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【ポケモン】ハイドロポンプの略称の様々について考える

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ハイドロポンプ - ポケモンWiki
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イケメン(従)兄弟のポケモン対戦考察とか |ハイドロポンプ


ポケットモンスター。略してポケモン。世界的に猛烈な人気を誇るゲーム、及びそのゲームに登場する主要なキャラクター群の総称である。
ポケモンと言うゲーム本編は対戦RPGと呼ばれるジャンルに入る。これほど人気なゲームにしてはややマイナーにも思えるが、ストーリーに関しては古典的なJRPGの様相を示し、その上で通信対戦による奥深い対人戦が楽しめるというのが人気の秘訣の一つなのかもしれない。

ポケモンでは、一匹の「ポケモン」に4つの技までしか覚えさせることができない。
ポケモンには複雑なタイプ相性に、それぞれのタイプを持った大量の「ポケモン」と「技」がある。
その中で、どのポケモンをどう育て、どのようなパーティを組み、相手のパーティからバトルに出すポケモンを選出し、相手のポケモンを見てどの技を選択、あるいはどのポケモンに交代するか……
こういったところにポケモン対戦の面白さがある。
嵌る人はかなり嵌る。


そのポケモンの技の中に「ハイドロポンプ」と言う技がある。
水タイプの技で、高い威力を誇るが命中率は少し悪い。やや威力は低いが命中率が良い「なみのり」などとどちらを選ぶかが悩ましい技である。
技の描写としては高圧の水流か。英語で書けばHydro Pump。Hydroは水素を含むとかいう意味らしいが、語源のギリシャ語から考えて水の意味で使っていると思われる。つまり水ポンプ。ポンプで水を撃ち出すイメージか。

蛇足だが、「しねんのずつき」はZen Headbuttらしい。禅の頭突き。何やら馬鹿馬鹿しいが、禅問答とか読んでると禅僧は結構唐突に暴力をふるう(しかもそれで何故か殴られた弟子とかが悟りを急に開いたり)し、禅僧は色んな事ごちゃごちゃ考える、思念しているし、確かに妥当なのかもしれない。
その上で更に蛇足だが、禅宗に限らず宗教における暴力は理不尽を通して布教するためのものというイメージがあるが偏見だろうか。


ハイドロポンプという技の奇妙な所として、略称の多さが挙げられる。
普通に使われる略称から冗談じみて使われる略称、完全に冗談の略称がある。
たまに2chでもそれに関するネタスレが立つ。
ハイドロポンプ、英語を考えればどこで区切ればいいか明瞭だが、それにしても日本語の略称と言うのはどこで区切っても、どう区切っても自由である。

今回はそういったハイドロポンプの略称の様々について一つ一つ論評していきたい。
ではスタート。

ドロポン
一番一般的に使われているだろうか。
語感が良い。最後がンなのがいいのか。ハイドロポンプの真ん中から英語の区切り気にせず取った感じ。
泥のポン?初代ポケモン、赤青のグラフィックでは確かに泥っぽくも見えた。

ハイポン
「ハイ」ドロ「ポン」プ。英語での区切りの先頭二文字を取ってる形。
ドロポンよりもやや合理的区切りと言うべきか。これも一般的。
響きはやや軽い気もするが悪くは無い。

イドンプ
ハ「イド」ロポ「ンプ」。英語の区切りを考えて最も変なところからとってるイメージがある。
しかし響きは楽しげだ。ポップですらある。
井戸?井戸に何か落ちたような音?

ハイドン
「ハイド」ロポ「ン」プ。完全にバカにした略称である。
作曲家かよ
まあ、初代のハイドロポンプの効果音は何となくよかったような…… 関係ないか。

ハイドロ
前四文字を機械的にとった略称で、良いようにも思えるがポケモンに新作が造られるにつれてハイドロカノンという技が追加された。これでは混同してしまう。
しかし、ハイドロカノン自体デメリットが強くマイナーな技で、初代ポケモン世代などはよく使うかもしれない。

ドポンプ
ハイ「ド」ロ「ポンプ」。一見ふざけた略称にも見えるが、ポンプの三文字が残されている。
ドを超弩級(元は戦艦の大きさ・強さのランクで、ドレッドノートと呼ばれる十分でかくて強い戦艦と同じタイプの戦艦をドレッドノート級、縮めてド級、当て字して弩級として、これを「超」えるタイプの戦艦を超弩級としたものから出来た言葉で、今ではとてつもない大きさ・迫力を表す日本語)を思わせて、凄いポンプって感じで、イメージに合う。

