ネット世代の雑評論

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「Gの影忍」読んだので感想

Gの影忍 - Wikipedia
Gの影忍 (じぃのかげにん)とは【ピクシブ百科事典】


Gの影忍。ガンダム漫画でもやや伝説的に語られる。
要するに、ガンダムがニンジャという話。いや、他のモビルスーツもだけど。
正確に言うと、宇宙世紀でMS忍者が暗躍する話。完全にアホであるが、シリアスな展開もある。

どういう忍者かというと、まあ山田風太郎的な超人タイプの忍者で、それを宇宙世紀ガンダムのMSの装備をアレンジしてやる様はかなりクルものがある。
しかし、忍者の非常な定めをシリアスに描くところはかっこよくもある。

G-3ガンダムを改造した主人公機「Gの影忍」は心眼と称して心眼センサーを胸装甲を開いて出したり、元師匠であり敵となったタロウザのキュベレイは歌舞伎役者風で、ファンネルと称して扇子を投げる。その他にもニンジャっぽい技をSFでやるのが笑える。太陽表面での戦いとか無茶もいいところである。水蜘蛛で何とかなると思ってるのか。水蜘蛛実際には沈むしアレ。というかGの影忍とか水遁とでも言わんばかりに潜ってるし。

最終話では木星の地球外知的生命体と闘うという何ともまあ無茶な展開である。
これがガンダム00の影響を与えELSができたとかなんとか。コピー能力とかもそれっぽい。
MSデザインのはっちゃけ具合もGガンダムのモビルファイターに影響を与えたとか。狂ってはいるがそれだけに強い力を持つ作品だと言えよう。


で、このSFニンジャの形は、このブログでたびたび扱っているニンジャスレイヤーとも似ている。
宇宙SFとサイバーパンクSFでやや違うが、未来における忍者というテーマでは変わらない。
山風的な超人忍者がSF世界で活躍すればどうなるか。そもそもミスマッチがある、しかしそこをギャグの起点として、ニンジャならではのシリアスさを加えればバランスの良い作品ができる、ということなのかもしれない。
忍者、いやニンジャならば過酷なSF世界でも、時代劇の世界よりもさらによく活躍できる、そういうこともあるのかもしれない。


ニンジャ。現実の、戦国時代までの忍者は要するにスパイ、暗殺者、特殊部隊の域を出ない。
しかし創作の世界のニンジャは無限の可能性を持つ。無限の可能性を持ちながらもニンジャという個性が光る。
なるほど昔から創作で人気なのもうなづける。ニンジャならば何をしてきても不思議ではない。そういう怪しい魅力があるのだろう。
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テーマ:読書 - ジャンル:サブカル

  1. 2014/07/14(月) 00:09:39|
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