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マジック:ザ・ギャザリングの最近の背景ストーリーが凄く面白い件について

Uncharted Realms|マジック:ザ・ギャザリング
サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー) - MTG Wiki

マジック:ザ・ギャザリング(以下MTG)、世界初のトレーディングカードゲーム(TCG)であり、その分野では世界的に見て最も人気のある商品である。
えっと、一番最初のが1993年8月5日発売か。20年以上大人気である。

まあ、基本的に世界観は剣と魔法の世界、というか魔法と怪物の世界というか、ともかくファンタジーであり、プレイヤーはプレインズウォーカーと呼ばれるマジック世界の次元(各セットで一個の次元が表される)を行き来できる存在となってお互いに戦うという設定である。

ただ世界があるだけではなく、きっちり物語が進行している。
それはカードのフレーバーテキストという形や、あるいはカードの性能自体が世界を物語る場合もあるが、それとは別に公式ページで物語が連載されている。それがUncharted Realmsである。
以前は別に小説(英語のみ)なんかも売っていたようだが最近になってUncharted Realms一本に絞ったらしい。
最近、これが非常に面白くなってきたので紹介する。


まあ、ストーリーはブロックをまたいだ大きな流れがあるのだが、タルキールのそれについて簡単に説明しよう。

龍の絶滅した次元、タルキールでは5つの氏族が争いを繰り返していた。
その内の一つマルドゥで生まれたサルカン・ヴォルは古の龍にあこがれていた。戦の中でプレインズウォーカーとして目覚めたサルカンは龍に変身して敵味方を焼いてから龍のいる次元を捜し、ついにジャンドという龍が捕食者の頂点として君臨する次元にたどり着いた。
ジャンドでサルカンは暮らしていたのだが、そこに偉大で邪悪なドラゴンのプレインズウォーカー、ニコル・ボーラスが現れた。サルカンは偉大なドラゴンに仕えたいと思っていたので、忠誠を誓う。
なんやかんやあってサルカンはコマとして扱き使われた後、ボーラスとはやっていけないと思うようになり、ついでにエルドラージという化け物の封印が解けた時にウギンというドラゴンのプレインズウォーカーの声(幻聴みたいな頭の中の声)に悩まされるようになった。
ウギンはタルキール出身のプレインズウォーカーで、ボーラスに過去殺された。
ウギンの声に導かれてサルカンはタルキールに戻り、ウギンが死んだ場所に向かう。そこで色々あって時間移動した後にたどり着いたのが古の、龍で満ち溢れたタルキールである。
そこでのサルカンの行動如何で未来(というか、現在)のタルキールは大きく変化する。さあどうするか。

といった具合である。

サルカンは結構プレイヤーからも印象深いキャラで、最初のカード化の時にはパッと見強そうに見えて全然使えなくてカス扱いされてたり、一回目の再登場カード化の際、精神的にも実際狂ってて性能的にもパッと見クソに見えて、まあ良く考えればそこそこ強かった。タルキールでは普通に強そうで強かったとだんだん調子を上げている。
ドラゴンフェチの変態扱いや風貌からホームレスだのなんだの言われたりもする。まあ実際変態かもしれないが。

ここでタルキールに至って、まあ狂気に苛まれているわけだが、どうにかこうにか過去に行き、タルキールの龍にであい喚起し、過去のカン(氏族の主)に下手にでて探ってみたりと、いろいろ器用なところを見せつつ、ウギン対ボーラスの戦いに向かった。
その後どうなったか。まだ終わっていない。3セットのブロックの2セットしかまだ終わっていないのだ。しかし、興味深い。今後にも注目である。



サルカンは昔のカード評価からほとんどネタ枠だった訳だが、ここで物語の最重要人物となった。未曽有の大出世、世界観だけでなく性能面、MTGにおける全ての面で逆転したといってもいいだろう。
サルカンは、未来のタルキールはどうなるのか。そろそろ第三セットのタルキール龍紀伝の情報も出てきているが。
色々伏線も張っている。背景世界だけで価値ある読み物となっている。

20年以上も前から人気なMTG、その一つの理由はこのような繊細な世界観、背景世界造りにもあるのだろう。
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テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2015/01/23(金) 00:36:51|
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