ネット世代の雑評論

主にネット上に散らばる各々の事象についての紹介、及び評論

2chの流出事件関係でライトノベル作家、杉井光先生の誹謗中傷がバレた件に付いて

杉井光・公式サイト NEET TEEN
杉井光 - Wikipedia

ネット世代の雑評論 2ちゃんねる、●を買った人のクレカ情報など大流出


マジでこういうことあるんだなあ。

引用
お詫び
 ご存じの方も多いかと思いますが、僕は2ch上において暴言や誹謗中傷を多数行っておりました。
 お詫びのしようもありませんが、中傷を行った作家先生方、荒れを招くこととなったスレの住人の方々、出版社などご迷惑をおかけした関係各位、ならびに読者の皆様に深く陳謝申し上げます。
 特にご迷惑をおかけした方々には現在、できる限り迅速に謝罪のご連絡を差し上げているところです。
 お騒がせしてたいへん申し訳ございませんでした。 2013/8/27 杉井光

本人が公式ページで謝罪している。


2ちゃんねるビューワ、通称●、正式名称は文化黒豆だったか、は巨大匿名掲示板2ちゃんねるを利用する上で、有料で便利に使えるサービスである。
過去ログなんかも見れたりするが、実際そういうのはログ速でも見ればいい話なので重要ではない。
一番重要なのは書き込み規制されていても書き込める、ということである。

2ちゃんねる利用者は多く、またアホが多いので、荒らし行為でよく運営に規制される。
IPごとの規制ではIP変えればいいだけなのでプロバイダごとに規制する場合が多い訳だがそんなことしたら巻き添えを食らう人も多い。
そういう場合でも●があれば書き込めるよ、というなんだか運営側のマッチポンプ臭いシステムである。


杉井光先生は、●を使って誹謗中傷をしていたおかげで、今回の流出事件で馬鹿をやってたことが判明。名声を地に落とした、という訳である。
ちなみに誹謗中傷していた相手は、

引用
152 名前:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です[] 投稿日:2013/08/27(火) 09:31:54.75 ID:iZ1XKDqj0 [1/3]
237+4 :イラストに騙された名無しさん [] :2013/08/27(火) 03:47:25.20 ID:GASOCRBn (2/2)
◆杉井先生がディスった作家(ディスった内容)

・橋本紡(統合失調症、基地外、虚言癖、精神疾患、自己愛性パーソナリティ障害)
・榊一郎(売れないのをスピードでカバー)
・至道流星(安定ウンコ量産機)
・日日日(安定ウンコ量産機)

◆杉井先生がディスった出版社(ディスった内容)

・講談社(クソ仕様のウェブサイト、ゴミラインナップ)

◆杉井先生が絶賛した作家(絶賛した内容)

・杉井光(作者買いされる例外中の例外、)

らしい。


橋本紡先生は「半分の月がのぼる空」で有名だろうか。一般小説も結構出している。ライトノベルと一般小説をどう分けるのかは知らないが。

榊一郎先生は「神曲奏界ポリフォニカ」が有名か。多くのレーベルで作品を出している。

至道流星先生は、ああ「大日本サムライガール」の人か。

日日日先生は「狂乱家族日記」や「ささみさん@がんばらない」の人か。この人も多くのレーベルで作品を出している。

ふむ、何やら誹謗中傷した作家陣の傾向が感じられないでもない。杉井先生と作風ややり方が似ている作家?邪推かな?


そして自分が仕事をしている講談社もディスって、自分自身は自画自賛するのも痛い。バレないと思ってて、実際普通はバレない筈だったのだろうが、絶対はないという事だ。
ただの個人を装ってネガキャンをするというのは匿名だからといって、匿名だからこそ許されることではない。匿名ネットという構造そのものの基盤が危うくなる。だからこそ、匿名掲示板においてソースの無い発言は価値が無いのだが。
ネットの匿名性を私は支持しているが、その裏をついてステマ、ネガキャンというのはやはり情報を歪める大罪である。ネットの匿名性についてはまたそのうち記事を書こう。



私は杉井先生の作品を買っている。電撃文庫の楽聖少女。何度か感想も書いた。
この事件をもって買わなくなるかと言うとそんなことは無い。もちろん買わなくなる人がいるのも理解できるが。

作者の人格に問題があろうと、作品には罪が無く、作品を書く腕にも関係が無い。
引き合いに出すのもどうかと思うが、大文豪である太宰治など迷惑この上ない性格だった。自殺未遂やら薬物やら。まあ時代もあったのだろうが。
犯罪的嗜好を持つ作家は実際少なくなく、それによって単純に作品の価値を決めるのはナンセンスであると思う。

