ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

東方茨歌仙 第二十六話 野卑な怪異 感想・考察・その他の確認等

東方茨歌仙 Wild and horned hermit. 第26話「野卑な怪異」の感想や考察など。

第一話「片腕有角の仙人」感想
第二話「意図的に捨てられた技術と地獄」感想
第三話「罪人の金鉱床」感想
第四話「信仰の人工湖」感想
第五話「仙人の本分」感想
↑ここまで単行本一巻に収録
第六話 「雷の持つ見えない毒」感想
第七話 「本物の福の神」感想
第八話 「狐の奸計」感想
第九話 「新旧の妖怪」感想
第十話 「帚木の別天地」感想
↑ここまで単行本二巻に収録
第十一話 「運松庵の太公望」感想
第十二話 「地獄のお迎え」感想
第十三話 「河を捨てた河童」感想
第十四話 「人間に好かれる妖怪」感想
第十五話 「人の寄り付かない神社」感想
↑ここまで単行本三巻に収録
第十六話 「鬼の酒器」感想
第十七話 「梅雨の奇石」感想
第十八話 「宗教家としての仙人」感想
第十九話 「由緒正しいお酒」感想
第二十話 「間違いだらけの酉の市」感想
↑ここまで単行本四巻に収録
第二十一話 「鬼は外、腹は内」感想
第二十二話 「怪魚万歳楽」感想
第二十三話 「道を誤る巫女」感想
第二十四話 「有足の雷」感想
第二十五話 「渾円球の檻」感想

単行本第一巻の雑誌収録してないところとかの感想。
単行本第一巻の総合的感想・考察
単行本第二巻の総合的感想・考察
単行本第三巻の総合的感想・考察
単行本第四巻の総合的感想・考察


延期を重ね今日発売。来年にならなかっただけ、廃刊にならなかっただけ僥倖と考えるべきか。一迅社ってどうなんかね。Febri、来年の今頃も読めるのかな?
Febriには茨歌仙以外ロクなコンテンツがないという話をよく聞くがそんなことは無い。ちかちかたるとたたんも面白い。
よく見たら前回も同じようなことを書いてた。

茨歌仙第26話あらすじ。簡潔に書く。

表紙絵はいつもの三人に加えマミゾウ。

夜中、人里の飲食店の店員が里の外の堆肥置き場にごみを捨てに行く。
すると犬がいる。なんと、その犬は人語を話した。

博麗神社。華仙が霊夢にこの話をする。
霊夢はあまり深刻に考えていなかったが、里の近くで妖怪が出るというだけで一大事である。

堆肥置き場。マミゾウが出現した妖怪について調べている。
人間の生ゴミをあさる妖怪など考えられない。
霊夢と華仙が飛んでくる。

霊夢達が現場検証。マミゾウが吸っていた煙草の匂いをかぎあてる。
そして犬の足跡。
結局様子見ということに。

人里。年の瀬で行商が盛ん。魔理沙が店を見て回る。
老婆の行商の声が里の外から聞こえる。魔理沙が見に行くと、老婆の行商が足を売っていた。

博麗神社で、魔理沙が霊夢にこの事を語る。
霊夢は変なキノコによる幻覚だと考える。魔理沙も見間違えの線を想定する。
しかし、見ていたのは魔理沙だけではなかった。マミゾウが現れ、確かにいたと話す。売っていたのは人間の足だと。

マミゾウは外の世界の都市伝説「足売り婆」について話す。
あくまで作り話、噂である。しかし外の世界の都市伝説が幻想郷で具現化した、というのはあり得る。外の世界で忘れ去られれば。
そこに華仙が人の顔を持つ犬を連れてやってくる。

華仙は普通の妖怪騒ぎとは何か違うと感じ、またこの幻獣を妖怪とは存在意義が違うと考えていた。
マミゾウはその犬を都市伝説「人面犬」と語る。
魔理沙はどこかで聞いたことがあるようだ。

人面犬は子供の噂話から生まれた幻。存在も希薄。
会話している内に人面犬が消えうせる。華仙が付けた首輪だけ残る。
都市伝説は妖怪とは性質が異なる。対策は妖怪より簡単であるとマミゾウは言う。

人里。都市伝説は対処法と一緒に広まることで忘れ去られる。
魔理沙は鈴奈庵で借りた外来本でその存在を知ったらしい。魔理沙は学校の怪談について興味を持ったようだ。

都市伝説由来の怪異はすぐに収まった。この程度の怪異は人間にとって脅威でもなんでもない。
足売り婆が霊夢と出会っている。
「しかし このちっぽけな怪異が幻想郷全域を巻き込む大異変の前兆だったとは この時点では誰も気づかなかったのである」

