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