ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

インターネット探訪「レンマ」「ジレンマ」「トリレンマ」「テトラレンマ」

レンマ - Wikipedia
ジレンマ - Wikipedia
囚人のジレンマ - Wikipedia
ミュンヒハウゼンのトリレンマ - Wikipedia
Webマガジンen Book Review 立川武蔵 『空の思想史』
サンジャヤ・ベーラッティプッタ - Wikipedia


ジレンマ。良く使われる言葉だが、要するに二つの内どちらを選ぶことをできないとかそういう話である。
そして、選択肢が二つではなく三つである場合、トリレンマ、ということになる。
ジ、トリ。これらはギリシャ数字である。
モノ、ジ、トリ、テトラ、ペンタ、ヘキサ、ヘプタ、オクタ、ノナ、デカ…… という奴である。

じゃあテトラレンマがあるのか、というと、まあある。
しかしそれはジレンマやトリレンマとは話が違ってくる。
というか、レンマという言葉は元々テトラレンマのことを指すのだ。

レンマlenmaはギリシャ語ではλῆμμα。「律」、「句」という意味らしい。
そしてそれはサンスクリット語のチャトゥシュ・コーティカcatuskotiをギリシャ語に訳したテトラレンマτετραλῆμμαから来ている。
サンスクリット語というと仏教やらヒンドゥー教やらジャイナ教やらの宗教言語という印象が強いが、まあ要するに古代インド辺りの言語(今でも生きている言語だが)である。
テトラ・レンマ。四句分別。上記の由来からもわかるかもしれないが、古代インド哲学の言葉である。肯定、否定、肯定且つ否定、肯定せず否定せずという4句からなる。西洋的(古代ギリシャ哲学から作られたそれ)な考え方は肯定と否定のみでありロゴス論理ということになり、ジレンマということになってくる。生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ、となる。

ちなみにジャイナ教では七句分別、ヘプタレンマということになるらしい。



哲学は文化の基礎となり得る。その根本の違いが東洋と西洋の差なのかもしれぬ。ギリシャとインドが他の古代文明を超えた影響力をもっているのはそこいらにあるか。
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テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2014/12/14(日) 05:49:42|
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