Febri Vol.27へ続く。


あらすじ終わり。まさかの深秘録の前日談。延期されてなかったらこっちが先に載ってて、で、それのゲームの発表という具合になったのが延期によって無茶苦茶になったのか、延期はこのためだったのか、延期されることをあらかじめ予測しての今回の話だったのか。まあどの道デジゲー博の時点で都市伝説題材ということはわかってたから、先にこっちが載っててもなんとなくわかることはわかったか。東方は書籍でも監修が強いけど、色々な発表のタイミングとかよく考えられてるよね。この辺ニンジャスレイヤーなんかも真似してる感がある。
今回は東方でも新しい側面に切り込んでおり、設定厨の私は大変に面白く読めた。


登場キャラ紹介。登場順ね。
博麗霊夢
博麗神社の巫女。東方projectの主人公。異変解決のスペシャリスト

今回は割と真面目?ちっぽけな怪異とはいえきっちり対処している。
霊夢は基本なにも無ければ神社から動かないんだよねえ。だから魔理沙か華仙とかが動かさないと話も動かない。神社で話が進行するのもこのため。
しかし、やはり噂というものを操作する、怪異を操作するということが結果的に裏目に出るのだろうか?
博麗神社は妖怪神社。根も葉も花も、実もある事実。

今月の名台詞
「卑屈な妖怪? まぁ そんなのもいるかもねぇ」
すげー適当な返事。オフの霊夢は天然入ってる。


霧雨魔理沙
普通の魔法使い。東方projectの副主人公。努力家で読書家。

足を買ってきたと思わせての沢庵。うむ。こういうおふざけは魔理沙らしいというか。
割と魔理沙は人里に行く。当たり前か。人間だし。

今月の名台詞
「活気があってなんかいいなぁ 買っていくか」
なんか。このふわふわ加減が素晴らしい。


茨華仙(茨木華扇)
東方茨歌仙の主人公。仙人で鬼でムツゴロウ。

人面犬に首輪を付けて連れまわす様子はなかなかキている。
人の顔、しかも中年のメガネかけたおっさんの顔だぜ?中々屈折したサディスト…… いや、うん。
都市伝説を外の世界の知識なしに妖怪と違うと看破する辺り、妖怪には詳しい?

今月の名台詞
「何を今更」
やれやれ系女子。


二ッ岩マミゾウ
元々佐渡にいて最近幻想郷に越してきた化け狸の親玉。作画によってだいぶ絵が変わるという噂。

マミゾウは良く出るねえ。鈴奈庵じゃあ準レギュラーだし、茨歌仙でも二回目か。弾幕アマノジャクでも会話付だったし、心綺楼でも隠しプレイアブルキャラ。まあ、ここで描かれているし、深秘録でもプレイアブル可能性は高い。というかまあ心綺楼組は全員出るでしょ。
Febri85ページの最後のコマのマミゾウの顔、素晴らしい。

今月の名台詞
「妖怪が人間の生ゴミを漁りに来たとでも?」
妖怪の矜持というものが感じられる。


都市伝説は人面犬と足売り婆。両者とも不気味だが脅威ではないと。
現代社会は銃で倒せそうなそれよりも理不尽なソレに恐怖するのかもしれない。



細かい点も含めた確認考察など。
今回の季節は冬。発売時期がそのまま季節になる茨歌仙。
年の瀬と考えると延期してた方がらしいのか?

里の内外。門で区切られているようだが、門のすぐ外の堆肥置き場に夜中にごみを捨てに行くことを村人は嫌がる。
妖怪が門を見張ってる訳は無い。門の内ではまず安心できるということ。つまり人里の門には妖怪の出入りに関する禁止事項がある?
鈴奈庵で本所七不思議とかいって河童たちは人里を通り道にしていた。ふむ。物理的、魔法的、結界のような障壁があるわけではないようだ。優曇華も薬屋として入ってたし、そもそも慧音もいる。マミゾウなんかも。
つまり、法的、契約的障壁といったところか?紳士協定というか、あまり人里で妖怪は暴れるということは無い?鈴奈庵ではチュパカブラやらなんやらあった気もするが。
謎が多い、でもまあ、人里の外ならば容赦なく妖怪は人間に襲い掛かるが、中ならばある程度安心してもいい、というのはあるのか。

妖怪博打ってなんだ。野球賭博みたいなもん?違うか。
まあ単純に考えれば妖怪間で行われるギャンブル的なゲーム?何を賭けるんだ?金賭けても妖怪じゃあしゃあないしなあ。人肉?

妖怪は人を襲う存在。実力はどうあれ人間より上だと思っている。そうでなくては妖怪としての姿を保てない。
新情報。自尊心が妖怪を妖怪足らしめている?深秘録もこの辺の設定絡みでストーリー進みそう?
妖怪は人を襲う存在、というのは幻想郷における公理、ナマの事実である。ならば、人を襲う都市伝説ならば?けっこうありそうだが。というか足売り婆もそうじゃね?

