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クソゲーオブザイヤー2013据置版、年末の魔物?ガイアブレイカーとKOTYの「基準」について

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クソゲーオブザイヤー。年に一度のクソゲーを決める2ちゃんねるスレのネタ企画である。権威は無い。
投票ではなく総評で結果を決めることが特徴で、クソゲー単体としてより酷いものを選ぶ。
詳しくはwikiやスレのテンプレでも見てほしい。

年が明けたが、2013年に発売されたクソゲーのKOTY決定はまだまだ始まったばかりである。
総評以前にまた動きがあったようだ。

GAIABREAKER(ガイアブレイカー) 1~5面 ‐ ニコニコ動画:GINZA

テキストリンク

前のKOTY記事で、今年の据置KOTYには年末の魔物は来ないのではとか予測したが、どうやら外れてしまったようだ。
WiiUのダウンロード専売のシューティングであるガイアブレイカー(以下ガイア)。12月25日発売である。
元々はスマホアプリで600円として売られていた「グランダリウス」(4年前の作品である)の移植らしいが、ガイアは1890円とWiiUダウンロードソフトでは最高値らしい。基本百円単位のダウンロードソフトで端数が出る辺りも邪魔くさい。

そもそもグランダリウスから別に好評だったわけでもないが、移植に際しクオリティが上がっているかと言うとそんなことは無く、むしろ劣化している。
まず自機は左右にしか動けない。インベーダーの自機の動きである。ついでに言うと慣性があって操作しにくい。
そして、通常ショットとロックオンするホーミングミサイル(どう見てもレイフォースのロックオンレーザー)が攻撃である。なお、パワーアップシステムの類はない。というかアイテムが無い。ボムも無い。
更に言えばエンディングもスタッフロールもない。
雑魚敵の種類は一桁で、撃ってくる弾やレーザーは5種類程度か。基本自機狙いばかりである。
BGMやSEも単調で面白さは無い。グラフィックもWiiUという仮にも最先端の据置ゲームをやっている感じはしない。

とはいえ、ここまでなら、良く言えばシンプルで純粋なゲームであると言って言えないことも無くは無いかもしれない。
あえて今日このゲームをやる意味は薄いが、ゲーム性は欠片ほどにはある。

しかし、単調な雑魚配置で自機狙いばかり撃たれ、運ゲー染みた理不尽なラスボスなど、シューティングとしても下の下である。コンテニューも無い。
バグや不具合も多い。頻繁に動きが一瞬止まったり、画面に何も映らなくなったり(内部では動いている)、BGMがノイズになったり、雑魚が出たり出なかったり、フリーズしたり、WiiUごと止まったり……と言うバグが報告されている。

唯一の評価点としてミーバースとの連動機能が面白いというのがあるが、他の人がゲームオーバーになったところを通り過ぎると1UPというのは同じゲームをやって難易度が変わるのでどうかと思う。しかも画面のカクつきやロード時間(そう、地味にロード時間も長かった。)はミーバースのせいで多くなっている疑惑があり、設定でミーバースを表示しなくすることもできるがそうすると1UPも無くなる。



そんなこんなでクソゲーフリークの間でかなりの話題作となっているガイア。全体的に数え役満的な雰囲気もある。東方原作STGの何かでも買ったほうがよっぽどいいと感じる。
しかし、スレ住民の中ではKOTYの話題作入りには慎重な声もある。
それは何故なのか。単純に審議不足と言うのも大きいが、KOTYの目的は年に一番のクソゲー、大賞を決める事のみが目的である、というのがある。

前にもKOTYの基準について記事を書いたことがある。
ネット世代の雑評論 クソゲーオブザイヤー2013据置版、話題のビビパン2作とKOTYの基準について
しかしこれはKOTYスレにおいてクソゲーのどの要素がクソと判断されるかと言う話であり、この記事ではKOTYスレにおいてどんなクソゲーが話題作となり、大賞となるのかという「基準」について語ることにする。あるいはKOTYスレの毎年の流れというべきか。

まず、一年毎にKOTY大賞を選ぶ以上、年度ごとにKOTYの「基準」、どの程度のクソゲーが話題作に選ばれるかと言うのは変わらざるを得ない。
ハードの性能も進歩し、ソフトの開発もこなれ、メーカーの状況も変わってくるからだ。