ハインポ
「ハイ」ドロ『ポン』プ。アナグラム染みている。
まあ四文字にしてインポって入れたいだけだろうが、妙な間抜けさが嫌いじゃない。

インポ
3文字にしてもう完全にネタである。
むしろ蔑称と言うべきか?それにしてもわかりにくいが。

ポンプ
3文字で言えば、ポンプでも伝わる。
まあ実際のポンプとかと混同する文脈は少ないだろうが……

ハイポ
3文字シリーズならこんなのも。「ハイ」ドロ「ポ」ンプと略し方自体には無理はない。
しかし、ファイナルファンタジーあたりのアイテム、ハイポーションの略称もハイポだったような。
同じRPGだからと言って同じ文脈では使わないだろうが違和感は否めない。

イロポ
ハ「イ」ド「ロポ」ンプ。ややっこしい。
なんとなく「ぬるぽ」っぽい。その辺のネタ?

ンプ
ハイドロポ「ンプ」。二文字にしても何故末尾からとるのか。
まあ然るべき文脈で言えば、使われた方は理解しないでもないか。他にンプって付くのも珍しいし。

ドポン
ハイ「ド」ロ「ポン」プ。ドポンプと似たような取り方。
しかしむしろ水に何か落ちた音か何かに聞こえる。
まあでも勢いはあるか。

ハイン
「ハイ」ドロポ「ン」プ。誰だよ。

ハイロン
「ハイ」ド「ロ」ポ「ン」プ。もうズタズタ。
アイロンか何か?チューハイとウーロン茶?

ハプ
「ハ」イドロポン「プ」。何故前後からとる。
ハブ?ハープーン

ハイド
「ハイド」ロポンプ。前からとっているのはいいが……
ラルクアンシエルか何か?ジキル博士とハイド氏?

ンードロ
どっから伸ばし棒持ってきた。そうでなくても逆転。

プンポロドイハ
これは略称ではなくアナグラム?
というか寿司をシースーとか言いかえるような業界用語っぽい。

ハドポン
「ハ」イ「ド」ロ「ポン」プ。この程度では驚かなくなってきた。
というかハドソンっぽい。

ハイドロポン
6文字。そこまで言うくらいなら最後まで言えという話。
なんとなくおもちゃっぽい響き。ガシャポン?

インド
ハ「イ」『ド』ロポ『ン』プ。もはや何も言うまい。
そういえばポケモン図鑑にインド象がどうとか言う記述があったが、この辺がポケモン世界の奇妙さ、謎さを逆に示す。
インド象?と考えて行くと、そういえば、ポケモン世界には人間以外の動物が存在しないこと(少なくともゲーム中で見る機会は無い)に思い当たる。初期のアニメのアートワークか何かには犬とかいたっけ?と言う程度である。
モンスターたるポケモンしか動物はおらず、それのみで生態系が成り立っているように感じる。植物はポケモンではない物も多い、とはいえ実が妙にポケモン的であり実在しないものになっていたり、ポケモンの技で切れる木、切れない木があったりする。ウイルスはポケモンに益をもたらすポケルスというものだ。微生物についての言及は少ないが、ひょっとしたら図鑑に載らないポケモンなのか?
そもそもポケモンとは何なのか。何故パソコンの中にしまえるのか、ボールとは何なのか。熱量学第二法則を無視したようなこれらの存在は?ポケモンの交配についてもよくよく考えると奇妙な点は少なくない。
こうなってくるとポケモン世界における人間は何なのか、とかそういう議論もしなくてはならなくなる。
ポケモン図鑑まで戻ると、東京タワーがどうの項の、ミュウは南アメリカ(ギアナらしい)で発見されたとかなんとかいった記述もある。まあインド象云々、東京タワー云々は怪獣図鑑のノリで書いてしまったのだろうが、ポケモン世界には実在する、少なくともしたのだろう。
ここから更に逆算すると、初代のポケモン博士はオーキド博士であり、オーキドがポケモン図鑑を書いたと考えるべきだろう(ボールで捕まえた瞬間詳しいデータが載る辺りそこにも疑問はあるが)。
ポケモンの作品ごとの地方、マップは現実のものと対応している。カントー地方はそのまま関東地方が元ネタで、ジョウトは城都かなんかしらないが近畿とか、ホウエンは豊縁で緑豊かな地九州。シンオウは神奥で北海道、イッシュは一種類の意味でニューヨーク付近(アメリカ全土だっけ?)、カロスはフランスらしい。
これらは実際にポケモン世界でも過去はそういう地名で、ポケモンの出現とともに世界が変わっていったのでは……
オーキド博士はその変化の渦中でポケモン図鑑を書いたのでインド象云々の記述が入ったとか……
オーキド博士がポケモンの数は151匹とか断言しときながらガンガン増えているのも、実際にポケモンが増えているのでは……
そういえば最初期に出たポケモンアニメの小説版にそれ関連の設定があったとか無かったとか……
謎は深まる。

