ネット世代の雑評論

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六花の勇者5巻 感想と考察

六花の勇者5
ダッシュエックス文庫
著者:山形石雄

の感想とか考察とか。小説(ラノベ)感想回。

2巻の感想考察記事はこちら。
3巻の感想考察記事はこちら。
4巻の感想考察記事はこちら。


ファンタジー・ミステリーという非常に困難なジャンルテーマを真っ向から書く六花の勇者。ついに第5巻。同じ集英社だが新創刊のダッシュエックス文庫に移籍という形になる。。
つーか、7巻去年の七月か。こういうテーマで非常に難しいから仕方がないとはいえ、刊行速度は非常に遅い。だがだからこそ内容も煮詰まったモノとなっているか。

ああ、そうそう。ネタバレは常に注意ね。ネタバレは、いつでも書く用意をしている。


では、感想を書いていこう。

5巻。いつも通りの内ゲバは苛烈さを増している中、衝撃の真実。七人目。
マジで予想外であった。ミステリーは先が読めると、嬉しくはあるが興ざめだが、想定はしていたが予想外であった。

まさか、主人公が、アドレットが七人目だったとは。つーか前巻でフレミーが七人目だと思ってたよ普通に。

ひでえ勇者パーティもあったものだ。
えーっと、一人ずつ見ていこうか。
アドレット
主人公にして偽六花(自覚なし)。
二流の剣士が六花に選ばれている時点で疑うべきだったか?しかし実際強いしなあ。
相変わらず追い詰められるとカイジ並に頭の回転が速くなる人。愛の力で強くなる。しかしその愛はテグネウさんが植えつけたものだったってねえ。
よく今回の状況から逃れられたものだ。これも愛の奇跡か。なんとなく、テグネウも愛の奇跡で倒しちゃいそう。結局紋章も一輪の聖者からぶんどったものだし?

フレミー
メインヒロインにして敵側の最終兵器。
なんやかんやでチョロイン疑惑も。いやまあしゃあなしだが。ツンデレ?銃撃ってくるからヤンデレ?そういう話でもないか。
とにかく悲惨だなあ。テグネウさんとかいうクソストーカーに延々と遊ばれてる辺りもう。

ナッシェタニア
一巻でのヒロインで、偽六花一号。
なんやかんやで頼りになるが、地味に戦闘力が低めなのは偽六花の宿命?
今回のナッシェタニアの策はアドレットの策の手の平の中だが、アドレットの行動もテグネウの策だからなあ。テグネウも何が起きてるのかわかってなさそうだが。

ゴルドフ
ナッシェタニアを守る若い騎士。問題はナッシェタニアが偽六花だということ。
真の六花の勇者らしく無体な強さを誇る。ナッシェタニアの騎士のくせに信用はしていない辺り複雑な心境がうかがえる。

ロロニア
アドレット(偽六花)の幼馴染的な?
基本脳みそは足りないのでミステリ的推理ではあまり役に立たない。いや血液捜査能力とかあるけど
バトルでもそんな強い気もしない。

モーラ
歩く老害。この作品のキャラでは一番好き。
能力は便利すぎるし強い。
聖者とかの事にも詳しいし、推理パートでも役には立つ。しかしなんかなあ。正直頭が足りてない気がするし、色々抜けている。今回も気絶時間が長い。あんまり大事にされない人質という損な役割。

チャモ
最強のゲロイン。
頭に期待してはいけないし無駄に残虐だがとりあえず最強ということになってる。実際攻撃規模が違う。
今回ハンスとのカップリングが成立した感がある。ん?ということはモーラだけ独りか。まあしゃあなしやね。

ハンス
相変わらずキレッキレの殺し屋。バトルマニアのケがある?
頭もいいしバトルでもクッソ強いしなんだこいつ。この状況からさらに逆転する策があるようだが。

勇者パーティとしてはこんなところか。ドズーを加えてもいいけど、あいつ凶魔だし、今回特に何かしたって感じでもないし。
ホント、魔王を倒すには向かない。8人パーティだし定員オーバーだろ。そういえばRPGでもなんで百人とかで魔王城に突っ込んで行ったりしないのかな?そりゃまあダメな理由が書かれてるのもあるが。
新撰組並の内ゲバを繰り返しているのになぜ死亡者が出ないのか。これから出るのか知らんが。


