ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

ロールプレイングゲームサイドvol.01の「真説 コンピューターRPGの起源」を読んで

GAME SIDE ウィキペディア記事
初期コンピューターRPGの歴史・流れについて ネット世代の雑評論

ロールプレイングゲームサイドvol.01、やっとこさ買ったので。この記事が気になってたんだよね。
一応読んだ人向けの感想だから内容の詳細は書かない。良い本だし気になったら買ってね。


ゲームサイド、レトロゲームの掘り起こしに特化した隔月刊のゲーム雑誌だったが休刊した後なんかジャンルごとに絞って書籍扱いで色々出している。
シューティングゲームサイド、アクションゲームサイド、アドベンチャーゲームサイド、そして今回取り上げるロールプレイングゲームサイド。
確かロールプレイングゲームサイドは現時点で2号ぐらいまで出てたはずだが今回は第一号の「真説 コンピューターRPGの起源」について。

この話題については何度か扱っているが、未だにウルティマ、ウィザードリィ、ローグ辺りが最初のコンピューターRPG(CRPG)だと思ってる人が多いんだよね。実際は全然違う。

ゲームサイドの記事はかなり細かい点までわかりやすく説明されている。
D&Dより前にもCRPGの萌芽が?まあファンタジーゲームってぐらいだが。
初期CRPGを知るにあたってPLATOの影響の大きさは驚く。今では全然マイナーだが。昔のSFとかでスーパーコンピューターが全部の端末の処理をしていたりする描写があるけどああいうの見ても最近の人はピンとこないのでは。テレタイプもまず見ないし、手塚治虫の漫画とかでたまに見るパンチシートで出力するアレなんか意味不明なのでは。

まあコンピューターゲームにグラフィックは必須。最初期のコンピューターゲームであるTennis for Twoだって当時としてはグラフィック重視だし。

まあ、どれが最初のCRPGかというと、pedit5という答えが一番模範的か。D&Dを移しているし、正統派である。しかも現存しているという。

つーかテレンガードってそんな古い歴史を持ってるのか。最初期CRPGの子孫?まあ大概古いが。

こうしてみると、Wizardryは最初期CRPGの末裔、ローグは血こそ繋がっていないがある意味で最初期CRPGの決定版、ウルティマはなんか突然変異みたいな?ロードブリティッシュは偉大である。

他にテンプルオブアプシャイなんかはだいぶ売れたが、アドベンチャーゲームとの混血というか、独自的すぎてあまりその後に影響は与えていないという?


近年ほとんど話題にされていなかった最初期CRPGの開発者にまでインタビューしていたり、凄まじい充実内容の記事であった。これだけでも買う価値があった。
ロールプレイングゲームサイド第一号は他にも国産RPGの歴史やら、メタルマックス特集やらなんやら良質な記事が多く読んでいて飽きない。
第2号はメダロット特集とかだっけ?それも買ってみてもいいと思わせるものだった。

ゲームの歴史。あまり重んじられていないが、文化史というのはいつでも面白く、一つの総合芸術たるゲームの歴史ならばなおのこと面白いだろう。
もっとその辺で纏めたモノがあればいいのだが。ちょっと一人で作るには荷が重すぎる。
歴史というのは記録しなければ作られない。時がたてば失われてしまう。だからこそしっかりつまらないことから残していかなければならないのだ。
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テーマ:ゲーム - ジャンル:サブカル

  1. 2015/04/10(金) 00:27:50|
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