ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

Wikipedia探訪「ウイルス」「パンドラウイルス」「サテライトウイルス」「ヴィロファージ」「ウイロイド」

ウイルス
パンドラウイルス属
サテライトウイルス
ヴィロファージ
ウイロイド
コンピュータウイルス
ミーム マインド・ウイルス
以上Wikipedia記事より

ウイルス。元々はラテン語で毒液という意味だったか。
遺伝物質であるDNAやRNAを持ち増えて広がるが科学の主流的立場からは生物とはみなされていない。細胞とかないし色々問題があるからね。しかし言うまでも無く生物に関連が深いモノである。
ウイルスは原核生物なんかよりもシンプルなので、それよりも前にあったのかと考えがちだが、ウイルスは生物に寄生しなければ増えないのでまあ間違いであろう。


で、ウイルスにも色々ある。

現在発見されている中でもっとも巨大なウイルスはパンドラウイルス。1μmとちょっとした細菌よりも大きく(電子顕微鏡ではなく光学顕微鏡で見える)、ゲノムサイズ、遺伝子コードの長さも巨大で他のウイルスを圧倒している。生態や独特な遺伝子などから、ウイルスではなく新種の生物、しかも新しいドメイン(界門綱目科属種の上位概念ね)を構成するのでは、とも考えられている。
一応細胞膜がなくカプシドにDNAが入っている辺りでウイルスとされているが。
パンドラの名はパンドラの箱から来ており、ちょっと調べてみたらとんでもないものだった辺りから命名されている。

サテライトウイルスは、サテライト、衛星の名が示すように他のウイルスが感染しているウイルスに感染することで増殖するというめんどくさいウイルス。

ヴィロファージは、有名なバクテリオファージがバクテリア、細菌に感染するウイルスであるのに対し、ウイルスに感染するウイルス、という具合でかなり無茶をしている。巨大ウイルスの一つであるママウイルスの中から発見されたスプートニクヴィロファージは真核生物、真正細菌、古細菌のいずれにも感染できる遺伝子がコードされている。スプートニクの名はソ連の衛星である。サテライトウイルスみたいなアレだからね。

ウイロイドは200~400塩基ほどの非常に短いRNA一本鎖からなる。ウイルスのようにタンパク質の殻も、そもそもタンパク質をコードすることすらない。
こんなんでも維管束植物に対して感染能力があり、作物の病気に関連したりする。

そういえば狂牛病の原因である異常プリオンは傍から見るとウイルスの様な感染力を持っているが、あれは異常な折りたたみがなされたタンパク質であり、他の正常プリオンを異常プリオンにしていってしまうため体内で増殖する訳だ。
遺伝物質の類は持っていない。


コンピューターウイルスやミームの一種であるマインドウイルスはウイルスのように寄生して自己増殖して迷惑を振りまきながら蔓延する性質からそう名付けられている。



こうして並べてみると興味深いものだ。
生物と非生物の境界だからこそそれぞれの本質を鋭く描写する、といったところか。
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テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2015/02/08(日) 08:12:30|
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