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Wikipedia探訪「バズーカ」

バズーカ - Wikipedia
バズーカ (楽器) - Wikipedia
バズーカ - 航空軍事用語辞典++


バズーカ。今現在その名前の意味は「人間が肩に担いで使う重火器」ぐらいの曖昧でぼんやりとした意味となっている。ガンダム00に出てきたGNバズーカなんぞは肩にすら担いでいなかった。もちろん使ってるのはガンダムだし。

元々の大元は、なんと楽器である。
アメリカのコメディアン、ボブ・バーンズが1930年代に「バズーカ」という劇で使っていたお手製のラッパを指している。楽器の名が先か劇の名が先かは十分に調べ切れていないが、恐らくは楽器由来らしい。bazoo + ka 大言壮語な楽器的な?
まあ、高尚な楽器ではなく水道管に漏斗をくっつけたような(実際そうなのかもしれない)楽器、で手負いのヘラジカとも表現される独特なトボけた下品な音色を出す金管楽器。
有名な奏者もボブ・ハーンズ以外には出ず、楽器自体はそのまま歴史の闇に消え去った。

で、ところ変わって第二次世界大戦。その、バズーカという楽器に良く似た形をした兵器がアメリカで採用された。
60mmのロケット弾を撃ちだすM1対戦車ロケット発射器。ほかにもM9とかM18とかの場合もある。
朝鮮戦争で使われたのはM20対戦車ロケット発射器は89mmのロケット弾を撃ちだし、スーパーバズーカと呼ばれる。
ロケット弾というのはミサイルの誘導機能を持たないもの、あるいは手榴弾(というか爆弾)に推進力を付けたものと言い換えられる。
中々強力な武器でアメリカ軍人に愛されたわけだが、その結果、楽器のバズーカの形とは似ても似つかない兵器がバズーカ呼ばわりされることとなる。

そして創作作品になると兵器の、バズーカと呼ばれているそれらのものとさえ全く違うものがバズーカと呼ばれるようになってきたわけだ。ビームバズーカってなにさ。



ともあれ、奇妙な語源を持ち汎用的に使われるようになった「バズーカ」という単語。
アメリカで生まれた楽器だったが、重火器という特性が最後に残ったのはアメリカ人らしい派手好きとも思えなくはない。
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テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2015/01/15(木) 00:17:23|
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