ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

東方茨歌仙 第二十八話 桜の木の地底には死体も眠らない 感想・考察・その他の確認等

東方茨歌仙 Wild and horned hermit. 第28話「桜の木の地底には死体も眠らない」の感想や考察など。

第一話「片腕有角の仙人」感想
第二話「意図的に捨てられた技術と地獄」感想
第三話「罪人の金鉱床」感想
第四話「信仰の人工湖」感想
第五話「仙人の本分」感想
↑ここまで単行本一巻に収録
第六話 「雷の持つ見えない毒」感想
第七話 「本物の福の神」感想
第八話 「狐の奸計」感想
第九話 「新旧の妖怪」感想
第十話 「帚木の別天地」感想
↑ここまで単行本二巻に収録
第十一話 「運松庵の太公望」感想
第十二話 「地獄のお迎え」感想
第十三話 「河を捨てた河童」感想
第十四話 「人間に好かれる妖怪」感想
第十五話 「人の寄り付かない神社」感想
↑ここまで単行本三巻に収録
第十六話 「鬼の酒器」感想
第十七話 「梅雨の奇石」感想
第十八話 「宗教家としての仙人」感想
第十九話 「由緒正しいお酒」感想
第二十話 「間違いだらけの酉の市」感想
↑ここまで単行本四巻に収録
第二十一話 「鬼は外、腹は内」感想
第二十二話 「怪魚万歳楽」感想
第二十三話 「道を誤る巫女」感想
第二十四話 「有足の雷」感想
第二十五話 「渾円球の檻」感想
↑ここまで単行本五巻に収録
第二十六話 「野卑な怪異」感想
第二十七話 「妖怪に刺さる針」感想

単行本第一巻の雑誌収録してないところとかの感想。
単行本第一巻の総合的感想・考察
単行本第二巻の総合的感想・考察
単行本第三巻の総合的感想・考察
単行本第四巻の総合的感想・考察
単行本第五巻の総合的感想・考察


Febriは隔月誌な訳だが、そこで一回休載すると4カ月間を置くことになる。4カ月ぶりの茨歌仙である。
茨歌仙以外のアレとしては妙にニンジャスレイヤーが推されているなと思った。

とりあえず第28話のあらすじから。本当に簡潔に書く。

表紙は後述する旧都の満開の石桜を見る華仙と魔理沙。

夜桜の花見。犬の気配がすると思ったら天ぷらが無くなっていた。都市伝説の人面犬の影響である。
冬から都市伝説由来の怪異が増えており収まる様子もない。気にする者も少なくなっている。
魔理沙はそれをどうにか利用しようとしている。

間欠泉センターの周辺で鳥が不審死している。有毒ガスの影響か?
霊夢たちが訪れると、早苗がいる。硫化水素のガス濃度の確認に来たらしい。

鳥はガスによって死んだのではなく何かに当たって死んだようだ。ガス濃度も問題ない。
霊夢は殺生石を想起する。

旧地獄地霊殿、古明地さとりが動物に囲まれながら、怨霊と話をしている。
怨霊は旧地獄での花見がしたいとのこと。さとりは最初は却下するが、怨霊の考えていることを読んで調査に乗り出す。

霊夢たちは間欠泉センターで奇妙な宝石を見出す。霊夢がお札を張ると昇天してしまう。
他にもありそうなので集める。そこに一輪車を持った妖怪、お燐が現れる。

博麗神社。お燐はさとりに石の回収を命じられた。
この石は石桜。桜の木の下の死体の魂が地下に沈み、純化されて結晶化したモノ。最終的に石の桜になって地底世界に桜吹雪をもたらす。
間欠泉に混じった石桜にたまたま当たった鳥が撃ち落とされたとのこと。

今年に限りそういった被害が出ているのは石桜の当たり年であったことと、怨霊に娯楽禁止令が出ているのが理由である。監視の強化の一環が裏目に出た。
怨霊は純粋な魂の結晶である石桜が好物で掘っておけば食べて掃除する。

地底世界、壮観な石桜の桜吹雪。華仙は旧地獄のこのような春らしい変化があったことに驚く。
華仙は怨霊を握りつぶす。こんな空気の悪い場所にするのは正気の沙汰ではないという。
そういってるところに魔理沙が飛んできて華仙はずっこける。
魔理沙は地底の桜を見に来た。

