ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

NHK WORLDで東方projectが紹介された件について

NHK WORLD公式(英語)
アーカイブ(記事執筆現在はまだ当該番組のアーカイブなし)

番組の台詞起こし(英語)
NHKワールド - Wikipedia
NHKワールドTV - Wikipedia


NHKワールドとはNHKによる海外向けに日本の情報を発信する番組の総称である。
で、ややっこしいがその中のNHKワールドTVが国際テレビ番組のコンテンツであり(それをそのままNHKワールドと呼んでしまうこともある)、その中の日本のポップカルチャーを紹介するimagine-nationという番組で、東方プロジェクトが紹介されたとのことである。
ちなみに、NHKワールドTVは英語である。副音声で日本語が付いている番組もあるにはあるがimagine-nationはそうではない。
imagine-nationではアーカイブを見ると聖闘士星矢やモンスターストライクなども紹介していたようだ。


まあ内容としては、まあデバッグモードや噂に聞く弾幕の記述式、神主が立ち絵を描いてるところや絵を作ってるところ、部屋(大量に本があるが映っているのは1/10に過ぎないらしい)などの公開を除けば割かし、間違いも含まれる表面的なところ、といった具合。原作のプレイや、インディーズゲームという枠組みの中での立ち位置などに言及したところは中々誠意がかんじられる、知らない人向けには良い番組であるという感触を受けた。
ああ、会話から世界観が作られてる云々は初出だっけ?会話やテキストに一番時間をかけているという話は聞いていたが、物語設定というのはいかにも重要である。
詳細は、まあどうにかして番組見るなりしてね。英語苦手なので理解できてなかった部分もあるかもだが。



私が語りたいのは、やや邪推が含まれるかもだが、一つである。
なぜ、NHKワールドで海外向けに東方プロジェクトが紹介(しかも新年第一回目に)されて、日本向けのテレビ放送ではそういったものがさっぱり見受けられないのか。
コミケに関する報道は最近ちらほら出てきており、その中で東方の二次創作やコスプレなんかは目につくこともある。
しかし、その詳細になると日本のマスコミは口を閉ざしてしまう。
調べると一度ネットスターとかいうサブカル向けの番組で紹介されたことはあった(そういえばあった)が、ほとんどそれきりである。

思うに、テレビ文化、というかテレビ局、テレビマスコミは、それに対抗しうる何か、古くはゲームから今はネット、に関して遠ざけるような報道をすることで自分を守っているのではないか。
ネットで広がった文化の最たるもので、テレビ文化からすると異質な同人文化である東方を紹介できるような地盤がそもそもない、そう感じる。
よくYoutubeの動画をテレビで流してたりはするが、Youtubeについて語ることはそれよりかなり少ない。
東方を紹介しても得にならないから紹介しない、ということだろうか?


情報というのは損得が絡むと歪むものだ。
で、あればこそ本当に何かを調べたければ自分で調べるのが一番である。東方ファンはその点でやや自発的な点があるか?
あるいはそのように検閲されることで東方という界隈はやや濾過されたところがあり、そこも東方の特色となっているのかも知れない。


※追記
東方Projectメモリアル : NHKワールドの『imagine-nation』でZUNやナレーションが話したことの全文翻訳 東方はキャラクターより先に楽曲が作られていた!
東方Projectメモリアル : NHKワールドの『imagine-nation』で映ったZUNの本棚の本やキーボードが続々と特定されていくw

翻訳とかが来てたので。
なるほど、まず大まかなゲームの設定から楽曲、そこからステージの雰囲気 、ストーリー、で楽曲からキャラ、最後にステージの難易度と。
会話と弾幕はキャラクターの魅力を形作る。そうして東方の世界観が出来上がると
ふむふむ。神主のゲーム制作のやり方が語られている。ゲーム制作に一貫した哲学があるからこそゲーム自体も軸がブレないのだろう。

本棚を見ても様々なインプットが集結して東方となっているのがわかる。
東方は神主の行いの結晶だということだろう。
なかなか興味深いものがあった。
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テーマ:東方 - ジャンル:サブカル

  1. 2015/01/08(木) 00:29:12|
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