行商。え?行商って、人里以外に行く場所あるの?人里内での話?
人里の大きさどれぐらいだったか。

魔理沙、やはり変なキノコ食ってるのか。マジックマッシュルーム?

マミゾウ、博麗神社での出現時、ジャリっと足音をさせたあと、ドロンと神社内部から現れる。瞬間移動?意味のない化け現象?

足が三本になれば1.5倍足が速くなる。魔理沙らしいブラックジョークだが、深秘録で(どういうシステムかまだ謎だが)足売り婆使ったら速度が1.5倍になったりして。

幻想入り。ん?これって公式用語だっけ?ちょっと調べるとピクシブ百科辞典の幻想入りの項では原作にはないとか書かれてたが。

都市伝説は対処法と一緒に広まることで忘れ去られる。怖くなくなるから?ストーリーが完結するから?

学校の怪談。デジゲー博でのポスターも学校の怪談を強く出した絵だった。都市伝説の王として、深秘録のラスボスとしてその辺が出てくる?トイレの花子さんがラスボスとか?ぬえがスペルカード(極悪な)にしちゃってるけどなあ。

今回は茨歌仙の三つの軸、霊夢の金策、華仙の謎、幻想郷の改革の三点にあまり合致しない。
あえていえば霊夢の金策(本業だが)と、幻想郷の改革(いつものは科学とかそういう話だが、今回はオカルト)か?
まあ深秘録の前日譚という特殊な話だから今回はそういうの無しというのも考えられなくはない。

沢庵を包んでいた新聞、「。新聞」と読み取れる。文々。新聞、文の新聞だろう。人里でも売っているが相変わらず雑に扱われている感がある。まあ新聞を取っておいても仕方ないけどね。

あんま関係ないけど妖怪ウォッチでは人面犬は妖怪なんだよね。その辺は曖昧な話。

足売り婆に人面犬と、妖怪だけじゃなく都市伝説まで集まる神社。これは立地以上に参拝客が来なくなる。



幻想郷における都市伝説、及びオカルト。
その定義が深秘録にて為されるという訳だろう。
そういえばムーとか鈴奈庵か香霖堂に無いかな?あるいはパチュリーの図書館。チュパカブラとかはムーの領域だろう?UMA、都市伝説、妖怪。
東方におけるこれらの意味づけ、設定は今後語られていくのだろうか。注目。
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テーマ:東方 - ジャンル:サブカル

  1. 2014/12/26(金) 00:29:21|
  2. 東方
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コメント

No title

前日談が冬なら、冬にちょこちょこやってるうちに自分に有利な展開もできると春ごろにあれこれやって、怪談の本番である夏に異変が起きるってパターンじゃないですかねー、夏服姿のキャラグラフィックをそうそう変更できないだろうというメタな理由もありますがw

外の世界を知ってるマミゾウほど、今回の異変には驚いて調査しそうな感じですね、原因はマミゾウがまだまだ幻想郷を甘く見てたこと、とかになるかもしれませんし。
またマミゾウさんの新しい一面も見られるかもしれないと思うと、ファンとしては嬉しいですが、ここまで推されると当分出番なくなる気もして怖いですねw
  1. 2014/12/27(土) 01:24:19 |
  2. URL |
  3. ナナシ妖怪 #j6IxAqzs
  4. [ 編集 ]

Re: No title

> 前日談が冬なら、冬にちょこちょこやってるうちに自分に有利な展開もできると春ごろにあれこれやって、怪談の本番である夏に異変が起きるってパターンじゃないですかねー、夏服姿のキャラグラフィックをそうそう変更できないだろうというメタな理由もありますがw

ああ、茨歌仙は完全に発売時期と季節が同期してますからそういう時系列含めた展開も出来るわけですか。
となると、深秘録体験版の時系列は夏、初夏ということになるのでしょうか?いや、春に製品版という形かもですが。

> 外の世界を知ってるマミゾウほど、今回の異変には驚いて調査しそうな感じですね、原因はマミゾウがまだまだ幻想郷を甘く見てたこと、とかになるかもしれませんし。
> またマミゾウさんの新しい一面も見られるかもしれないと思うと、ファンとしては嬉しいですが、ここまで推されると当分出番なくなる気もして怖いですねw

そういえば今月の鈴奈庵でもマミゾウ出て来てましたね。化け狸の主ということで扱いやすいのか。噂では神主の嫁さんにクリソツで、とか言うのもありますが。
人里に関わりやすい妖怪、ということかもしれません。人間と妖怪を繋ぐ存在というか。外の世界も知っているし命蓮寺組ともつながりが深いとよく考えると色々盛りすぎですよね。
ここまで好待遇だとマミゾウ主人公の外伝が出る可能性もありますかね。
  1. 2014/12/27(土) 23:13:45 |
  2. URL |
  3. たていと1 #-
  4. [ 編集 ]

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