ポンハ
『ハ』イドロ『ポン』プ。シースー的。
非常に軽い語感。いいけど。

ハイドボンプ
6文字でロが抜けている。
ハイドライド?

ハロポン
「ハ」イド「ロポン」プ。ロポンってなんだ。
ヒロポンの親戚?

ハドロン
「ハ」イ「ドロ」ポ「ン」プ。語感はいいのだが。
ハドロン砲?何のアニメだっけ?

ハドポプ
「ハ」イ「ド」ロ「ポ」ン「プ」。もうボロボロ。
ネタもいいところである。なんとなくエジプトっぽい感じがしないでもない。

Hポンプ
英語と混ぜた結果。まあ略称としては実際ありうる。
しかしアルファベットのHは日本ではそれだけで意味があるからなあ。まあ別に気にしなかったらいいけど。

ハイドロポ
「ハイドロポ」ンプ。五文字。うん。
ほとんど言ってるのにハイドロポンプって感じがしない。

水ポン
ハイドロは水って意味で使ってるもんね。
まあ伝わらないでもない。

ドロ
伝わらない。
そもそもポケモンの技にもどろあそびとかどろかけとか色々あるし。まああんま使われんけど。

ハポン
「ハ」イドロ「ポン」プ。まあ普通。
なんか昔の外国人が「日本」を適当に発音したような感じ。

ドーロンプ
だから伸ばし棒はどっから。でもまあ語感は良い。
逆に言うと語感だけである。

ロポンプ
ハイド「ロポンプ」。まあ、直観的ではないが大人しい方である。
なにがロなんだよ。

ハドンプ
「ハ」イ「ド」ロポ「ンプ」。まあ無茶苦茶。
そして滅茶苦茶語感も悪い。

ドロン
ハイ「ドロ」ポ「ン」プ。悲鳴を上げたい。
ニンジャか何か?ポケモンにもニンジャっぽいのはいることはいるが。

ドッポン
どっから「ッ」が出てきた。
これもまた水たまりに漬物石でも落としたような音か何かに聞こえる。

イドロン
ハ「イドロ」ポ「ン」プ。まだマシってほどマシでもない。
宇宙人っぽい。

ハインプ
「ハイ」ドロポ「ンプ」。こうみるとまあまあ素直にも見えるが……
ハインツだとケチャップになる。

ポンドロ
シースー?
ドロが最後につくとドロボウっぽいね。

イドロポ
ハ「イドロポ」ンプ。まとまってたらいいってもんじゃないぞ。
言いにくい。

イロポプ
ハ「イ」ド「ロポ」ン「プ」。なんだこりゃ。
ポップ?言いにくすぎ。

イポンプ
ハ「イ」ドロ「ポンプ」。これがマシに思えてきたら末期。
何がイなんだよ。胃から逆流してくるのか。まあグラ見てるとそんな感じもしないではないが。




他にもまだまだあるが、この辺でやめておこう。
ハイドロポンプ。独特のノッペリとした語感や文字の被ってなさなどが略称を多くするのか?ハイドロカノンが出てきたのも大きな原因か。昔からある有用な技の中では長めなのも問題か
とはいえ結局のところ7文字でしかないのでこれに更に略せずハイドロポンプと言う選択肢も大きい。
現実的に、実用的に使われるのは(ハイドロポンプ>)ドロポン>ハイポン>ハイドロ>ドロンプぐらいだろうか。

とはいえこういった遊びは面白いところがあるといえよう。
結局のところ、言葉とは伝わればいいし、伝わらなくてもこんなもの面白ければいいじゃないか。
言葉の遊びという訳である。
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テーマ:ゲーム - ジャンル:サブカル

  1. 2013/11/02(土) 23:37:59|
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コメント

