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ねじまきカギュー 最終巻出たので全体を振り返る 第一回キャラ編1

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ねじまきカギューの名前元ネタ考察など


全体の振り返りキャラ編1
全体の振り返りキャラ編2
全体の振り返りキャラ編3
全体の振り返りキャラ編4
全体の振り返り展開編
全体の振り返りテーマまとめ編


ねじまきカギューもついに最終、完結第16巻が発売されたので、全巻にわたって振り返ってみたいと思う。
一応予定としては、キャラ編、展開編、テーマ・まとめ編を予定している。変わるかも。


今回はキャラ編。現代漫画において、いや創作作品すべてにおいてキャラクターというのは最も大事な要素だと言ってしまっていいかもしれない。
ねじまきカギューに登場するキャラクターはそれぞれ極限さを身に纏った素晴らしいキャラクターばかりであった。
※追記 長くなりそうなのでキャラ編分割する。この記事は1-1ね。風紀委員編まで


カギュー
鉤生十兵衛。江戸の大剣豪柳生十兵衛を名前の元ネタにするタイトル主人公。
通して読むとこの漫画における愛の具現化、究極の愛そのものとして描写されているのがわかる。
最初から螺子巻拳を持っていて強いが、螺旋の真理を得て強くなり、嫉妬の感情を覚えまた強くなり、森戦ではなんかよくわからんけど自分に螺子巻拳撃って強くなっている。負けない主人公なんだよね。ガガリには一回目負けたけど。
螺子巻拳良いよね。螺旋、回転に関係のあるので統一されてビジュアル的にもバトルの戦法的にも華がある。
その愛に殉ずる性格は、個人的にはあまりにも愚直すぎて初期の頃は好きじゃなかったが、それを突き通していく内に好感がもて、嫉妬を覚えたあたりから大好きになった。
主人公であるのがぶれていない。それがこの作品にとって必ずしも良かったのかというとどうかという感もあるが。それは次回次々回で。

カモ
葱沢鴨。初代新撰組局長芹沢鴨を名前の元ネタにする二人目の主人公。
カギューの愛の対象というのが第一義で、色々頑張るけどどうにも弱さが目立つキャラ。そこが魅力なのだけれども。弱弱しさが目立つが、自己犠牲という点で体を張っているのが目立つ。ちゃんとした男主人公であるのだ。
教師、という概念に従って生きる。生徒に対する無償の愛などは風蘭という教師像から来ている。しかし一方でカギューという幼馴染の少女に対する愛も強く持っている。結局のところ矛盾があるわけだが、教師から理事長になって、カギューが卒業するまで待って、「死んで」理事長を辞めた時、カギューとの愛が完成するのか。
結局、女難体質というのはどうだったのだろうか。後半になるほど希薄になってきた印象もあるが、最終的にヤバい系女子作中ナンバー1っぽい森センセに好かれてたしなあ。

カギューとカモの子供
愛の結晶として、まず存在するだけで意味があるんだよね。そして最も愛に生きる二人の子供は常に愛を語る。
微妙に拳法っぽいこともできるのはカギューのせい?

朱羽と富江
スクールカーストの上と下。しかし二人ともカギューの親友。しかし二人ともお互い嫌いあっている。
琉球武術でスタントンファーな朱羽と金属製の栞と超共感の富江。
やるときはやるのだが、後半というか終期はややモブ化してた印象も。キャラ、多く出しすぎ?
この二人の、嫌いあってるような友人でもあるような、その微妙な間柄がいいよね。
結局、富江が言ってた太宰先生の新作とはなんだったのか。読書少女というと近代日本文学というのもややテンプレな気もするが、ラノベ読まれてもまた違うしなあ。
で、その子供たちが最終話に出てくるわけだが、性格が逆転している。なんだかんだで似た者同士だということ?服云々は富江の家が呉服屋だからね。嫌いあうのもまた愛?

エグ美、ビリー
最初の敵であり、なんやかんやで最後まで出てきた仲間。
どう見ても高校生、女性とは思えない容姿のキャラはねじまきカギューには結構いるがその先駆け。
ビリーはたまーに活躍してるが、まあモブ。モブが熱いというのも嫌いじゃないが。

紫乃
風紀委員長→元風紀委員長→生徒会長とやや忙しい人。
かっこいいし実力者だしかわいいし、最初から最後まで活躍していた。カモセンセとの恋ではカギューに敗れたが、まあ従兄妹だしなあ。
意志が強く非常にクール。選挙編では主役を張っていた。
初期の大ボスがここまで強いのは好きだ。ブレないところも好き。いや、まあカモセンセへの思いはぶちまけたが。
逆にキャラの強さの指標にもなってる感も。マブルゥ、安吉良とピリカ、電子と。
なんか完成されたキャラという感も。
バトルでは基本村雨という感じになってた気もするが、なんだかんだで八重桜や白露、暗記時間も脅威になってたし、村雨もバリエーションがあって楽しく読める。
紫乃は最終話で保育園の教師になっている。これはカモの教師の道を継いだということか。風蘭を見てカモが教師になったように。そして大会社の御曹司という呪いもある程度破っているわけだ。本当に自由がなければこんなことやってられんもんね。

オルフェ、丸恵、マチルダ
風紀四天王。四天王に大ボスも入ってる辺りはストリートファイター2っぽいよね。
オルフェはなんというか最初から最後まで変態暴走キャラを保ってるよね。割と実力者ではあるんだが。基本狂人。普通にしてればクールなはずなのにすぐ化けの皮がはがれる。最終話でも紫乃について回っているようだが、保育園の先生にそんなの必要なのだろうか。
丸恵は、なんというか、いうほど印象がない。なんか選挙に立候補しようとしだした辺りが笑えたぐらいか。豪傑。つーか女子相撲ねえ。いいけど。
マチルダは、なんか展開の都合上かなり活躍してないが、チャフ撃ったあたりとかで見せ場はあるか。



初期のキャラを見ていくと、全然最後まで出演していることがわかる。
愛と友情の物語と考えるとそれは正解なのだろうが、やや話が冗長になる原因になったのやも。
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テーマ:読書 - ジャンル:サブカル

  1. 2014/07/22(火) 00:26:13|
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