ネット世代の雑評論

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Wikipedia探訪「ミイロタテハ属」

ミイロタテハ属 - Wikipedia

ミイロタテハ、これは和名で、図鑑や標本の解説などに使われるが、一般的、というか標本のコレクターには学名のアグリアスで知られる。「野生の」という意味のラテン語である。

南アメリカの低地熱帯林を生息地とするこの蝶は昆虫の標本コレクターには非常に有名である。
何故有名か、その翅の色が美しいからである。世界で最も美しい蝶だという意見も少なくない。
更に言えば、同じ種であっても違った翅の色のパターンをもつ特性もコレクター魂をくすぐる点か。

余りにも美しいために資産価値が高く、そのコレクターは大富豪に多い。
コレクターの間で高く取引されるため、森を伐採して畑にしようとした所有者が森でこの蝶を見て伐採を止め、蝶を捕えて売ることにしたという逸話さえある。
しかし、かなり発達した筋肉を持ち、高速で飛翔するために虫網で捕えるのは困難だという。


面白いところに、幼虫が餌とするのがコカの葉、コカはコカインなどで有名な麻薬の原料ともなり得る木である。
そして、成虫が餌とするのは腐った果物である。
挙句の果てには、この蝶を捕えるために使われるモノに人糞があり、それも収集に来た外国人のものではダメで、現地人のそれでないと効果が出ないという。



その煌びやかな容姿とは裏腹にロクでもない性質を持っている。
何を美しいとするかは人間が感じること、その物自体が美しさという基準の元に作られたわけではない、という話。
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テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2015/02/22(日) 23:58:53|
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