ネット世代の雑評論

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天鏡のアルデラミン七巻、感想(凄かった)

ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン - Wikipedia


いや今回マジで凄かった。

ネタバレは常に注意。
あまり真面目にネタバレ回避用の改行とか入れないので。
基本的に、発売日過ぎてるのにネタバレとかあんま実感わかないんだよね。
でもちょっとは改行入れとく。




まさかまさかメインヒロイン死亡に姫様悪堕ち覚醒とは。

今回は分厚かった。一緒に買ったワールドエンドエコノミア2巻はばかげた厚さだが、これも結構なものである。もう一つ一緒に買った時雨沢先生のSAOAGOも時雨沢先生の作品にしては厚くて、読むのが大変である。

今回は色々話が進んだ
イクタとヤトリの過去の階層、ヤトリの遊学という名目での旭日連隊での日々、及び学校での日々。
マシュー達なんかも出てきているし、過去の親世代も描写される。
ここできっちり描いているからこそ、後でのヤトリの死が効果的だ。キャラの殺し方を分かっている。
個人的にこれまでヤトリはそれほど好きなキャラではなかった。しかし、こうまで描写を重ねられると感情移入してしまう。
それまで謎だった二人の過去を密に描写したことでキャラクターとしての深みも深まった。なぜこれほど優秀なのか、まあ最初から才児ではあったが、良い教育を受けたと。

イクタと狐ことトリスナイとの交渉。
トリスナイ、ただの佞臣かと思いきや中々の狂信的キチガイである。頭の回転ではイクタよりも上?キチガイなのに。
しかしトリスナイはもうやることやった感があるので、ここからは落ちていくだけか?
傍付精霊のあのシステム的なところから見るに、SF的な世界観設定の基盤がありそう。なるほど、ねじ巻き精霊戦記と。アレ、旧人類かなんかが作った介助ロボットの類かなんか?

で、決戦。高レベルな戦争。同じ場所で学んだ二人だからこそか。
しかしなんやかんやで司令官としてはイクタが一枚上手か?紙一重だが。
戦争に死人は付き物。しかし、本当に死んだのか。そういう描写だが、あえて野暮であってもなんかのトリックで生きててほしい、生き返ってほしい、そうまで思わせればもう作者の勝ちである。

そして暗黒のエピローグ、シャミーユ姫は重荷を自ら背負う。いやそれ以上である。生まれ変わったとまで言える。
最初からここまで決めていたのか。もう次巻が気になりすぎる。



半身たるヤトリを失ったイクタはどうするのか、帝国はどうなっていくのか、メインヒロインを喪ったこの小説はどこへ向かうのか、何をもって完結とすべきなのか。
ここに来て最高の盛り上がりを魅せる天鏡のアルデラミン。今後にも期待したい。

そろそろ番外編とかやったり?過去編とかならまだ書ける余地があるし、ヤトリも出せる。
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テーマ:読書 - ジャンル:サブカル

  1. 2015/03/12(木) 00:15:20|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:2
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コメント

No title

赤毛は………死ぬ運命なんですね……
  1. 2015/03/22(日) 22:58:51 |
  2. URL |
  3. 銀河じゃがいも #-
  4. [ 編集 ]

Re: No title

> 赤毛は………死ぬ運命なんですね……

最初から死ぬことがきめられていたんでしょうかねぇ。
話としては面白いですが悲しいですね。
  1. 2015/03/23(月) 21:30:08 |
  2. URL |
  3. たていと1 #-
  4. [ 編集 ]

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