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文字、ようするに言葉を表す符号、記号みたいなアレである。
文字以外でこういう役割を果たすものと言えば、古代にはキープ(結縄)と言うものもあったが、現代ではほぼ全てが文字によって表される。余りに普遍的な言葉すぎて説明が難しい類のものである。

文字と言うのは集まって一つの文字体系を作る。漢字やラテン文字、ハングルやアラビア文字、ヒエログリフなどがそういうものだ。
文字体系は中々多い、が、数えきれないほどではなく、現在日常的に用いられていない歴史的文字を含めても100か200かその程度だろう。
もちろん、文字という事になると非常に多くなる。特に漢字は割と勝手に文字が造られてるところもあり、全部集めると10万を超えるとか。ハングルなんかも組み合わせなので理論上1万あるし、何百と言う文字を持つ言語体系は少なくない。まあアルファベットとかは何十個という桁で収まる訳でだいぶマシだが。
更に漢字で言う所の篆書だの行書だの楷書だのといった字形、活字のゴシックやら明朝体やらもあり、そういう区別も考えるとほとんど無数にある。だから写植屋やデザイナーは食うに困らないのだ。
また、文字体系ごとに何十種類もの言葉に対応してたりもする。文字が意味するところはまた多いという訳だ。

しかし、文字体系の系統、文字が無いところから発生した文字となると、両手の指で数えられるぐらいにまで抑えられる。
メソポタミアの楔形文字、初期のものは楔形と言いながら普通に象形文字である。
エジプトヒエログリフは原シナイ文字を経由してアルファベットに繋がったとも言われる。
甲骨文字(亀甲獣骨文字)は漢字とほぼ対応する関係であり、文字体系としてはすでに出来すぎで、さらに古いものがあるのではとされる。
メソアメリカのマヤ文字などの象形文字。
他にロロ文字、トンパ文字、未解明のインダス文字やらロンゴロンゴなど、といったところか。


文字と言うのはこうした系統も含め奥深く末広がりな面白さを持っている。
文字の書き方も上から下や左から右だけでなく、アラビア文字のような右から左、ギリシャの牛耕式では左から右で端までいったら逆に右から左で書く、ロンゴロンゴなどは文字の向きまで上下反転する特殊な牛耕式であるらしい。

漢字などは象形文字からの変化がわかりやすく、また結構よくわからん理由とかで文字が創作されてたり、国ごとの差異や字形の変化と見るべき点が多く飽きない。
文字の部品ごとに意味があったりなかったりする当たりも興味深い。
派生した西夏文字とか契丹文字なんかも漢字っぽいのに漢字じゃなくて面白い。

他の象形文字なんかも、ヒエログリフなんかだと神の名前とかが一々特別な文字で表されてたりと面白い。
そういえば北朝鮮では金正日とかトップの名前のハングルのフォントを変えてるんだっけか。
トンパ文字はナシ語という少数民族のマイナー極まる言葉を記述する文字だが、世界で唯一の「生きた象形文字」とされており、しかもまさかの色によって意味が変わりうるとかいう特性をもっており、中々楽しい。

それぞれの文字にはそれぞれの歴史がありそれぞれの文化がありそれぞれの面白さがあるのだ。


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これを見ると、アジア以外では日常で使われる文字はほとんどラテン文字、アルファベットになっていることがわかる。
この事は、大航海時代からの帝国主義が地球全土の文化にどれほどの影響を与えたか、と言うのが感じられる。ジャレド・ダイアモンドの銃・病原菌・鉄を想起させる。東西に長い大陸が強い文明を作ったみたいな話。文明と文化と文字は密接な関係を持っている。
最初に全世界に旅立ったヨーロッパ諸国に対抗できたのはやはりユーラシアのアジア諸国だけだった、ということか?植民地にはされても文化を取り戻すことができた?アメリカとかはほぼヨーロッパ化されているわけだし。
アフリカも文字で区切るとなんとなく興味深い。北部はアラビア文字でイスラム教の影響が強く、サハラより南はむしろアメリカやらヨーロッパの影響が強い?知らんけど。

そういう風に透かし見ることも可能である。



文化がミームとなって実力を持つならば、文字も言葉もそれ自体で人に影響し何らかの力を持つ。
言霊とはそういうことであるのかもしれない。
誰も10万を超える全ての漢字を読み書きできないにしろ、大量の漢字はそれ自体で文化を作っていて、価値があるのではないか。
こういうのは突き詰めるとどこまでもいってしまうので、こうして記事に軽くまとめてみた。なんにせよ、こういったアカデミックな話も面白いから突き詰められて研究が進むのではないかとも考える。
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テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2013/12/21(土) 03:22:43|
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