華仙は花見を切り上げてすぐに帰ろうと言う。
「こんな邪悪な色彩 ずっと見てたら心まで乗っ取られてしまうわ」

Febri Vol.30へ続く。

あらすじ終わり。前回の休載分なので春の花見の話。この分だと2カ月遅れで行くのか梅雨ぐらいの話を飛ばすのか。まあ神主も梅雨頃の話とかいう風なの考えてないと思うけどね。
地底。さとり登場は中々のインパクト。いやお燐もだが。こいしはどっか行っててお空は間欠泉地下センターで働いていると考えるとお燐が出てくるのか?華仙の反応も興味深い所であった。


登場キャラ紹介。登場順ね。
茨華仙(茨木華扇)
東方茨歌仙の主人公。仙人であり実は鬼。善人なのか悪人なのか。

今回は久しぶりに本性に迫ったところが来た。いつだったか勇儀には逢っていたので地底に来るのが初めてではないはずだがかなり嫌っているようである。
鬼であることは明白だが何故仙人をやっているか何をするつもりなのかというのが茨歌仙全体の謎としてある。そういう主人公。

今月の名台詞
「鬼じゃなきゃ正気も保てまい…」
たまに出る優越種的傲慢さ。


霧雨魔理沙
普通の魔法使い。東方projectの副主人公。ある種冒険家的なところもある。

旧地獄に花見に行く。なるほどある意味で正気が失われてはいるのかもしれない。
フットワークの軽さがすごいよね。

今月の名台詞
「大丈夫だ たかが知れてる」
地霊殿の主は妖怪にとっては最も凶悪な妖怪かもしれないが、磁気である魔理沙にとっては4ボス程度でしかない。


博麗霊夢
博麗神社の巫女。東方projectの主人公。普段はのんびりしてるが危機管理意識は高い。

何かわからないものでも普通の宝石でないとわかる。基本的に天才系の主人公。
お燐を締め上げる辺りがなんというからしい。

今月の名台詞
「その時はその時よ また私がズバッと解決すれば良いんだから」
うむ。


東風谷早苗
守矢神社の巫女。最近の作品で良く自機になってる。現人神的な。

今回は自分の縄張りの話という事でガスの調査。
ガスマスクが無骨で良いよね。

今月の名台詞
「よく温泉の臭いを硫黄の臭いと言いますが本当の硫黄は無臭です この臭いを出すのは硫化水素なんで間違えないでください」
理系女子。理系らしいめんどくささが素晴らしい。


古明地さとり
東方地霊殿4ボス。旧地獄の地霊殿の主。他人の心が読める。

今回の二つ名は「孤影悄然の妖怪」。よくわからんがかっこいい。茨歌仙の二つ名は華仙の主観っぽいんだよね。
動物に囲まれて謁見している様子がなんというか、貴重な設定シーン?

今月の名台詞
「私を騙そうとしていないことは判ってしまう 心が読めるってなんて面倒なのかしら」
こういう逆説的な嘆きがさとりらしい屈折さ。


お燐
東方地霊殿5ボス。本名は火焔猫燐だが、お燐表記だったしお燐は火焔猫燐って名前嫌いなんだっけなので。

今回の二つ名は「背信棄義の死猫」。あんまり意味が分からないがかっこいい気がしないでもない。
今回は仕事で来た感が強い。軽い感じがらしい。

今月の名台詞
「おっと 見つかっちゃったかい」
見つからないで行けると思ったのか。


後、モブに、宴会にうどんげ、妖夢、あと咲夜やパチュリー、レミリアっぽい影も。
人面犬や隙間女のイメージや、神奈子諏訪子なども。
地底世界にパルスィ、ヤマメ、キスメ。
あと怨霊とか動物とか


細かい点も含めた確認考察など。
地獄の紫色に光る宝石と言うと聖闘士星矢の冥闘士のサープリスの表現を想起させる。
「冥界の宝石のように黒く光り輝く鎧」って言われても実際そんなもんしらねーよって思ったものだ。

間欠泉に交じった石が当たるぐらいで烏がバンバン落ちるだろうか?やはり特殊な好物だったからか?

地底世界では石桜が桜吹雪する訳だが怨霊がいなければ誰が掃除するんだってことになるのか。
怨霊も怨霊で生態系を守っている?