それでも、作品の価値とは別に買わないという人がいるのは理解できる。
作者の考え方に失望して買わなくなるというのも理解できる。

ただ、私が楽聖少女を読んで面白いと思ったのは事実であり、そこに作者がどうこうというのは入る余地はない。


問題は、これ以上書きつづけられるか、作風に変化をきたさないか、などだが……



他の作家にも疑いはかかっているが、確証がないのでこのブログで名前を挙げることはしない。
2chに書かれてあった作家名(2chの情報は半信半疑で見て、ソースを確認して初めて信用するべきもの)を見ると、かなり私が好きな作家もいる。
だが、例え本当に工作や誹謗中傷に関わっていたとしても私の作品に対する評価は覆らないだろう。

一応こういった事件に対する私のスタンスを書き記しておいた。
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テーマ:雑記 - ジャンル:サブカル

  1. 2013/08/27(火) 10:38:13|
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  4. | コメント:4
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コメント

No title

たまに拝見させてもらってます、普段ROMですが気になったので一言。
太宰のそれとはちょっと違う気がしますねぇ。
自殺未遂や薬物なんかは、とりあえず自分だけで完結してます。
ストレスや悩みの逃げ道としてやったことなんでしょう、ある意味とても人間的とも思える。
対してこの人は、顔を隠して同業者を激しく攻撃しつつ自分の事は賛美するという
卑劣にして下劣極まりない行為を行っていたわけです。
人格に問題とかいうレベルではなく、性根が腐りきってますよ?
赤の他人に対してならともかく、同業や同じコミュニティの人に対してそういう事をするって
思いついたとしたって、普通はやりません、どっかでブレーキがかかります。
人として最底辺の行動だと思いますけどね。
  1. 2013/08/28(水) 02:04:01 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集 ]

Re: No title

> たまに拝見させてもらってます、普段ROMですが気になったので一言。
> 太宰のそれとはちょっと違う気がしますねぇ。
> 自殺未遂や薬物なんかは、とりあえず自分だけで完結してます。
> ストレスや悩みの逃げ道としてやったことなんでしょう、ある意味とても人間的とも思える。
> 対してこの人は、顔を隠して同業者を激しく攻撃しつつ自分の事は賛美するという
> 卑劣にして下劣極まりない行為を行っていたわけです。
> 人格に問題とかいうレベルではなく、性根が腐りきってますよ?
> 赤の他人に対してならともかく、同業や同じコミュニティの人に対してそういう事をするって
> 思いついたとしたって、普通はやりません、どっかでブレーキがかかります。
> 人として最底辺の行動だと思いますけどね。

まあ、太宰先生も自殺未遂で心中相手何人か殺してますが、そういった意味では違うところも多いですね。
杉井先生がどういう意図でやったのかを確定して言うことは出来ませんが、営利目的だとすると、確かに太宰先生より醜いですね。人として最底辺といわれて然るべき行為です。

私が言いたかったのは、犯罪者が書いていたとしても、どんな類の悪人が書いていたとしても、人間として最悪の人類の敵であったとしても、作品の評価には関係が無いという事です。
そりゃまあ、小説の内容と逆の事をしている(読者を騙す行為)ならばまた別かもしれませんが、杉井先生の楽聖少女を読み限りでは、自己中心的というか、自分本位というか、今回の事件のようなことがあって驚きこそすれど矛盾が生じるということは無いように思えます。


太宰先生を引き合いに出したのは単純に有名な犯罪的嗜好を持つ小説家というだけで他意はないです。太宰先生の小説はあの時代の小説では最高の物だと思ってますし。
人間の弱さを書く小説ですが、結局のところ満ち足りた人間は小説を書けないのかもしれません。
昔、2chのどこかで金持ちラノベを書けずという名言が書かれており、それに感心したところもあり、そういった思考が入り混ぜあって太宰先生を思い出した、というのもあります。


この事件で一つ思うのは、やはり流出も氷山の一角ではないかな、ということですね。
2chでは根も葉もない誹謗中傷やステマ、ネガキャンで溢れかえっていることがはっきりわかります。
本当に悪い人間は、例えば工作会社などに依頼して、ばれないようにやっている、ということです。わざわざ作家が自分自身でステマネガキャンをやっていた今回の事例などは非常に効率が悪く馬鹿げた行為です。まあ小説家は部下とかいない職業なので自分でやっていたのでしょうが。

その中でどうすれば有用な情報を抽出できるのか。非常に難しい問題です。
自分自身の目で作品を評価するのが一番ですがどうしても先入観は大きくなります。
何もかも疑わないとダメですね。
  1. 2013/08/28(水) 02:36:35 |
  2. URL |
  3. たていと1 #-
  4. [ 編集 ]