テグネウもヒドい性癖してるねえ。クッソサディスト?
一輪の聖者もなんか人間臭いところがあるというか色々アレだよね。

今後としてはアドレットが偽りでなく真にフレミーを愛することとかでテグネウを倒して、ドズー周りも何とかして、8人パーティでカーグネックと魔神ぶっ殺す?
なんかカーグネックとかマジで何にもしてねえからテグネウがラスボス感あるよね。まあファンタジーミステリーである以上策士が敵でなければ、という話だが、じゃあカーグネックとか何すんのという?まあドズーとナッシェタニアが策士の役割、ミステリー要素を引き継ぐのかな?しかし、一輪の聖者周りもまだなんかありそうだが。復活とかしたりしない?

いよいよ七人目も判明。主人公パーティの詳細がただのクズの集まりであることが判明し、これから終局に向けて走っていくという具合か。
この状況でどういう話になっていくのか。まだまだわからない。しかし簡単には進まないだろう。
ファンタジーミステリーに加えラヴの要素も増えてきた六花の勇者。今後にも注目である。特にモーラ。


※追記
なんかアニメ化決定してた。
ミステリ要素というか推理要素、心理描写が多い作品なのでなんか成功する気がしないが、完璧に仕上げれば真に偉大なアニメとなり得るだろう。期待して注目したい。

しかし、六花の勇者で疑われたことのない六花ってチャモだけか。まあチャモは最初から邪悪だが。チャモは結構短慮だけど勘は鋭いよね。
六花でありながら八枚の花弁。畸形の、異形の勇者パーティはどのような道筋をたどるのか。
前回前々回の六花のようにただ再封印みたいなオチじゃなさそうだよね。ピンチをチャンスに変えねばならない。凶魔でも結構ほだされる奴も多いしナッシュタニア案はどうかと思うが融和政策は結構ありなんじゃね?
うーむ。5巻読んだら1~4巻も読み返したくなってきた。
本というのは、ただ文章の量だけの価値しかないのではなく、そこには著者の血と魂が込められ、読者の見識により違った輝きを示すのだ。それゆえ読み返しはやはり年単位でやる自分自身も変化しているのがわかり、捗る。
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テーマ:読書 - ジャンル:サブカル

  1. 2014/11/21(金) 23:51:04|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:6
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コメント

カーグネック……
  1. 2015/07/12(日) 19:51:43 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

> カーグネック……

話が進めば動きがあるんですかね。
  1. 2015/07/13(月) 00:34:17 |
  2. URL |
  3. たていと1 #-
  4. [ 編集 ]

No title

1巻か2巻ぐらいのテグネウの言葉をみるとまたどんでん返しがおきそう
  1. 2015/07/18(土) 12:55:44 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集 ]

Re: No title

> 1巻か2巻ぐらいのテグネウの言葉をみるとまたどんでん返しがおきそう

書きながら考えてるところがありそうですからどうなんでしょうねえ。
まあ何もないってことは無いんでしょうが。
  1. 2015/07/18(土) 21:21:43 |
  2. URL |
  3. たていと1 #-
  4. [ 編集 ]

これで考察って...浅すぎる
カップリング(笑)とかラヴ(笑)とかそういった要素は存在しますがそれを前面に押していくような低俗な作品ではないと思うのですが
  1. 2015/07/31(金) 04:36:31 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集 ]

Re:

>これで考察って...浅すぎる
>カップリング(笑)とかラヴ(笑)とかそういった要素は存在しますがそれを前面に押していくような低俗な作品ではないと思うのですが

まあ大抵の謎は明かされてますからねえ。
愛を大テーマにしているので実際その辺は重要だと思うのですよ。
  1. 2015/07/31(金) 05:29:24 |
  2. URL |
  3. たていと1 #-
  4. [ 編集 ]

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