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ねじまきカギュー16巻感想

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ねじまきカギュー。愛を貫いて完結した偉大な漫画である。最近完結。
とりあえず、全体の感想とかはまたにして、最終巻である十六巻の感想。
ネタバレは余裕であるので注意。


カモ理事長編から完結まで。おまけでヤングジャンプシードとかいう新人発掘用のヤングジャンプの増刊で載ってた外伝0話。そして描き下ろし。

表紙とかあんま突っ込んでも仕方ないが、白背景に少年期のカギューとカモに虹色の題字が精神的というか、何やら美しい。
裏表紙は最終話のカギューとカモの子供?と、円形の虹。あんま詳しくないけど、?稀な現象で、カギューたちがいた場所にも虹があったがやはり日現実感の多い場所である。しかし子供はいる。徹底的に生死は言及しない形らしい。
表折り返しは棺桶に入る筆者。まあいつも通り。裏折り返しは三重の暈を見つめるカギューとカモ。ふむ。
カバー裏は表紙のきれいなイメージをぶっとばす黒背景に一つ目。森である。

今回は、語りたい点を抽出して語ろう。

森。森めめ。なるほど、メメントモリ、死を忘れるなというアレね。
完璧な人間。実際は、そこまでではなかった。森の愛はカギューの愛とは違う。それはたぶん森の愛の対象がころころ変わる辺りに起因しそうだが。無条件の愛こそ至高?

バトル。アリス対4人と森対カギュー。
どちらも壮絶だが、実際インフレが過ぎたという感もなくはない。森対カギューのバトル描写は壮絶を超えた壮絶で、まさに究極と言えるが、この漫画であれ以上は描きにくいもんねえ。
アリスは感情の妖怪といった風貌で、なかなか面白いことになっていた。
結局のところ、バトル編は島で終わりということだろう。特に名前のある新技も無かったし。島編でもっとバトルが見たかった印象も強いが。ガガリもっと粘れたのでは。つくづく悔やまれる。

いつだったかヤングジャンプシードの外伝の感想は書いた筈なので、描き下ろしの。
理事長の死後?地獄か天国か煉獄か冥界か、精神世界かあるいは。
愛を理解し、良心のために死んだ二千恵理事長。地獄(仮)でも肉抜きバーガーを食べ、歩き疲れてはいるが自分を憎む亡者(仮)に意を介さない、あるいは眼中に入らない理事長。しかし「ママ」を見て崩れ落ちる。反省し謝罪する。「ママ」は二千恵理人、自分の息子を全肯定する。無償にして絶対の母の愛。理事長も愛されたい人に愛されていた。今まではそれを認識できなかった訳だが。
理事長の悪行は、悪行としてあるが、それについてどうこうではなく、ただ人の愛がある。この漫画のテーマを究極化させた、テーマに殉じた理事長への救いというハッピーエンド。


愛。これがこの漫画のテーマであることは疑いようもない。
死んでるにしろ生きているにしろ一緒になったカギューとカモ。何をおいてもその価値を最大としたのはこの漫画を真の完成足らしめている。
もっと詳細は今後の全体通しての感想とかの記事に譲るが、本当に、行き着くところまで行った漫画であった。不満点は上げればあるが、この漫画に満足したというのは事実である。中山先生の次回作にも大きく期待。
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テーマ:読書 - ジャンル:サブカル

  1. 2014/07/19(土) 00:31:35|
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