No title

気持ちのいい文章でした。
僕も太宰治好きですがもし彼の作品を読む前に彼の私生活を知っていたとして生理的嫌悪が湧いてしまい読まない、なんてことはないと思います。
おそらく芸術作品すべてにおいて自分の好きなものはその価値が創作者の印象で変化することはないんじゃないかと。
逆に(?)不祥事を起こした食品会社の商品なんかはあまり食べたくないですね。例え害がないとしても。縁起悪いんで。
きっとそれを食べるには強い克己がいるのでしょう。
他人の作った作品に価値をおくということは詰まり自分の抱いた官能に価値をつけることにほかならない。
ある芸術に感動しそこに価値があると言う根拠は百%自分のセンス。
そこに他人事(作家の私生活とか)は入る隙間がない。逆に食べ物は百%私事なんで確固とした理由がなくても引け腰に。
作家の不祥事を理由に彼の作品を買わなくなることは自分のセンスを大切にしてるから?モヤモヤします。作家の不祥事を理由に彼の作品を買わなくなる訳について教えてください。
大したことない理由だったりめんどかったらいいです。

小○嶋隆みたいな文章でカッコいいですね。次も楽しみにしています。駄文ですみません。汚ないと思ったら消しちゃってください。


  1. 2013/08/28(水) 14:32:47 |
  2. URL |
  3. #-
  4. [ 編集 ]

Re: No title

> 気持ちのいい文章でした。
> 僕も太宰治好きですがもし彼の作品を読む前に彼の私生活を知っていたとして生理的嫌悪が湧いてしまい読まない、なんてことはないと思います。
> おそらく芸術作品すべてにおいて自分の好きなものはその価値が創作者の印象で変化することはないんじゃないかと。
> 逆に(?)不祥事を起こした食品会社の商品なんかはあまり食べたくないですね。例え害がないとしても。縁起悪いんで。
> きっとそれを食べるには強い克己がいるのでしょう。
> 他人の作った作品に価値をおくということは詰まり自分の抱いた官能に価値をつけることにほかならない。
> ある芸術に感動しそこに価値があると言う根拠は百%自分のセンス。
> そこに他人事(作家の私生活とか)は入る隙間がない。逆に食べ物は百%私事なんで確固とした理由がなくても引け腰に。
> 作家の不祥事を理由に彼の作品を買わなくなることは自分のセンスを大切にしてるから?モヤモヤします。作家の不祥事を理由に彼の作品を買わなくなる訳について教えてください。
> 大したことない理由だったりめんどかったらいいです。
>
> 小○嶋隆みたいな文章でカッコいいですね。次も楽しみにしています。駄文ですみません。汚ないと思ったら消しちゃってください。

コメントありがとうございます。文章が褒められるのはうれしいです。

えっと、私は、作家の不祥事があってもその作家の作品は買う、と言うスタンスでこの記事を書いたつもりでしたが、回りくどい文章で伝わりにくかったでしょうか。

それとも上のコメントで、「小説の内容と逆の事をしている(読者を騙す行為)ならばまた別かもしれませんが」とか書いたところでしょうか。
これは、作品そのもののテーマがその作家自身により否定された場合などについて想定したものです。例えば働くことの尊さを書く作品の作者が人に仕事を押し付けて遊びほうけていたらこれは作品自体欺瞞以外の何物でもないですね?
しかし、その場合でも、作品自体の価値が真に損なわれるかというと私の中では解決していない問題です。
無限の猿がタイプライターをデタラメに打って、シェイクスピアの「ハムレット」と同じ文章が打ち出されたとしたら、その文章にハムレットと同じ価値はあるかという哲学テーマを思い出しますね。

あるいは、「買わなくなる人がいるのも理解できる」、というところでしょうか。
やはりこの場合だと、社会正義にもとる行動をしでかした人物の作品であり、その本を買うことによって利益がその作家に入るということは悪を助長することになる、と言う考えですね。
清廉潔癖で一理ありますが、やはりその作家の作品に価値を見出しているならばその作家に利益を与えるのは間違った行為ではないと考えています。まあバランスの問題でもありますが。
そもそも一冊でどのくらい利益になるものか、と言う話もありますが、まあ原理主義的な観点ですね。
回りくどくもありますが、例えば幼児ポルノ法などの単純保持禁止というのは似たような論理ですし。まあアレは幼児ポルノの制作自体が犯罪につながるので、また別かもですが。

何かを買うというのは芸術の評価でもありますが、単純に資本主義経済を回す行為でもあります。
そこに倫理を置くというのは必ずしも間違った行為ではないと思います。

私は、結局のところ芸術の評価寄りの人間なので、買うという訳ですかね。
  1. 2013/08/28(水) 15:55:29 |
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  3. たていと1 #-
  4. [ 編集 ]

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