で、華仙。怨霊をひどく嫌うようだが……
地底に住む鬼と一線をおいている?謎は深まる。

さとりは地底世界において怨霊に娯楽禁止令を出せるほどの権力を持っている。
ふむ。案外権力とかあるのか。ただいるだけではなく統治している。この辺の描写は二次創作的にも貴重か。



今回はだいぶ簡潔に。地底についての設定周りがかなり強化された。
それは華仙の謎にも繋がってきている?華仙の元ネタから言うと一番ファクターが大きそうなのは宮古芳香だがいつ会うのだろうか……
次回は春から飛ぶことになりそうだがどういう話になるのか。茨歌仙全体の構想はどうなっているのか。原作ゲームとのかかわりは?期待して注目である。
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テーマ:東方 - ジャンル:サブカル

  1. 2015/06/17(水) 23:39:55|
  2. 東方
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  4. | コメント:2
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コメント

No title

いまだ読んではいませんけど、この話はとりあえず飛ばさなかっただけ理由があったということでしょう。2月の小傘回は何と言うか棄てても問題ない話だったし、何か重要な伏線があったと考えています。
さとり出すためだけとは思えないですし。(自分は嬉しいですけど)
一番気になるのは怨霊に娯楽禁止令が出ていたということです。
普通、統制するのにはある程度の娯楽は必要不可欠です。
ナチスドイツでも同じようなことを行っていました。
そう考えると監視強化とはいえガス抜きを禁止するのは為政者としては失敗レベルに当たります。しかも、これによって問題が起きたというならなおさら。
もし、単純にそれが理由ならさとりはこの事件が原因で是非曲直庁に更迭されても文句は言えません。
それがないということは何かしら是非曲直庁から命令を下されたのでしょうか?
間接的にかつその真意を知らない相手経由ならさとりの能力ではその真意を知ることはできないでしょうし。
普通考えられるのは貴人が死んだ時ぐらいですが何か今後とかかわる話なのかもしれませんね。
あ、小鈴の夢を考察してみたら結局「阿求に自らの存在を刻み付けるため」という結論に達してしまいました。
阿求が前世の記憶があまり鮮明ではないらしいというところからの発想なんですが…。
  1. 2015/06/25(木) 01:02:02 |
  2. URL |
  3. やまさはる #-
  4. [ 編集 ]

Re: No title

> いまだ読んではいませんけど、この話はとりあえず飛ばさなかっただけ理由があったということでしょう。2月の小傘回は何と言うか棄てても問題ない話だったし、何か重要な伏線があったと考えています。
> さとり出すためだけとは思えないですし。(自分は嬉しいですけど)

せっかく書いたプロットを惜しんだだけという可能性もあるとみてますが。
どこまで計画しているんですかね。さとりを出すというのは旧地獄という設定を茨歌仙で出す上で意味あるところだとは思います。

> 一番気になるのは怨霊に娯楽禁止令が出ていたということです。
> 普通、統制するのにはある程度の娯楽は必要不可欠です。
> ナチスドイツでも同じようなことを行っていました。
> そう考えると監視強化とはいえガス抜きを禁止するのは為政者としては失敗レベルに当たります。しかも、これによって問題が起きたというならなおさら。
> もし、単純にそれが理由ならさとりはこの事件が原因で是非曲直庁に更迭されても文句は言えません。
> それがないということは何かしら是非曲直庁から命令を下されたのでしょうか?
> 間接的にかつその真意を知らない相手経由ならさとりの能力ではその真意を知ることはできないでしょうし。
> 普通考えられるのは貴人が死んだ時ぐらいですが何か今後とかかわる話なのかもしれませんね。

まあ、言うて怨霊なので、反乱がおきたところで力でねじ伏せられると言ったところなのかもしれません。
とはいえ怨霊にも仕事が、石桜の掃除という意味合いがあったというのが忘れ去られていたのやも。まあ失政は失政ですが間欠泉付近の鳥が撃ち落とされただけなのでなんとでもなるでしょう。

> あ、小鈴の夢を考察してみたら結局「阿求に自らの存在を刻み付けるため」という結論に達してしまいました。
> 阿求が前世の記憶があまり鮮明ではないらしいというところからの発想なんですが…。

阿求の記憶って実際どこまで残されるんですかね。
  1. 2015/06/26(金) 19:35:40 |
  2. URL |
  3. たていと1 #-
  4. [ 編集 ]

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