No title

自分的にハイドロポンプは蔑称?になりますがワロポンですね。
ストーンエッジのワロスエッジとか所謂糞外しハハッワロス的な意味で。

あといつもジャンプ系・東方系のご考察等楽しく読ませて頂いております。
  1. 2013/11/05(火) 10:30:16 |
  2. URL |
  3. 古明地こいし #slGJo3WM
  4. [ 編集 ]

Re: No title

> 自分的にハイドロポンプは蔑称?になりますがワロポンですね。
> ストーンエッジのワロスエッジとか所謂糞外しハハッワロス的な意味で。
>
> あといつもジャンプ系・東方系のご考察等楽しく読ませて頂いております。

いつもご閲覧ありがとうございます。
そういう系のもありますね。ハイドロポンプの文字が入ってないのまで含めるとキリが無いですが。
80%といったらスパロボなら即攻撃を止めて集中とかかけるレベルですからねえ。まあ当たらないものとして撃ちたい気分です。
  1. 2013/11/05(火) 11:47:04 |
  2. URL |
  3. たていと1 #-
  4. [ 編集 ]

No title

splatoonというゲームのスレにて「ホットブラスターカスタム」というブキの略称(ホッカス、ホッタム、スタスタ、ホラスタム、ブラタム、ホブラ等)で議論があり、その中に「ハイドロポンプ略称議論みたい」というレスがあったのでそう言えばそんなのもあったなーと思い検索してこのブログに辿り着きました。
それにしてもよく聞く略称から殆ど聞いたことのない略称までこんなにたくさんの略称があったとは。
個人的にはドロポン、ハイポン、イドンプ、ハインプ、ハイドロ、ドロンプあたりをよく聞きます。
何故ハイドロポンプは略称がこんなに豊富なのかは確かに気になりますね。
フレアドライブ、リーフストームなんかはほぼフレドラ、リフスト固定なのに。(このパターンでいけばハイドロポンプもハイポンで固定になるはず)
ハイドロポンプにどんな略称があるかは自分も気になっていたので、この記事を見つけられてよかったです。
ブログ主さんの考察も含め、楽しく読ませていただきました。
(ちなみに自分はホットブラスターカスタムはホッタム、ハイドロポンプはハイポン派ですね。)
  1. 2015/06/17(水) 22:51:23 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集 ]

Re: No title

> splatoonというゲームのスレにて「ホットブラスターカスタム」というブキの略称(ホッカス、ホッタム、スタスタ、ホラスタム、ブラタム、ホブラ等)で議論があり、その中に「ハイドロポンプ略称議論みたい」というレスがあったのでそう言えばそんなのもあったなーと思い検索してこのブログに辿り着きました。

ああ、私もスプラトゥーンやってます。確かに「ホットブラスターカスタム」も変な略称多いですね。
ハイドロポンプと同じように平坦な発音と言うのはあるかもですね。

> それにしてもよく聞く略称から殆ど聞いたことのない略称までこんなにたくさんの略称があったとは。
> 個人的にはドロポン、ハイポン、イドンプ、ハインプ、ハイドロ、ドロンプあたりをよく聞きます。
> 何故ハイドロポンプは略称がこんなに豊富なのかは確かに気になりますね。
> フレアドライブ、リーフストームなんかはほぼフレドラ、リフスト固定なのに。(このパターンでいけばハイドロポンプもハイポンで固定になるはず)

まあドロポンハイポンハイドロ以下はネタ感がありますがそれでもイドンプドロンプ辺りは普通に聞く辺り略称議論ネタが浸透しているという事でしょうか。
やはり語感の問題になるんでしょうが、ハイドロカノンとか出てきた辺りでハイドロが使いにくくなり略称議論が活発化した感がありますね。

> ハイドロポンプにどんな略称があるかは自分も気になっていたので、この記事を見つけられてよかったです。
> ブログ主さんの考察も含め、楽しく読ませていただきました。

私も探したらやたらあって驚きました。

> (ちなみに自分はホットブラスターカスタムはホッタム、ハイドロポンプはハイポン派ですね。)
私はホッカス、ドロポン派ですかね。

ホッカスはカスとついて蔑称的で、一発当たれば死ぬ害悪武器的なニュアンスがあって面白いかなと。まあけなしている訳ではないですが、そういう副次的ニュアンスも拾っていきたい性分です。ドロポンは泥のポンプみたいな…
  1. 2015/06/18(木) 00:48:43 |
  2. URL |
  3. たていと1 #-
  4. [ 編集 ]

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