と言う訳で、まず初めのKOTY話題作。つまり門番は選評が届いた後に昨年度やそれより前のKOTY大賞や次点を基準に考えられ、とりあえず(やや甘めに?)決定され、門番としてその年の基準となる。
これより後のクソゲーは選評が届いても、審議の結果門番を超えてKOTY大賞となりうる可能性が無いと判断されれば選外となる訳だ。
そして、新しく話題作に入ったクソゲーもまた基準であり、それらを超えて大賞となり得るクソゲーでなければまた話題作にはならない。
実際にはあまりないことではあるが、新しく話題になったクソゲーがあまりにもクソゲーで、門番が大賞になりえないならばそのゲームが選外になることもある。

ここでややこしいのは、大賞になりうるクソゲーがなぜ何個も存在するのか、という所であろう。
最終的にKOTY大賞を決めるのは総評であるから、というのが理由ではあるが総評とか書く前に前にそんなことわかるのではないかという向きもあろう。
しかし、クソゲーのクソさというのは言うまでも無く、計量することのできるものではなく、比較も困難なものである。個人個人何をどうクソだと思うかは違うし、特にジャンルが違えば結論を出すことは不可能に近くなる。

例えば2011年のKOTYの大賞と次点を見てみよう。

引用
ノミネート作品 ◾1/27【PS3】Wizardry 囚われし亡霊の街(アクワイア)
◾2/24【Xbox360】Piaキャロットへようこそ!!4 ~夏の恋活~(PIACCI)
◾ ★9/1【Wii】人生ゲーム ハッピーファミリー ご当地ネタ増量仕上げ(タカラトミー)
◾9/29【Xbox360】code_18(サイバーフロント)
◾ 11/23【PS3】グラディエーターバーサス(アクワイア)
◾11/23【PS3/Xbox360】街ingメーカー4(D3 PUBLISHER)
◾12/8 【PS3/Xbox360】ドラゴンボール アルティメットブラスト(バンダイナムコゲームス)

7作品と豊作な年である。ジャンルは上から3DダンジョンRPG、恋愛ADV+SLG、ボードゲーム、恋愛ADV、対戦格闘アクション、街づくりシミュレーション、3D対戦アクションとなっている。
恋愛ADVと対戦アクションでやや被ってはいるが、クソさの方向はかなり異なる。かなり彩り豊かな、クソゲーの方向性が違っていて面白い。
それぞれについて、どれもが一年で最悪のクソゲーだと言って言えないことは無かった。
だからこそ次点に残ることができたという訳である。


こうして集まったノミネート作品からどのように大賞を決めているかと言うと、総評である。
総評で、そのクソゲーが大賞であることを納得させるのだ。
それ故、総評案は何個も書かれる。その中で取捨選択され、あるいは融合、洗練されながら総評を作り上げていくのだ。
結果的に、KOTY大賞が何で決まるかと言うと総評で決まるというのは、総評が理由を作る、決めると言う事に他ならない。
それが誰しも納得できるものでないと大賞は決まらず、延々と議論・審議を続ける羽目になる。


そういう意味で、ガイアは縦STGというジャンルで恐らく2013年に発売されたゲームでは最もクソかもしれないが、それが大賞に入り得るクソゲーであるかはまだ何とも言えない、審議不足ではないか、という意見がある。
しかし、縦STGと言うジャンルだからこそ、独自性を持ち大賞になり得る、とも私は考える。
まだまだわからないところはあるが、興味深いクソゲーである。理不尽な難易度から、いつだったかの携帯KOTY大賞の覇王鬼帝を思い出す人もいるとか。



KOTYにおいて総評で決めるというのに違和感を感じる人もいるのかもしれないが、総評が理由を決定するという最も重要な意味を成しているのだ。
話題作を決める基準はその年のクソゲーである。比較して単純には決められない場合、納得できる総評によって決定されるという具合だ。話題作が総評の中に盛り込まれるのは、総評でそれらから大賞を決定するからである。そういう意味では、大賞だけを決定するとはいえ次点作品も意味合いはある程度ある、
こうして見るとKOTYは中々良く出来たシステムかも知れない。ガイアはどこまでいくか。注目したい。


※追記
KOTYの基準と言うと、もう一つ、四八以前と以後でのクソゲー基準の違いと言う話もあるが、アレは基準と言うよりも認識が変わった、四八(仮)と言うクソゲーに出会ってこれまでのクソゲーはクソゲーと言えなくなった、四八のような本当にどうしようもないクソゲーこそクソゲーであると認識するようになったのだと私は考えている。
四八以前も、単純に最もクソなゲームを選ぼうとしていたのである。ただ、人数も少なくクソゲーの深奥も知らなかったから選ばれたゲームがそこまででもないゲームだったのだ。
四八の衝撃はそこまで大きかったのだ。
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テーマ:ゲーム - ジャンル:サブカル

  1. 2014/01/07(火) 18:39:41|
  2. ゲーム
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